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公開番号2025084033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2024074116
出願日2024-04-30
発明の名称撮像光学レンズ
出願人エーエーシー オプティクス (チャンジョウ)カンパニーリミテッド
代理人個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250526BHJP(光学)
要約【課題】本発明は、光学レンズの分野に関し、撮像光学レンズを提供する。
【解決手段】前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとによって構成され、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの像側面から前記第5レンズの物体側面までの軸上距離をd8、前記第5レンズの物体側面の中心曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の中心曲率半径をR10、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、条件式0.10≦d8/TTL≦0.20、-5.00≦R9/R10≦-0.80、0.70≦f2/f3≦1.00を満足する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
撮像光学レンズであって、
前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとによって構成され、
前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの像側面から前記第5レンズの物体側面までの軸上距離をd8、前記第5レンズの物体側面の中心曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の中心曲率半径をR10、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(1)~(3)を満足することを特徴とする撮像光学レンズ。
0.10≦d8/TTL≦0.20 (1)
-5.00≦R9/R10≦-0.80 (2)
0.70≦f2/f3≦1.00 (3)
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記第6レンズの物体側面の中心曲率半径をR11、前記第6レンズの像側面の中心曲率半径をR12としたときに、以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.16≦R11/R12≦0.64 (4)
【請求項3】
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1としたときに、以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.40≦f1/f≦0.50 (5)
【請求項4】
前記第3レンズの像側面から前記第4レンズの物体側面までの軸上距離をd6、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
2.00≦d6/d7≦4.00 (6)
【請求項5】
前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2、前記第1レンズの軸上厚みをd1としたときに、以下の条件式(7)~(8)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-1.25≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-0.32 (7)
0.10≦d1/TTL≦0.34 (8)
【請求項6】
前記第2レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(9)~(11)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-2.25≦f2/f≦-0.61 (9)
0.38≦(R3+R4)/(R3-R4)≦1.37 (10)
0.01≦d3/TTL≦0.06 (11)
【請求項7】
前記第3レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第3レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6、前記第3レンズの軸上厚みをd5としたときに、以下の条件式(12)~(14)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-3.15≦f3/f≦-0.62 (12)
1.04≦(R5+R6)/(R5-R6)≦4.75 (13)
0.02≦d5/TTL≦0.07 (14)
【請求項8】
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の中心曲率半径をR8、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(15)~(17)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-34.78≦f4/f≦28.49 (15)
-5.49≦(R7+R8)/(R7-R8)≦1.62 (16)
0.02≦d7/TTL≦0.07 (17)
【請求項9】
前記第5レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第5レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第5レンズの焦点距離をf5、前記第5レンズの軸上厚みをd9としたときに、以下の条件式(18)~(20)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.95≦f5/f≦3.59 (18)
-0.22≦(R9+R10)/(R9-R10)≦1.00 (19)
0.04≦d9/TTL≦0.15 (20)
【請求項10】
前記第6レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第6レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第6レンズの焦点距離をf6、前記第6レンズの物体側面の中心曲率半径をR11、前記第6レンズの像側面の中心曲率半径をR12、前記第6レンズの軸上厚みをd11としたときに、以下の条件式(21)~(23)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-4.17≦f6/f≦-0.60 (21)
-9.09≦(R11+R12)/(R11-R12) ≦-0.92 (22)
0.02≦d11/TTL≦0.15 (23)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズの分野に関し、特に、スマートフォン、デジタルカメラなどの携帯端末装置と、モニタ、PCレンズ、車載レンズ、ドローンなどの撮像装置とに適用される撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々なスマートデバイスの勃興に伴い、小型化撮像光学レンズに対するニーズがますます高まっており、且つ感光素子の画素サイズが小さくされることに加えて、現在の電子製品は、機能がよく且つ軽薄・携帯便利の外形を発展傾向とするため、良好な結像品質を有する小型化撮像光学レンズが現在の市場の主流となっている。優れた結像品質を得るために、多枚式のレンズ構造を採用することが多い。また、技術の発展及びユーザの多様化のニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり且つ結像品質に対するシステムからの要求が高くなってきている場合には、6枚式のレンズ構造が徐々にレンズの設計に現れている。良好な光学性能を有する、大口径・極薄の撮像光学レンズが強く望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記問題に鑑みて、本発明は、良好な光学性能を有するとともに、大口径・極薄化の設計要求を満足する撮像光学レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術課題を解決するために、本発明の実施形態は、撮像光学レンズを提供する。前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズと、屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとによって構成され、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの像側面から前記第5レンズの物体側面までの軸上距離をd8、前記第5レンズの物体側面の中心曲率半径をR9、前記第5レンズの像側面の中心曲率半径をR10、前記撮像光学レンズの光学長をTTLとしたときに、以下の条件式(1)~(3)を満足する。
0.10≦d8/TTL≦0.20 (1)
-5.00≦R9/R10≦-0.80 (2)
0.70≦f2/f3≦1.00 (3)
【0005】
好ましくは、前記第6レンズの物体側面の中心曲率半径をR11、前記第6レンズの像側面の中心曲率半径をR12としたときに、以下の条件式(4)を満足する。
0.16≦R11/R12≦0.64 (4)
【0006】
好ましくは、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1としたときに、以下の条件式(5)を満足する。
0.40≦f1/f≦0.50 (5)
【0007】
好ましくは、前記第3レンズの像側面から前記第4レンズの物体側面までの軸上距離をd6、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(6)を満足する。
2.00≦d6/d7≦4.00 (6)
【0008】
好ましくは、前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2、前記第1レンズの軸上厚みをd1としたときに、以下の条件式(7)~(8)を満足する。
-1.25≦(R1+R2)/(R1-R2)≦-0.32 (7)
0.10≦d1/TTL≦0.34 (8)
【0009】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凹面であり、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(9)~(11)を満足する。
-2.25≦f2/f≦-0.61 (9)
0.38≦(R3+R4)/(R3-R4)≦1.37 (10)
0.01≦d3/TTL≦0.06 (11)
【0010】
好ましくは、前記第3レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第3レンズの像側面は、近軸において凹面であり、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6、前記第3レンズの軸上厚みをd5としたときに、以下の条件式(12)~(14)を満足する。
-3.15≦f3/f≦-0.62 (12)
1.04≦(R5+R6)/(R5-R6)≦4.75 (13)
0.02≦d5/TTL≦0.07 (14)
(【0011】以降は省略されています)

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