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公開番号2025079362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023191924
出願日2023-11-10
発明の名称浄水器用カートリッジ
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C02F 1/28 20230101AFI20250515BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】
浄水吐水形状を選択できる浄水器用カートリッジを提供する。
【解決手段】
本発明の浄水器用カートリッジであれば、浄水出口に吐水切換部を有することで吐水される浄水の形状を選択することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原水入口と浄水出口を有する本体ケース、前記本体ケースの内側に収納されたろ材、および吐水切換部を有する浄水器用カートリッジであって、
前記吐水切換部は、前記本体ケースの外側の前記浄水出口の部分に装着され、当該浄水器用カートリッジから吐出される浄水の吐水形状を変更できる、
浄水器用カートリッジ。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記吐水切換部は、
前記浄水出口に連通する浄水入口と、
前記浄水入口から浄水が流入する流路であって、少なくともストレート吐出口に連通する流路とシャワー吐出口に連通する流路とを有する複数の浄水流路と、
前記複数の浄水流路のうち浄水を流す一つの浄水流路を選択するための弁体部と、
前記弁体部の弁体の位置を操作する吐水操作部と、を有し、
前記吐水操作部を操作することで、当該浄水器用カートリッジから吐出される浄水の吐水形状を変更できる、請求項1に記載の浄水器用カートリッジ。
【請求項3】
前記吐水切換部は、前記本体ケースの前記浄水出口に連通する前記吐水切換部の浄水入口と前記浄水入口に連通するシャワー吐出口を有し、前記本体ケースに着脱可能に装着されており、
前記本体ケースの前記浄水出口はストレート吐水の形状で浄水を吐出し、
前記吐水切換部が前記本体ケースに装着された状態ではシャワー吐水の形状で浄水を吐出し、前記吐水切換部が前記本体ケースから取り外された状態ではストレート吐水の形状で浄水を吐出する、請求項1に記載の浄水器用カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭のキッチンにおいて水道水をろ過する浄水器用カートリッジに関し、さらに詳しくは蛇口の先端に取り付けて使用される蛇口直結型浄水器用カートリッジに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
家庭において水道水を浄化する浄水器が広く利用されている。特に蛇口の先端に取り付けられる蛇口直結型浄水器がその多数を占める。多くの蛇口直結型浄水器は蛇口から供給される水道水の流路を切換えることで原水か浄水かを選択的に吐水する切換器と原水を浄化する浄水器用カートリッジからなる。切換器で浄水用の流路に切換えられた原水は浄水器用カートリッジで浄化されたあと、浄水器用カートリッジから浄水が吐水される形態や浄水器用カートリッジで浄化された浄水が切換器に戻って切換器から浄水が吐水される形態がある。浄水器用カートリッジには、水道水を浄化するための各種ろ材が浄水器用カートリッジに収容されている。水道水中の遊離残留塩素、カビ臭、トリハロメタンを除去する活性炭、鉛を除去するイオン交換体、濁質を除去する中空糸膜などが使用されている。
【0003】
それらのろ材は処理できる総ろ過水量が限られているため、浄水器用カートリッジを定期的に交換しながら、浄水器を継続使用するのが一般的である。
【0004】
浄水器用カートリッジの吐水形状は通常は単一であり、ストレート形状又はシャワー形状である。例えば、開口の小さい容器に浄水を入れる際の浄水吐水はストレート形状が好ましく、食材を洗浄する際は洗浄効果から浄水吐水はシャワー形状が好ましい。従来から浄水吐水形状が選択できることが要望されている。
【0005】
特許文献1には、ストレート及びシャワーの吐出口を共用し、原水と浄水いずれの場合でもストレート吐出とシャワー吐出が可能になり、水の吐出形態は原水ストレート、原水シャワー、浄水ストレートおよび浄水シャワーの4種類になる発明が開示されている。
【0006】
しかしながら、上記発明は浄水であっても、原水であっても吐出口が共用であることから使用者が選択している吐水モードが原水か浄水かの判別が分かりにくいという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-205031
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来の技術における上記の問題点に鑑み、蛇口直結型浄水器に取り付けられる浄水器用カートリッジにおいて、浄水吐水形状を選択可能とする蛇口直結型浄水器用カートリッジを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明の浄水器用カートリッジは、以下の特徴を有する。
(1)原水入口と浄水出口を有する本体ケース、前記本体ケースの内側に収納されたろ材、および吐水切換部を有する浄水器用カートリッジであって、
前記吐水切換部は、前記本体ケースの外側の前記浄水出口の部分に装着され、当該浄水器用カートリッジから吐出される浄水の吐水形状を変更できる、
浄水器用カートリッジ。
(2)前記吐水切換部は、
前記浄水出口に連通する浄水入口と、
前記浄水入口から浄水が流入する流路であって、少なくともストレート吐出口に連通する流路とシャワー吐出口に連通する流路とを有する複数の浄水流路と、
前記複数の浄水流路のうち浄水を流す一つの浄水流路を選択するための弁体部と、
前記弁体部の弁体の位置を操作する吐水操作部と、を有し、
前記吐水操作部を操作することで、当該浄水器用カートリッジから吐出される浄水の吐水形状を変更できる、(1)に記載の浄水器用カートリッジ。
(3)前記吐水切換部は、前記本体ケースの前記浄水出口に連通する前記吐水切換部の浄水入口と前記浄水入口に連通するシャワー吐出口を有し、前記本体ケースに着脱可能に装着されており、
前記本体ケースの前記浄水出口はストレート吐水の形状で浄水を吐出し、
前記吐水切換部が前記本体ケースに装着された状態ではシャワー吐水の形状で浄水を吐出し、前記吐水切換部が前記本体ケースから取り外された状態ではストレート吐水の形状で浄水を吐出する、(1)に記載の浄水器用カートリッジ。
【発明の効果】
【0010】
本発明の浄水器用カートリッジによれば、使用者は一つの浄水器用カートリッジで、複数の浄水吐水形状を選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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