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公開番号
2025080188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193266
出願日
2023-11-13
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
10/02 20060101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】低車速の場合や要求駆動トルクが低い場合でも触媒の暖機にかかる時間を短縮して排気浄化性能の悪化を抑制できる、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両10は、エンジン12及び電動機MGと、エンジン12と電動機MGとの間の動力伝達を断接するクラッチK0と、電動機MGと一対の駆動輪14との間の動力伝達を断接するクラッチWSCと、電動機MGとの間で電力を授受するバッテリ64と、を備える。電子制御装置90は、エンジン12の排気を浄化する触媒54の暖機中は、クラッチK0を係合状態に制御するとともに、バッテリ64の充電状態値SOC、バッテリ64の充電可能電力Win、クラッチWSCの温度と同値のプレート温度THplt、及びクラッチWSCの出力側回転速度である入力軸回転速度Ninに基づいて算出されたスリップ量SLPでクラッチWSCをスリップ状態に制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジン及び電動機と、前記エンジンと前記電動機との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、前記電動機と一対の駆動輪との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、前記電動機との間で電力を授受するバッテリと、を備える車両の、制御装置であって、
前記エンジンの排気を浄化する触媒の暖機中は、前記第1クラッチを係合状態に制御するとともに、前記バッテリの充電状態値、前記バッテリの充電可能電力、前記第2クラッチの温度、及び前記第2クラッチの出力側回転速度に基づいて算出されたスリップ量で前記第2クラッチをスリップ状態に制御する
ことを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
エンジンと電動機との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、電動機と一対の駆動輪との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、を備える車両の、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンと電動機との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、電動機と一対の駆動輪との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、を備える車両が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-106710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された車両では、第1クラッチ及び第2クラッチがいずれも係合状態である場合には、車速と自動変速機の変速比でエンジン回転速度が一意に定まる。そのため、低車速の場合や要求駆動トルクが低い場合には、エンジン負荷が減りエンジンの排気を浄化する触媒の暖機に時間がかかって排気浄化性能が悪化してしまう。一方、第2クラッチが解放状態である場合には、エンジンはその摩擦分しかパワーを出力させることができないため、やはり触媒の暖機に時間がかかって排気浄化性能が悪化してしまう。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、低車速の場合や要求駆動トルクが低い場合でも触媒の暖機にかかる時間を短縮して排気浄化性能の悪化を抑制できる、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、エンジン及び電動機と、前記エンジンと前記電動機との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、前記電動機と一対の駆動輪との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、前記電動機との間で電力を授受するバッテリと、を備える車両の、制御装置であって、前記エンジンの排気を浄化する触媒の暖機中は、前記第1クラッチを係合状態に制御するとともに、前記バッテリの充電状態値、前記バッテリの充電可能電力、前記第2クラッチの温度、及び前記第2クラッチの出力側回転速度に基づいて算出されたスリップ量で前記第2クラッチをスリップ状態に制御することにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、前記エンジンの排気を浄化する触媒の暖機中は、前記第1クラッチが係合状態に制御されるとともに、前記バッテリの充電状態値、前記バッテリの充電可能電力、前記第2クラッチの温度、及び前記第2クラッチの出力側回転速度に基づいて算出されたスリップ量で前記第2クラッチがスリップ状態に制御される。これにより、低車速の場合や要求駆動トルクが低い場合でも触媒の暖機にかかる時間が短縮され排気浄化性能の悪化が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置を備える車両の概略構成図であるとともに、車両における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
図1に示す電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90を備える車両10の概略構成図であるとともに、車両10における各種制御のための制御機能の要部を表す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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