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公開番号2025080594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193851
出願日2023-11-14
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250519BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より簡単な手法で読取手段の傾きを補正する。
【解決手段】画像形成装置は、シートを既定の搬送方向に搬送し、シートに画像を形成する。画像形成装置は、第一テスト画像をシートに形成し、読取手段に、シートから第一テスト画像を読み取らせる。画像形成装置は、第一テスト画像の読取結果に基づき搬送手段に対する読取手段の傾きを補正する。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
シートを既定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シートに画像を形成する形成手段と、
前記形成手段により第一テスト画像を形成され、前記搬送手段により搬送される前記シートから、当該第一テスト画像を読み取る読取手段と、
前記第一テスト画像の読取結果に基づき前記搬送手段に対する前記読取手段の傾きを補正する補正手段と、
を有する画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記補正手段は、
前記シートに形成される少なくとも二つの前記第一テスト画像に基づき前記読取手段の傾きを取得する取得手段を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記取得手段は、
前記シートの搬送方向において前記シートの先端側に形成される二つの前記第一テスト画像に基づき前記シートの先端側における第一傾きを演算する第一演算手段と、
前記シートの搬送方向において前記シートの後端側に形成される二つの前記第一テスト画像に基づき前記シートの後端側における第二傾きを演算する第二演算手段と、
前記第一傾きと前記第二傾きとに基づき前記読取手段の傾きを演算する第三演算手段と、を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第一演算手段は、前記シートの先端側に形成される前記二つの第一テスト画像についての第一座標と第二座標とを演算し、前記第一座標と前記第二座標との間のアークタンジェントを演算することで、前記第一傾きを演算するように構成されている、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第二演算手段は、前記シートの後端側に形成される前記二つの第一テスト画像についての第三座標と第四座標とを演算し、前記第三座標と前記第四座標との間のアークタンジェントを演算することで、前記第二傾きを演算するように構成されている、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第三演算手段は、前記第一傾きと前記第二傾きとの統計値を前記読取手段の傾きとして演算する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記形成手段は、前記第一テスト画像とともに、前記形成手段の画像形成不良を検知するための第二テスト画像を前記シートに形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記形成手段は、前記シートの後端側に少なくとも二つの前記第一テスト画像を形成するとともに、前記形成手段の画像形成不良を検知するための第二テスト画像を前記シートに形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記形成手段は、前記シートの先端側に少なくとも二つの前記第一テスト画像を形成するとともに、前記形成手段の画像形成不良を検知するための第二テスト画像を前記シートに形成する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記補正手段は、
前記シートに形成される前記少なくとも二つの第一テスト画像に基づき前記読取手段の傾きを取得する取得手段を有する、請求項8または9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、オフセット印刷が主流であった商用印刷市場にも電子写真方式またはインクジェット方式が普及しつつある。商用印刷市場において電子写真方式またはインクジェット方式のプリンタがさらに普及するためには、オフセット印刷方式と同等の画像品質を達成しなければならない。そのため、このような画像形成装置は、画像形成装置のキャリブレーションに用いられるテストシートを搬送路に沿って搬送しながら読み取るため、読取装置を備える。
【0003】
特許文献1に記載の画像形成装置は、シートにテスト画像を形成し、画像読取装置によりテスト画像を読み取り、読取結果に基づきシートに形成される画像のレジずれ(画像形成位置のずれ)を補正するレジ調整を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-167990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、読取手段の取り付け位置が搬送方向と直交する方向に対して傾いて配置されていると、読取手段により検出された画像が平行四辺形に歪んでしまい、キャリブレーションを高精度に実施することができないという問題があった。そこで、本発明は読取手段の傾きを補正することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、たとえば、
シートを既定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シートに画像を形成する形成手段と、
前記形成手段により第一テスト画像を形成され、前記搬送手段により搬送される前記シートから、当該第一テスト画像を読み取る読取手段と、
前記第一テスト画像の読取結果に基づき前記搬送手段に対する前記読取手段の傾きを補正する補正手段と、
を有する画像形成装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、読取手段の傾きを補正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の概略図
プリントモジュールを説明する図
ベルトユニットを説明する図
記録ヘッドの構造を説明する斜視図
記録ヘッドの位置決めを説明する図
位置決め構造を説明する図
インラインスキャナを説明する図
位置補正と倍率補正を説明する図
テスト画像を説明する図
インラインスキャナの傾きを取得する方法を説明する図
インラインスキャナの傾きを取得する方法を説明する図
コントローラを説明する図
補正部を説明する図
傾き取得部を説明する図
画像処理基板を説明する図
インラインスキャナの傾きを取得する方法を示すフローチャート
テスト画像を説明する図
テスト画像を説明する図
インラインスキャナの傾きを取得する方法を示すフローチャート
インラインスキャナの傾きを取得する方法を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<実施例1>
(1)画像形成装置
図1は、インクジェット記録装置100の概略構成の一例を示す模式図である。なお、Z方向はインクジェット記録装置100の高さ方向である。Y方向はシートの搬送方向と平行である。X方向はシートSの幅方向である。X方向はシートSの搬送方向(Y方向)に直交する方向もある。なお、シートSの幅方向は主走査方向とよばれることがある。シートSの搬送方向と平行な方向は副走査方向と呼ばれることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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