TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025082364
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195629
出願日2023-11-17
発明の名称操作レバー及び建設機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250522BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供する。
【解決手段】
建設機械1の操作レバー30は、機体に対するブーム20の回動動作を操作可能なブーム操作部32と、ブーム20に対するアーム21の回動動作を操作可能なアーム操作部33と、アタッチメント22の動作を操作可能なアタッチメント操作部34と、機体に対するブーム20のスイング動作を操作可能なスイング操作部35と、を一体的に接続して構成される。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
建設機械の操作レバーであって、
機体に対するブームの回動動作を操作可能なブーム操作部と、
前記ブームに対するアームの回動動作を操作可能なアーム操作部と、
アタッチメントの動作を操作可能なアタッチメント操作部と、
前記機体に対する前記ブームのスイング動作を操作可能なスイング操作部と、を一体的に接続して構成されることを特徴とする操作レバー。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記アタッチメント操作部は、前記アームに対する前記アタッチメントの回動動作を操作可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
【請求項3】
前記ブーム操作部は、前記ブームの回動方向に対応する第1操作方向に操作されるように構成され、
前記アーム操作部は、前記アームの回動方向に対応する第2操作方向に操作されるように構成され、
前記アタッチメント操作部は、前記アタッチメントの回動方向に対応する第3操作方向に操作されるように構成され、
前記スイング操作部は、前記ブームのスイング方向に対応する第4操作方向に操作されるように構成されることを特徴とする請求項2に記載の操作レバー。
【請求項4】
前記ブーム操作部の前記第1操作方向と、前記アーム操作部の前記第2操作方向と、前記アタッチメント操作部の前記第3操作方向とは、それぞれ異なる方向に設定されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
【請求項5】
前記スイング操作部による前記ブームのスイング動作の操作をロック可能なスイングロック部を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
【請求項6】
前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部及び前記スイング操作部の内、少なくとも1つの操作荷重を調整可能な電磁負荷装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
【請求項7】
当該操作レバーの基部から先端にかけて、前記スイング操作部、前記ブーム操作部、前記アーム操作部、前記アタッチメント操作部の順に配置されることを特徴とする請求項1に記載の操作レバー。
【請求項8】
前記スイング操作部は、当該操作レバーの基部に対して左右方向に回転可能に構成され、
前記ブーム操作部は、前記スイング操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第1操作方向としてスライド可能に構成され、
前記アーム操作部は、前記ブーム操作部に対して前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
前記アタッチメント操作部は、前記アーム操作部に対して前後方向のスライド方向を前記第3操作方向としてスライド可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
【請求項9】
前記ブーム操作部は、当該操作レバーの基部から上方に延びて形成され、前記基部に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第1操作方向として回転可能に構成され、
前記アーム操作部は、前記ブーム操作部の先端から下方に延びて形成され、前記ブーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした前後方向の回転方向を前記第2操作方向として回転可能に構成され、
前記アタッチメント操作部は、楕円体で形成され、前記アーム操作部の先端に設けられた回転軸を中心とした上下方向の回転方向を前記第3操作方向として回転可能に構成されることを特徴とする請求項3に記載の操作レバー。
【請求項10】
請求項1~9の何れか1項に記載の操作レバーを備えることを特徴とする建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作レバー及び操作レバーを備える建設機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
