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公開番号
2025081022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194496
出願日
2023-11-15
発明の名称
プリンタサーバ、異常判断方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約
【課題】機器が接続されているAC電源の異常を検出すること。
【解決手段】本発明は、複数の機器と有線LAN又は無線LANを介して通信するプリントサーバであって、前記複数の機器が接続されているAC電源に関する特性値を、前記複数の機器から受信する通信部と、前記プリントサーバと同じ前記有線LAN又は無線LANに接続されている前記複数の機器を1つの群として、前記群ごとに前記特性値を解析する解析部と、前記解析部による解析結果に基づいて、前記AC電源に異常があるかどうか判断する異常判断部と、を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の機器と有線LAN又は無線LANを介して通信するプリントサーバであって、
前記複数の機器が接続されているAC電源に関する特性値を、前記複数の機器から受信する通信部と、
前記プリントサーバと同じ前記有線LAN又は前記無線LANに接続されている前記複数の機器を1つの群として、前記群ごとに前記特性値を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づいて、前記AC電源に異常があるかどうか判断する異常判断部と、
を有するプリントサーバ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記解析部は、前記群ごとに前記特性値の統計値を算出し、
前記異常判断部は、前記統計値に基づいて前記AC電源に異常があるかどうか判断する請求項1に記載のプリントサーバ。
【請求項3】
前記解析部は、前記複数の機器から受信した前記特性値の積算値を時系列に算出し、
前記異常判断部は、前記群に含まれる前記複数の機器のうち一定割合以上の前記機器の前記特性値の積算値が同じタイミングで増えている場合、前記AC電源に異常があると判断する請求項1に記載のプリントサーバ。
【請求項4】
前記特性値は、前記機器が有する第1の部品と第2の部品の間で行われる通信リトライ回数である請求項1~3のいずれか1項に記載のプリントサーバ。
【請求項5】
前記複数の機器は、同じ系統の前記AC電源に接続されている請求項1に記載のプリントサーバ。
【請求項6】
前記通信部は、前記有線LANを介して前記複数の機器と通信しており、
前記プリントサーバ及び前記複数の機器のネットワークアドレスが同一の場合、
前記複数の機器を、同じ系統のAC電源に接続されている1つの群として特定する群特定部を有する請求項5に記載のプリントサーバ。
【請求項7】
前記通信部は、前記無線LANのアクセスポイントを介して前記複数の機器と通信しており、
前記通信部は、前記特性値と共に、アクセスポイントに関する情報を前記複数の機器から受信し、
前記複数の機器の前記アクセスポイントに関する情報が同一の場合、前記複数の機器を、同じ系統のAC電源に接続されている1つの群として特定する群特定部を有する請求項5に記載のプリントサーバ。
【請求項8】
前記異常判断部が、前記AC電源に異常があると判断した場合、前記AC電源に異常がある旨を前記複数の機器に通知する通知部を有する請求項1に記載のプリントサーバ。
【請求項9】
一方の群に属する機器の前記特性値の積算値が、他方の群に属する複数の機器の前記特性値の積算値が増えるタイミングと同じ場合、
前記一方の群に属する機器が、前記他方の群に属すると判断する請求項3に記載のプリントサーバ。
【請求項10】
複数の機器と有線LAN又は無線LANを介して通信するプリントサーバが行う異常判断方法であって、
前記複数の機器が接続されているAC電源に関する特性値を、前記複数の機器から受信する処理と、
前記プリントサーバと同じ前記有線LAN又は無線LANに接続されている前記複数の機器を1つの群として、前記群ごとに前記特性値を解析する処理と、
前記解析する処理による解析結果に基づいて、前記AC電源に異常があるかどうか判断する処理と、
を行う異常判断方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタサーバ、異常判断方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置などの機器の異常を検出する技術が知られている。機器の異常は様々だが、例えば画像形成装置に異常が生じると、印刷できないなどの支障を来す。
【0003】
機器から取得した情報を統計的に処理して異常がある機器を特定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、複数のプリンタを複数のグループに分類し、複数のプリンタから印刷量情報を取得し、各グループについて印刷量の基準値を算出し、基準値に基づき印刷量が少ないプリンタを抽出し、抽出された各プリンタについて、プリンタのエラー履歴情報に基づき、異常が発生しているプリンタであるか否かを判断する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、機器が接続されているAC電源に異常があるかどうか判断されていないという問題がある。機器に電力を供給するAC電源に例えばノイズが重畳しているなどAC電源の状態がよくない場合、機器が誤動作を起こすおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、機器が接続されているAC電源の異常を検出できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、複数の機器と有線LAN又は無線LANを介して通信するプリントサーバであって、前記複数の機器が接続されているAC電源に関する特性値を、前記複数の機器から受信する通信部と、前記プリントサーバと同じ前記有線LAN又は無線LANに接続されている前記複数の機器を1つの群として、前記群ごとに前記特性値を解析する解析部と、前記解析部による解析結果に基づいて、前記AC電源に異常があるかどうか判断する異常判断部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、機器が接続されているAC電源の異常を検出する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
異常があるAC電源の一例を説明する図である。
メイン制御PCBとADF制御PCBとの間の通信にAC電源が影響することを説明する図である。
複数の画像形成装置を群として捉え、クラウドサーバが群の傾向を分析することで、AC電源の状態を判断する方法を説明する図である。
AC電源の異常の検出方法の概略を説明する図である。
機器通信システムの構成図の一例である。
プリントサーバのハードウェア構成図の一例である。
画像形成装置のハードウェア構成図の一例である。
画像形成装置及びプリントサーバの機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
機器情報記憶部に記憶されている機器情報の一例を示す図である。
回数記憶部に記憶されている通信リトライ回数情報の一例を示す図である。
本実施形態におけるAC電源の異常の検出方法を説明する図である。
プリントサーバが、画像形成装置に接続されているAC電源の異常を検出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
任意の画像形成装置が表示したAC電源異常通知メッセージの一例を示す図である。
プリントサーバが画像形成装置と無線LANで通信する場合の機器通信システムの構成例を示す図である。
プリントサーバが、画像形成装置に接続されているAC電源の異常を検出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
通信リトライ回数の積算値に基づくAC電源の異常の検出方法を説明する図である。
画像形成装置及びプリントサーバの機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
プリントサーバが、画像形成装置に接続されているAC電源の異常を検出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、機器通信システム及び機器通信システムが行う異常判断方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<設置環境のAC電源とその異常について>
まず、図1~図3を参照し、設置環境のAC電源に異常が生じた場合の検出方法について補足する。図1は、異常があるAC電源の一例を説明する図である。図1(a)は正常なAC電源であり、図1(b)はノイズ201が重畳された異常な状態のAC電源である。画像形成装置の設置環境においてAC電源に例えばノイズ201が重畳しているなど、AC電源の状態がよくない場合、画像形成装置20が誤動作を起こすおそれがある。このため、AC電源の異常を検出する方法が考案されている。図1(b)のようなAC電源の異常の検出方法の1つとして、通信リトライ回数の多さで判断する方法が知られている。図2を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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