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公開番号2025078062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2024193303
出願日2024-11-01
発明の名称曝気システム
出願人関西化学機械製作株式会社,Bio-energy株式会社
代理人個人
主分類C02F 3/24 20230101AFI20250512BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】 様々な水域の深水部および/または水処理施設における水質を効率良く改善することのできる曝気システムを提供すること。
【解決手段】 本発明の曝気システムは、汚泥水と、鉛直方向に沿って配置された回転軸と、回転軸に装着された少なくとも1つの流液部材を備える。ここで、流液部材は、汚泥水の液面上に位置する吐出部、汚泥水の該液面下に位置する吸液部、および吐出部と吸液部との間を延びる筒状流路を備え、汚泥水における固形分濃度は、汚泥水の質量を基準として0.1質量%以上20質量%以下である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
曝気システムであって
汚泥水と、鉛直方向に沿って配置された回転軸と、該回転軸に装着された少なくとも1つの流液部材を備え、
該流液部材が、該汚泥水の液面上に位置する吐出部、該汚泥水の該液面下に位置する吸液部、および該吐出部と該吸液部との間を延びる筒状流路を備え、
該汚泥水における固形分濃度が、該汚泥水の質量を基準として0.1質量%以上20質量%以下である、曝気システム。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記散液部材が、前記回転軸の軸線に対して前記吸液部が前記吐出部よりも近位に位置するように傾斜して配置されている、請求項1に記載の曝気システム。
【請求項3】
前記散液部材が筒状の形態を有しかつ屈曲している、請求項1に記載の曝気システム。
【請求項4】
前記吐出部が指向する方向と水平方向との間の角度θ

が該水平方向を基準にして-90°≦θ

≦20°である、請求項3に記載の散液デバイス。
【請求項5】
前記回転軸の一端にモータが接続されている、請求項1に記載の散液デバイス。
【請求項6】
前記モータが前記回転軸の下端に接続されている、請求項1に記載の曝気システム。
【請求項7】
前記モータが前記回転軸の上端に接続されている、請求項1に記載の曝気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、曝気システムに関し、より詳細には溶存酸素量の増大による水質改善のための曝気システムに関する、
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ダムや湖沼、河川、堀、海などの水域環境の保全のため、下水処理場、し尿処理場などの水処理施設では、生活排水や汚水(以下、これらをまとめて「処理排水等」ということがある)を活性汚泥で浄化する取り組みが行われている。活性汚泥は、好気性微生物を含む浮遊性の有機汚泥の総称であり、処理される水域中の溶存酸素濃度を高めることにより活性化される。
【0003】
活性汚泥を用いた処理排水等の浄化には、当該処理排水等に対して強制的に空気と接触させることにより、溶存酸素濃度を高める装置またはシステムが提案されている。これらは曝気装置または曝気システムと呼ばれる。
【0004】
例えば、特許文献1は、コンプレッサから送気ホースを介して圧縮空気が送気される散気管と、散気管から放出された圧縮空気の気泡によって生じた上昇流を深層で循環させる本体とを備えた曝気装置を記載している。しかし、このような曝気装置では、圧縮空気を水域の深層まで送給する比較的大規模の機構が必要となる。また、連続的な運用のためには膨大なエネルギーも必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-048616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、様々な水域の深水部および/または水処理施設における水質を効率良く改善することのできる曝気システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、曝気システムであって
汚泥水と、鉛直方向に沿って配置された回転軸と、該回転軸に装着された少なくとも1つの流液部材を備え、
該流液部材が、該汚泥水の液面上に位置する吐出部、該汚泥水の該液面下に位置する吸液部、および該吐出部と該吸液部との間を延びる筒状流路を備え、
該汚泥水における固形分濃度が、該汚泥水の質量を基準として0.1質量%以上20質量%以下である、曝気システムである。
【0008】
1つの実施形態では、上記散液部材は、上記回転軸の軸線に対して上記吸液部が上記吐出部よりも近位に位置するように傾斜して配置されている。
【0009】
1つの実施形態では、上記散液部材は筒状の形態を有しかつ屈曲している。
【0010】
さらなる実施形態では、上記吐出部が指向する方向と水平方向との間の角度θ

は該水平方向を基準にして-90°≦θ

≦20°である。
(【0011】以降は省略されています)

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