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公開番号2025093657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209433
出願日2023-12-12
発明の名称包装装置
出願人株式会社イシダ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65B 11/18 20060101AFI20250617BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】フィルムを搬送する一対の搬送ベルトをクランプしてフィルムを挟持するクランプ部を備えた包装装置であって、クランプされたフィルムの位置ずれを抑制可能な包装装置を提供する。
【解決手段】包装装置は、前側搬送部300Fと、前側クランプ部400Fと、を備える。前側搬送部は、フィルムFを上下のベルト316F,326F間に挟み、上下のベルトの少なくとも一方を駆動することで、フィルムを搬送する。前側クランプ部は、上下のベルトを一時的にクランプする。前側クランプ部は、上下のベルトを挟んで対向配置される固定部材410F及び可動部材420Fと、可動部材を回転させて、可動部材を固定部材の第1面412に向けて押し付けるクランプ駆動部と、を含む。可動部材は、固定部材との間で上下のベルトをクランプする際に、第1面と平行となり、第1面との間で上下のベルトを挟み込む第2面422を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
フィルムロールを保持する保持部と、
前記フィルムロールから繰り出されるフィルムを第1の搬送ベルトと第2の搬送ベルトとの間に挟み、前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトの少なくとも一方を駆動することで、前記フィルムを包装位置まで搬送する搬送部と、
前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトを一時的にクランプするクランプ部と、
を備え、
前記クランプ部は、前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトを間に挟んで対向配置される固定部材及び可動部材と、前記可動部材を回転させて、前記可動部材を前記固定部材の第1面に向けて押し付ける駆動部と、を含み、
前記可動部材は、前記駆動部により駆動されて、前記固定部材との間で前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトをクランプする際に、前記第1面と平行となり、前記第1面との間で前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトを挟み込む第2面を有する、
包装装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記可動部材は、前記搬送部による前記フィルムの搬送方向に沿う回転軸周りで回転し、前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトは、それぞれ、前記搬送方向に延びる複数の丸ベルトを含む、
請求項1に係る包装装置。
【請求項3】
前記第1面と前記第2面とは、前記第1の搬送ベルトの複数の前記丸ベルトと、前記第2の搬送ベルトの複数の前記丸ベルトとが、互い違いに並んだ状態で、前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトを挟み込む、
請求項2に係る包装装置。
【請求項4】
前記可動部材は金属製で、
前記第2面は平滑面である、
請求項2又は3に記載の包装装置。
【請求項5】
前記クランプ部が前記第1の搬送ベルト及び前記第2の搬送ベルトを一時的にクランプしている状態で、前記包装位置に配置されている前記フィルムに対して、物品が収容されているトレーを下方から押し付ける押付部を更に備え、
前記固定部材は前記可動部材の上方に配置され、
前記第1面は樹脂面である、
請求項1又は2に記載の包装装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2011-20700号公報)に開示されているように、フィルムロールから繰り出されるフィルムを一対の搬送ベルトの間に挟んで包装位置まで搬送し、包装位置に配置されているフィルムに物品の収容されているトレーを押し付け、トレーを覆っているフィルムの周縁部をトレーの下方に折り込むことで、トレーを包装する包装装置が知られている。
【0003】
この包装装置では、トレーをフィルムに押し付ける際に、フィルムの張力維持のため、一対の搬送ベルトを挟んで可動部材と固定部材とを配置し、可動部材を固定部材に向けて押し付けることで一対の搬送ベルトをクランプしてフィルムを保持している。
【0004】
従来、このような包装装置では、設置スペースや設置費用の観点から、平板状の可動部材を回転させる駆動部を設け、図11に描画したように、可動部材を回転させながら可動部材を固定部材に向けて押し付けることで(矢印参照)、一対の搬送ベルトをクランプするのが一般的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、このような構成では、図11に示すように、可動部材と固定部材との間には局所的にしか一対の搬送ベルトが挟み込まれないため、フィルムの保持も部分的になり、フィルムの位置ずれが生じるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る包装装置は、保持部と、搬送部と、クランプ部と、を備える。保持部は、フィルムロールを保持する。搬送部は、フィルムロールから繰り出されるフィルムを第1の搬送ベルトと第2の搬送ベルトとの間に挟み、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトの少なくとも一方を駆動することで、フィルムを包装位置まで搬送する、クランプ部は、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトを一時的にクランプする。クランプ部は、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトを間に挟んで対向配置される固定部材及び可動部材と、可動部材を回転させて、可動部材を固定部材の第1面に向けて押し付ける駆動部と、を含む。可動部材は、駆動部により駆動されて、固定部材との間で第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトをクランプする際に、第1面と平行となり、第1面との間で第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトを挟み込む第2面を有する。
【0007】
第1観点に係る包装装置では、第1面と第2面とにより、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトを比較的広い範囲で挟み込むことができるため、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトにより挟持されるフィルムの位置ずれが生じにくい。
【0008】
本発明の第2観点に係る包装装置は、第1観点の包装装置であって、可動部材は、搬送部によるフィルムの搬送方向に沿う回転軸周りで回転する。第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトは、それぞれ、搬送方向に延びる複数の丸ベルトを含む。
【0009】
第2観点に係る包装装置では、複数の丸ベルトを搬送に利用しているため、フィルムをベルト間に蛇行させた状態でしっかり保持して搬送できる。ただし、丸ベルトを利用する場合に、従来構造の可動部材が用いられると、固定部材と可動部材とによるフィルムの保持力が部分的となり、上下の丸ベルトが平行にならずに、フィルムに力が作用した際に、丸ベルトに位置ずれが生じるおそれがある。
【0010】
これに対し、第2観点の包装装置では、第1面と第2面とにより、第1の搬送ベルトの丸ベルト及び第2の搬送ベルトの丸ベルト間でフィルムを蛇行させて比較的広い範囲で上下の丸ベルトを平行に保ってフィルムを挟み込むことができるため、フィルムに力が作用しても、丸ベルトに位置ずれが生じにくい。特に、第2観点の包装装置では、可動部材の回転軸をフィルムの搬送方向に沿わせているため、第1の搬送ベルト及び第2の搬送ベルトを従来装置よりも広い範囲で挟むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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