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公開番号
2025080187
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193265
出願日
2023-11-13
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
50/00 20060101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両が移動可能な状態で駐車され且つバッテリあがりが抑制される、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】電源オフ操作が行われた場合に自動的にPレンジに切り替えた後に電源70をオフする自動P切替機能を備える車両10の、電子制御装置90であって、所定の特殊操作により自動P切替機能が無効化された状態で電源オフ操作が行われた場合には、Nレンジの状態とされ且つ電源70が電装品への電力供給を断った状態でオフされる。これにより、車両10が移動可能な状態で駐車され且つ電源70のバッテリあがりが抑制される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源オフ操作が行われた場合に自動的にPレンジに切り替えた後に電源をオフする自動P切替機能を備える、車両の制御装置であって、
所定の特殊操作により前記自動P切替機能が無効化された状態で前記電源オフ操作が行われた場合には、Nレンジの状態とされ且つ前記電源が電装品への電力供給を断った状態でオフされる
ことを特徴とする車両の制御装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記電源がオフされた後に電源オン操作が行われた場合には、前記電源がオンされるとともに前記自動P切替機能が有効化される
ことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記電源オフ操作が行われた時点から所定の期間経過前且つ運転者が降車する前は、Nレンジであることを示す車両状態表示を表示し、
前記所定の期間の経過後及び前記運転者が降車した後の少なくとも一方となった場合には、前記車両状態表示を消灯する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記所定の特殊操作は、前記自動P切替機能を実現させるシフトバイワイヤ装置の操作子の操作と車輪に制動力を付与する電動パーキングブレーキの作動モードの選択操作との組み合わせ、又は、前記自動P切替機能を無効化させるメニューが表示装置に表示された後に前記メニューから入力装置を介して前記自動P切替機能の無効化が選択される操作、の少なくとも一方である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
前記入力装置を介して前記自動P切替機能の無効化が選択される操作は、前記車両の車速が所定の車速値以下である場合には可能とされ、そうでない場合には不可とされる
ことを特徴とする請求項4に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
電源オフ操作が行われた場合に自動的にPレンジに切り替えた後に電源をオフする自動P切替機能を備える、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電源オフ操作が行われた場合に自動的にPレンジに切り替えた後に電源をオフする自動P切替機能を備える、車両の制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1では、シフトレバーが操作されてNレンジとされ、再度シフトレバーが操作されてN位置で一定時間保持された後に、電源オフ操作が行われる場合、自動P切替機能が無効化された状態で電源がオフされる。この場合、Nレンジが維持されるとともに、車両走行に関係する走行用機器への電力供給が断たれ且つ表示装置など一部の電装品が利用できる状態すなわち所謂ACC電源がオン状態で電源がオフされる。すなわち、電源は、電装品への電力供給が行われた状態でオフされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-127947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一部の国では、駐車場を有効活用するため、駐車した車両の前に他の車両が縦列駐車される場合がある。この場合、駐車した車両を発進させるためには、縦列駐車した他の車両が邪魔になるため、他の車両を移動させる必要がある。他の車両の自動P切替機能が無効状態で電源オフ操作が行われた場合には、その他の車両を移動させることが可能であるが、電源が電装品への電力供給が維持された状態となっている。そのため、他の車両が長期間駐車された場合には、電源に蓄えられていた電力が消費されてバッテリあがりが発生するおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両が移動可能な状態で駐車され且つバッテリあがりが抑制される、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、電源オフ操作が行われた場合に自動的にPレンジに切り替えた後に電源をオフする自動P切替機能を備える、車両の制御装置であって、所定の特殊操作により前記自動P切替機能が無効化された状態で前記電源オフ操作が行われた場合には、Nレンジの状態とされ且つ前記電源が電装品への電力供給を断った状態でオフされることにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、所定の特殊操作により前記自動P切替機能が無効化された状態で前記電源オフ操作が行われた場合には、Nレンジの状態とされ且つ前記電源が電装品への電力供給を断った状態でオフされる。これにより、Nレンジの状態とされることで車両が移動可能な状態で駐車され、電源が電装品への電力供給を断った状態でオフされることでバッテリあがりが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置を備える車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
図1に示すパーキングロック装置の構成を説明する斜視図である。
自動EPB機能を有効とする条件を切り替えるための、シフトレバー及びEPBスイッチの操作による所定の特殊操作の例について説明する図である。
自動EPB機能を有効とする条件を切り替えるための、操作スイッチの操作による所定の特殊操作の例について説明する図である。
図1に示す電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの一例である。
Nレンジ電源オフ制御の実行例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90を備える車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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