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公開番号
2025085230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198952
出願日
2023-11-24
発明の名称
田植機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
A01B
63/10 20060101AFI20250529BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】田植機において、油圧シリンダにおける作動油の急激な圧力変動を抑制し、制御弁の故障を抑制する。
【解決手段】田植機1は、機体10と、苗の植付装置20と、機体10に対して植付装置20を上下方向へ変位可能に支持するリンク機構14と、作動油が供給される油室51を有し、植付装置20を変位させる力をリンク機構14に付与する油圧シリンダ15と、油圧配管62を介して油室51に作動油を供給する油圧ポンプ61と、油圧配管62における作動油の流れ方向を切り換える制御弁63と、油室51に連通されるアキュムレータ64と、を備え、アキュムレータ64は、油圧シリンダ15に直付けされ、かつ、油圧シリンダ15から水平方向に突出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機体と、
苗の植付装置と、
前記機体に対して前記植付装置を上下方向へ変位可能に支持するリンク機構と、
作動油が供給される油室を有し、前記植付装置を変位させる力を前記リンク機構に付与する油圧シリンダと、
油圧配管を介して前記油室に作動油を供給する油圧ポンプと、
前記油圧配管における作動油の流れ方向を切り換える制御弁と、
前記油室に連通されるアキュムレータと、
を備える田植機であって、
前記アキュムレータは、前記油圧シリンダに直付けされ、かつ、前記油圧シリンダから水平方向に突出する、田植機。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記油圧シリンダは、前記油室を有するシリンダを備え、
前記シリンダは、前記油室に連通するポートを備え、
前記ポートは、前記シリンダの外周面から径方向外側に突出され、
前記アキュムレータは、水平方向に向けられた前記ポートに接続される、請求項1記載の田植機。
【請求項3】
前記ポートは、
前記アキュムレータが接続される第1接続口と、
前記油圧配管が接続される第2接続口と、を含む、請求項2記載の田植機。
【請求項4】
前記第1接続口が有する第1の中心軸は、前記シリンダの軸方向に直交し、
前記第2接続口が有する第2の中心軸は、前記シリンダの軸方向に平行である、請求項3記載の田植機。
【請求項5】
前記油室は、
前記植付装置を上側へ変位させるときに作動油が供給される第1の前記油室と、
前記植付装置を下側へ変位させるときに作動油が供給される第2の前記油室と、
を含み、
前記アキュムレータは、前記第1の油室に連通される、請求項1又は請求項2記載の田植機。
【請求項6】
前記油圧シリンダは、
ピストンと、
前記ピストンの軸方向に延びて設けられるピストンロッドと、
を備えると共に、前記ピストンロッドが前記リンク機構に連結され、
前記リンク機構は、前記ピストンロッドが連結されるブラケットをさらに備え、
前記ピストンロッド及び前記ブラケットは、互いに連結された状態において相対位置の変化が生じない連結構造を有する、請求項1又は請求項2記載の田植機。
【請求項7】
前記油圧シリンダは、
前記ピストンロッドを短縮させるときに作動油が供給される第1の前記油室と、
前記ピストンロッドを伸長させるときに作動油が供給される第2の前記油室と、
を含み、
前記アキュムレータは、前記第1の油室に連通される、請求項6記載の田植機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、田植機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示されるように、苗載せ台に載置された苗を田面へ植え付ける植付装置を備えた田植機が知られている。前記田植機において、植付装置は、機体に対してリンク機構を介して上下方向へ変位可能に支持されている。前記植付装置は、油圧シリンダによってリンク機構の姿勢を変更することによって、上下方向に変位される。
【0003】
従来の植付装置は、リンク機構と油圧シリンダとの間に圧縮バネ等の弾性部材を介設する構成が広く採用される。前記植付装置は、石等の障害物に衝突し上下方向へ急激に変位した場合、その変位を弾性部材によって吸収する。前記植付装置は、油圧シリンダ内の油室における作動油の急激な圧力変動を前記弾性部材によって抑制する。従来の田植機は、このような構成により、油圧シリンダに作動油を供給する制御弁の故障を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-40811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、弾性部材によって植付装置の変位を吸収する従来の構成は、吸収できる変位の大きさに限界があり、油圧シリンダにおける作動油の急激な圧力変動を抑制することができない場合があった。このため、従来の田植機は、制御弁の故障を確実に防ぐことが困難であった。
【0006】
本開示は、田植機において、油圧シリンダにおける作動油の急激な圧力変動を抑制し、制御弁の故障を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の作業機は、田植機は、機体と、苗の植付装置と、前記機体に対して前記植付装置を上下方向へ変位可能に支持するリンク機構と、作動油が供給される油室を有し、前記植付装置を変位させる力を前記リンク機構に付与する油圧シリンダと、油圧配管を介して前記油室に作動油を供給する油圧ポンプと、前記油圧配管における作動油の流れ方向を切り換える制御弁と、前記油室に連通されるアキュムレータと、を備え。前記アキュムレータは、前記油圧シリンダに直付けされ、かつ、前記油圧シリンダから水平方向に突出する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、田植機において、油圧シリンダにおける作動油の急激な圧力変動を抑制し、制御弁の故障を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る田植機を示す左側面図である。
図2は、リンク機構周りの構成を示す部分斜視図である。
図3は、油圧シリンダ周りの構成を示す部分斜視図である。
図4は、油圧シリンダに関する油圧回路図である。
図5は、リンク機構及び油圧シリンダの周辺部を示す部分平面図である。
図6は、リンク機構及び油圧シリンダの周辺部を示す部分背面図である。
図7は、ピストンロッド及びブラケットの連結構造を示す部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の田植機は、機体と、苗の植付装置と、前記機体に対して前記植付装置を上下方向へ変位可能に支持するリンク機構と、作動油が供給される油室を有し、前記植付装置を変位させる力を前記リンク機構に付与する油圧シリンダと、油圧配管を介して前記油室に作動油を供給する油圧ポンプと、前記油圧配管における作動油の流れ方向を切り換える制御弁と、前記油室に連通されるアキュムレータと、を備える。前記アキュムレータは、前記油圧シリンダに直付けされ、かつ、前記油圧シリンダから水平方向に突出する。
(【0011】以降は省略されています)
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