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公開番号2025080593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193850
出願日2023-11-14
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250519BHJP(電気通信技術)
要約【課題】積載部に排出されたシートの視認性、シートの取り出し容易性、操作部の視認性および操作部の操作性を両立する。
【解決手段】画像読取装置は、支持部材により画像形成部の上方に位置するように、支持される。積載部は、画像読取装置と画像形成部との間に設けられている。操作部は、画像形成装置の正面側において画像読取装置によって支持されている。画像形成装置の幅方向において、操作部の第一端部が画像形成部の側面に対して画像形成部の外側に突出している。画像形成装置の幅方向において、第一端部と対向する操作部の第二端部が画像形成部の側面に対して画像形成部の内側に位置している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
原稿を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置の下方に設けられ、画像をシート上に形成する画像形成部と、
前記画像形成装置の高さ方向において、前記画像読取装置と前記画像形成部との間に設けられ、前記画像形成部の上方に配置された前記画像読取装置を支持する支持部材と、
前記画像形成装置の高さ方向において、前記画像読取装置と前記画像形成部との間に設けられ、かつ、前記支持部材の隣に設けられ、前記画像形成部から排出される前記シートを積載する積載部と、
前記画像形成部に設けられ、前記画像形成部から前記シートを前記積載部に排出する排出部と、
前記画像形成部または前記画像読取装置の少なくともいずれかを操作するための入力を受け付け、前記画像形成装置の正面側において前記画像読取装置によって支持される操作部と、を有し、
前記画像読取装置が、前記画像読取装置の正面側が前記画像形成部に対して近い第一の位置と、前記画像読取装置の前記正面側が前記画像形成部に対して離間する第二の位置と、の間で移動自在となるように、前記支持部材は前記画像読取装置を支持しており、
前記画像形成装置の幅方向において、前記操作部の第一端部が前記画像形成部の一方の側面に対して前記画像形成部の外側に突出しており、
前記画像形成装置の幅方向において、前記第一端部と対向する前記操作部の第二端部が前記画像形成部の前記一方の側面に対して前記画像形成部の内側に位置している、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記画像読取装置を前記画像形成部に対して回動可能に支持するヒンジ機構を有し、前記ヒンジ機構により、前記画像読取装置は、前記第一の位置と前記第二の位置との間で移動自在に支持されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記積載部は、前記画像形成装置の幅方向において第一積載端と第二積載端とを有し、前記第一積載端と前記第一端部との間の距離は、前記第二積載端と前記第一端部との間の距離よりも短く、
前記画像形成装置の幅方向において、前記第二端部と前記第一積載端との間の距離は、前記第二端部と前記第二積載端との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第二端部は、前記画像形成装置の幅方向において前記第一積載端と前記第一端部との間に位置している、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第二端部は、前記画像形成装置の幅方向において、前記第一積載端と前記第二積載端との間に位置している、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成装置の幅方向において、前記第二端部と前記第一積載端との間の距離は、前記第二端部と前記積載部の中心位置との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記排出部は、前記画像形成装置の背面側から正面側に向かう方向に前記シートを排出する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成装置の幅方向において、前記画像読取装置は第一側面と第二側面とを有し、
前記第一側面と前記第一積載端までの距離は、前記第二側面と前記第一積載端までの距離よりも短く、
前記画像形成装置の幅方向において、前記画像読取装置の前記第一側面が、前記画像形成部の前記一方の側面に対して前記画像形成部の外側に位置している、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像読取装置は、
前記原稿を支持し、かつ、透光性を有する透光板と、
前記透光板により指示される前記原稿を読み取る画像センサと、
前記原稿を1枚ずつ前記透光板の上に給送する原稿給送装置と、を有し、
前記画像形成装置の幅方向において、前記原稿給送装置の給送口と前記操作部の前記第一端部との間の距離は、前記原稿給送装置の前記給送口と前記画像形成部の前記一方の側面に対向する他方の側面との間の距離よりも短い、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記操作部は、前記画像読取装置の筐体に対して一体化されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
