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公開番号2025082520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195905
出願日2023-11-17
発明の名称制御装置及びプログラム
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 23/04 20060101AFI20250522BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 車両に望ましくない振動やノイズが発生する可能性を低減しつつ、PWMトルク制御を実施する。
【解決手段】 車両に搭載される車両駆動用モータを制御する制御装置であって、第1周波数の第1のPWM(Pulse Width Modulation)信号と、前記第1周波数とは異なる第2周波数の第2のPWM信号とに基づいて、車両駆動用モータのトルクに係る指示値に応じたPWM制御用の信号を生成する、制御装置が開示される。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車両駆動用モータを制御する制御装置であって、
第1周波数の第1のPWM(Pulse Width Modulation)信号と、前記第1周波数とは異なる第2周波数の第2のPWM信号とに基づいて、車両駆動用モータのトルクに係る指示値に応じたPWM制御用の信号を生成する、制御装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第1周波数は、前記車両に係る車両感度特性の解析結果又は試験結果において反共振周波数に一致する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第2周波数は、前記車両の車体に係る共振周波数から離れ、かつ、前記第1周波数の整数倍である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第1のPWM信号に係る制御トルク値は、前記第2のPWM信号に係る制御トルク値以上である、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
車両に搭載される車両駆動用モータを制御するプログラムであって、
第1周波数の第1のPWM信号と、前記第1周波数とは異なる第2周波数の第2のPWM信号とに基づいて、車両駆動用モータのトルクを指示するPWM制御用の信号を生成する処理を、コンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両駆動用モータを制御する制御装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
トルク指示値に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号に基づいて車両駆動用モータをPWM制御する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-243680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、いわゆるWLTC(Worldwide harmonized Light duty driving Test Procedure)走行モードで走行するよりも、モータ・インバータ最大効率ラインでモータを駆動する方が電費が良いため、上記の従来技術のようなPWMトルク制御を実施することが有用である。
【0005】
しかしながら、PWMトルク制御を実施する場合、トルク波形の周波数特性に依存して、当該車両駆動用モータが搭載される車両に望ましくない振動やノイズが発生するおそれがある。
【0006】
そこで、1つの側面では、本開示は、車両に望ましくない振動やノイズが発生する可能性を低減しつつ、PWMトルク制御を実施することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの側面では、車両に搭載される車両駆動用モータを制御する制御装置であって、
第1周波数の第1のPWM(Pulse Width Modulation)信号と、前記第1周波数とは異なる第2周波数の第2のPWM信号とに基づいて、車両駆動用モータのトルクに係る指示値に応じたPWM制御用の信号を生成する、制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
1つの側面では、本開示によれば、車両に望ましくない振動やノイズが発生する可能性を低減しつつ、PWMトルク制御を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両における車両用駆動システムの搭載状態を示した上面視の概略図である。
モータ駆動システムの全体構成の一例を示す図である。
インバータ制御装置の構成の一例を示す図である。
マイコンにより実現されるPWM信号の生成機能を概略的に示す図である。
第1PWM信号の一例の時系列を示す図(グラフ)である。
第2PWM信号の一例の時系列を示す図(グラフ)である。
第1PWM信号及び第2PWM信号からの駆動用PWM信号の生成方法の説明とともに、駆動用PWM信号の一例の時系列を示す図(グラフ)である。
比較例による駆動用PWM信号の時系列を示す図である。
比較例による駆動用PWM信号に基づき制御された場合に回転電機により生成されるトルク波形に関して、その周波数特性(FFT解析結果)を示す図である。
比較例による駆動用PWM信号に基づき制御された場合に回転電機により生成されるトルク波形に関して、その周波数特性(FFT解析結果)を示す図(対数表現のグラフ)である。
本実施例による駆動用PWM信号に基づき制御された場合に回転電機により生成されるトルク波形に関して、その周波数特性(FFT解析結果)を示す図である。
本実施例による駆動用PWM信号に基づき制御された場合に回転電機により生成されるトルク波形に関して、その周波数特性(FFT解析結果)を示す図(対数表現のグラフ)である。
ユニットから車内への振動やノイズの伝達経路を模式的に示す図である。
車両感度評価方法の一例の説明図であり、図1のQ14部を模式的に示す平面図である。
車両感度の一例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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