バックホー(油圧ショベル)等の建設機械は、掘削作業等を行うために、ブーム、アーム及びアタッチメント(バケットやグラップル等)からなる作業機を備える。建設機械は、アタッチメントの掘削/開放の動作、アームの曲げ/伸ばし動作、ブームの上下方向の動作に加えて、キャビンに対してブームの向きを左右方向に変えるスイング動作や、キャビンを含めた作業機全体の左右旋回動作を、作業者が操作する必要がある。従来の建設機械は、2本の操作レバーとシーソーペダルとを備え、2本の操作レバーの前後/左右の動きによって、ブーム、アーム、バケットの前後方向の動作と作業機全体の旋回動作とを操作し、シーソーペダルの踏み込みによって、ブームのスイング動作を操作するように構成されている。
【0003】
例えば、特許文献1によれば、作業車両であるバックホーは、作業装置を具備し、作業装置は、ブーム、アーム、アタッチメントの一種であるバケット、ブームシリンダ、アームシリンダ、アタッチメント用シリンダを具備する。バックホーの操縦部には、右側操作レバー装置及び左側操作レバー装置が配置され、各操作レバー装置は、ブームシリンダ、アームシリンダ及びアタッチメント用シリンダを操作可能に構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6101498号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、建設機械では、ブーム、アーム、アタッチメントの前後方向動作や、ブームのスイング動作、作業機全体の旋回動作を操作する以外に、表示装置等の他の操作器を操作することがある。しかしながら、ブーム、アーム、アタッチメントの前後方向動作や、作業機全体の旋回動作を操作するためには2本の操作レバーを常に両手で保持する必要があるため、他の操作器を手で操作することができない。
【0006】
また、ブームのスイング動作は、作業機の動作であるにも拘らず、操作レバーではなくシーソーペダルによって操作されるので、使い難く、操作性が低下している。ブーム、アーム、アタッチメントは、前後/上下の縦方向に順次配置されている一方、2本の操作レバーは、左右の横方向に並んで配置されているので、操作対象と操作レバーとの関連性が低く、直感的な操作を行うことができない。更に、ブーム、アーム、アタッチメントは前後/上下の縦方向の動作であるが、操作レバーの左右の横方向の操作が割り当てられると、操作対象の動作方向と操作レバーの操作方向との関連性が低く、直感的な操作を行うことができずに、誤操作を招く恐れがある。
【0007】
本発明は、作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の操作レバーは、建設機械の操作レバーであって、機体に対するブームの回動動作を操作可能なブーム操作部と、前記ブームに対するアームの回動動作を操作可能なアーム操作部と、アタッチメントの動作を操作可能なアタッチメント操作部と、前記機体に対する前記ブームのスイング動作を操作可能なスイング操作部と、を一体的に接続して構成されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の建設機械は、上記の操作レバーを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業機を直感的に操作できると共に、作業機を操作しつつ他の操作器を操作可能な操作レバー及び建設機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
インプラント杭
16日前
戸田建設株式会社
覆土材
今日
戸田建設株式会社
緑化覆土材
今日
株式会社大林組
人工地盤構造
9日前
株式会社クボタ
作業機
9日前
株式会社クボタ
作業機
9日前
株式会社クボタ
作業機
9日前
株式会社クボタ
作業機
9日前
株式会社プラント・ツリース
杭基礎構造
15日前
越後商事株式会社
ツース盤
18日前
鹿島建設株式会社
設備架台の施工方法
16日前
個人
狭小水域浚渫システムおよび方法
15日前
日鉄建材株式会社
鋼板製貯水構造物の止水構造
8日前
鹿島建設株式会社
杭施工方法
16日前
前田工繊株式会社
救助用ネット装置
今日
強化土エンジニヤリング株式会社
地盤強化工法
1日前
日立建機株式会社
作業機械
1日前
コベルコ建機株式会社
作業機械
8日前
ヒロセ株式会社
支持杭と受桁の接合構造
今日
株式会社アイガー産業
止水装置
15日前
株式会社大林組
物体の設置方法
16日前
ノザキ建工株式会社
鋼管杭
10日前
ノザキ建工株式会社
鋼管杭
10日前
個人
建物基礎の立ち上がり基礎工事に使用されるパネル式捨て型枠
17日前
イワフジ工業株式会社
掘削グラップル装置及び油圧ショベル
15日前
鹿島建設株式会社
切梁設置方法
3日前
株式会社本久
土石流対策工構造、土石流対策工構築方法
今日
九州防災メンテナンス株式会社
グラウト注入具及び石積補修工法
今日
株式会社大林組
水圧計測装置、設置治具及び水圧計測方法
21日前
東急建設株式会社
場所打ちコンクリート杭の施工方法
9日前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械の油圧駆動システム
9日前
ヤンマーホールディングス株式会社
操作レバー及び建設機械
8日前
株式会社栗本鐵工所
板材及び壁体の補修方法
7日前
株式会社トッコン
笠コンクリートブロックおよびその設置工法
15日前
株式会社イノアック住環境
補修工法
14日前
大成建設株式会社
杭基礎構造、杭基礎構造の構築方法
15日前
続きを見る