画像読取装置により読み取られた画像を、画像形成部によりシート上に形成し、画像形成部の上部に設けられた積載部にシートを排出する画像形成装置が知られている。特許文献1によれば、画像形成部に対して回動可能に取り付けられた画像読取装置を有する画像形成装置が提案されている。これにより、画像形成装置の小型化と排出されたシートの取り出しやすさとが両立されるという。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-157991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置では、操作部が積載部の上方に覆いかぶさるように配置されている。そのため、ユーザは、操作部に視野を遮られて排出されたシートを視認しにくかった。特に小さなシートはユーザから見えない。ユーザがシートを取り出すことを操作部が妨げることもあろう。操作部を小型化すれば、積載部に排出されたシートを視認しやすくなろう。しかし、それと引き換えに、操作部の操作性が低下したり、操作部に表示された情報の視認が困難になったりするであろう。そこで、本発明は、積載部に排出されたシートの視認性、シートの取り出し容易性、操作部の視認性および操作部の操作性を両立することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、たとえば、画像形成装置であって、
原稿を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置の下方に設けられ、画像をシート上に形成する画像形成部と、
前記画像形成装置の高さ方向において、前記画像読取装置と前記画像形成部との間に設けられ、前記画像形成部の上方に配置された前記画像読取装置を支持する支持部材と、
前記画像形成装置の高さ方向において、前記画像読取装置と前記画像形成部との間に設けられ、かつ、前記支持部材の隣に設けられ、前記画像形成部から排出される前記シートを積載する積載部と、
前記画像形成部に設けられ、前記画像形成部から前記シートを前記積載部に排出する排出部と、
前記画像形成部または前記画像読取装置の少なくともいずれかを操作するための入力を受け付け、前記画像形成装置の正面側において前記画像読取装置によって支持される操作部と、を有し、
前記画像読取装置が、前記画像読取装置の正面側が前記画像形成部に対して近い第一の位置と、前記画像読取装置の前記正面側が前記画像形成部に対して離間する第二の位置と、の間で移動自在となるように、前記支持部材は前記画像読取装置を支持しており、
前記画像形成装置の幅方向において、前記操作部の第一端部が前記画像形成部の一方の側面に対して前記画像形成部の外側に突出しており、
前記画像形成装置の幅方向において、前記第一端部と対向する前記操作部の第二端部が前記画像形成部の前記一方の側面に対して前記画像形成部の内側に位置している、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、積載部に排出されたシートの視認性、シートの取り出し容易性、操作部の視認性および操作部の操作性が両立可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置を説明する正面図である。
画像形成装置を説明する左側面図である。
画像形成装置を説明する背面図である。
画像形成装置を説明する右側面図である。
画像形成部の内部を説明する模式的な断面図である。
画像読取装置が開いた状態を説明する正面図である。
画像読取装置が開いた状態と保持機構を説明する左側面図である。
操作部を説明する図である。
画像読取装置が開いた状態を示す斜視図である。
変形例を説明する正面図である。
変形例を説明する平面図である。
変形例を説明する正面図である。
変形例を説明する平面図である。
変形例を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<実施例1>
(1)画像形成装置100の外部構造
図1は画像形成装置100の正面(前面)を示す正面図である。図2は画像形成装置100の左側面を示す側面図である。図3は画像形成装置100の背面を示す背面図である。図4は画像形成装置100の右側面を示す右側面図である。図5は画像形成部110の内部構造を説明するための模式的な断面図である。X方向は画像形成装置100の幅方向を示す。Y方向は画像形成装置100の奥行方向を示す。Z方向は画像形成装置100の高さ方向を示す。
【0010】
図1から図4が示すように、画像形成装置100は、画像形成部110と画像読取装置150とを有している。画像形成部110は、画像読取装置150により取得された原稿の画像データに基づき、シートSに画像を形成する。図1から図4が示すように、画像形成部110の筐体は、前面110a、左側面110b、背面110c(図3)、および右側面110dを有している。画像形成部110の上部には左桁102と右桁103とが設けられている。左桁102と右桁103は画像読取装置150を支持する支持部材として機能する。左桁102の筐体は、前面102a、左側面102b、背面102c(図3)、および右側面102dを有している。右桁103の筐体は、前面103a、左側面103b、背面103c(図3)、および右側面103dを有している。左桁102と右桁103との間には、画像形成部110から排出されるシートSを積載する排出積載部101が設けられている。図5が示すように、排出積載部101の積載面は、画像形成部110の前面110aから背面110cに向かって下り勾配を有するスロープ面を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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