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公開番号2025085293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199069
出願日2023-11-24
発明の名称商品販売処理装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G07G 1/00 20060101AFI20250529BHJP(チェック装置)
要約【課題】会計処理画面の表示中であっても、別の顧客が求める商品を計量して重量を表示させて計量すること。
【解決手段】一実施形態に係る商品販売処理装置1は、計量皿2に載置された商品の重量を出力する計量部11と、商品の会計処理を行う会計処理画面20、及び、会計処理画面20の一部において商品の重量を表示する重量表示欄21を有する表示部13と、第1店員A1が第1顧客B1に対する会計処理を行っている状態で、第1顧客B1とは異なる第2顧客B2が求める商品を第2店員A2が計量皿2上に載置すると、載置された商品の重量を重量表示欄21に表示させる制御部14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
商品販売処理装置であって、
計量皿に載置された商品の重量を出力する計量部と、
前記商品の会計処理を行う会計処理画面、及び、前記会計処理画面の一部において前記商品の重量を表示する重量表示欄を有する表示部と、
第１店員が第１顧客に対する会計処理を行っている状態で、前記第１顧客とは異なる第２顧客が求める商品を第２店員が前記計量皿上に載置すると、載置された前記商品の重量を前記重量表示欄に表示させる制御部と、を備える、商品販売処理装置。
続きを表示（約 270 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記第２店員によって所定操作が行われた場合に、前記重量表示欄を前記表示部に表示させる、請求項１に記載の商品販売処理装置。
【請求項３】
前記第２顧客が求める商品の重量、単価及び価格は、前記会計処理画面に表示可能である、請求項１又は２に記載の商品販売処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記第２顧客が求める商品の重量を前記会計処理画面の一部において表示させる場合、前記重量に対応付けて取引証明には利用できない旨を示す情報を表示させる、請求項１又は２に記載の商品販売処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、商品販売処理装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、計量皿に載置された商品の重量を出力する計量部と、商品の会計処理を行う会計処理画面を表示する表示部を備える商品販売処理装置（対面秤）が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０-２２６３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の商品販売処理装置では、計量モードにおいて商品情報を呼び出して計量する場合は、商品名及び重量を表示するように構成しているが、会計処理モードに移行して顧客と金銭授受を行う会計処理画面を表示すると、重量表示欄が消えるため、会計処理が済むまでは、次の顧客に対する計量販売ができないという問題点があった。
【０００５】
また、例えば、１台の商品販売処理装置を使用して複数の店員が複数の顧客に対し、計量販売をする場合、１人の顧客の会計処理が済むまでは、他の顧客が注文する商品の計量を待たねばならず、それだけ接客対応が滞ってしまうという問題点があった。
【０００６】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、１人の顧客の会計処理中であっても、別の顧客が求める商品を計量することができる商品販売処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
一実施形態に係る商品販売処理装置は、計量皿に載置された商品の重量を出力する計量部と、前記商品の会計処理を行う会計処理画面、及び、前記会計処理画面の一部において前記商品の重量を表示する重量表示欄を有する表示部と、第１店員が第１顧客に対する会計処理を行っている状態で、前記第１顧客とは異なる第２顧客が求める商品を第２店員が前記計量皿上に載置すると、載置された前記商品の重量を前記重量表示欄に表示させる制御部と、を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、会計処理画面の表示中であっても、別の顧客が求める商品を計量して重量を表示させることができる商品販売処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、第１実施形態に係る商品販売処理装置１が用いられるシーンの一例を示す図である。
図２は、第１実施形態に係る商品販売処理装置１の機能ブロックの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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