TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025084563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198550
出願日
2023-11-22
発明の名称
シフト装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
主分類
F16H
61/28 20060101AFI20250527BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】駆動力伝達機構の組み付け性を向上することが可能なシフト装置を提供する。
【解決手段】このシフト装置100は、シフト切替部材20を駆動するアクチュエータ1を備え、アクチュエータ1は、モータギヤ10eが設けられたモータ10と、モータギヤ10eの駆動力をアクチュエータ1の外部に出力する出力軸4bに伝達する複数の伝達ギヤ30と、伝達ギヤ30の中心軸31とを有する駆動力伝達機構3と、モータ10および駆動力伝達機構3を収容する外部ハウジング5と、外部ハウジング5の内部に収容され、モータ10および駆動力伝達機構3が取り付けられる中蓋6とを含み、中心軸31は、一端310が中蓋6に固定され、駆動力伝達機構3は、外部ハウジング5から離間している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シフト切替部材を駆動するアクチュエータを備え、
前記アクチュエータは、
モータギヤが設けられたモータと、
前記モータギヤの駆動力を前記アクチュエータの外部に出力する出力軸に伝達する複数の伝達ギヤと、前記伝達ギヤの中心軸とを有する駆動力伝達機構と、
前記モータおよび前記駆動力伝達機構を収容する外部ハウジングと、
前記外部ハウジングの内部に収容され、前記モータおよび前記駆動力伝達機構が取り付けられる中蓋とを含み、
前記中心軸は、一端が前記中蓋に固定され、
前記駆動力伝達機構は、前記外部ハウジングから離間している、シフト装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記中心軸は、互いに平行に配置される第1中心軸および第2中心軸を有し、
前記駆動力伝達機構は、前記第1中心軸および前記第2中心軸の各々の他端同士を接続して、前記第1中心軸および前記第2中心軸から前記伝達ギヤが抜けることがないように、前記第1中心軸および前記第2中心軸に対する前記伝達ギヤの移動を規制する抜け止め部材を含む、請求項1に記載のシフト装置。
【請求項3】
前記抜け止め部材は、前記第1中心軸の他端および前記第2中心軸の他端が挿入される2つの孔部を有するプレート部材であり、
前記2つの孔部は、前記第1中心軸の他端および前記第2中心軸の他端の少なくとも一方が圧入される圧入孔部を含む、請求項2に記載のシフト装置。
【請求項4】
前記アクチュエータは、前記モータを制御する制御基板を含み、
前記制御基板は、前記中蓋に取り付けられ、
前記中蓋は、前記中心軸の軸方向の一方側から前記駆動力伝達機構が取り付けられるとともに、前記軸方向の他方側から前記制御基板および前記モータが取り付けられており、
前記外部ハウジングは、
前記駆動力伝達機構から離間した状態で、前記中蓋を前記軸方向の一方側から覆うハウジング本体と、
前記制御基板および前記モータから離間した状態で、前記中蓋を前記軸方向の他方側から覆う蓋部材と、を有する、請求項1に記載のシフト装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シフト装置に関し、特に、シフト切替部材を駆動するアクチュエータを備えるシフト装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シフト切替部材を駆動するアクチュエータを備えるシフト装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、シフト位置に応じた複数の谷部を有するシフト切替部材と、モータの駆動力を利用してシフト切替部材を駆動するアクチュエータとを備えるシフト装置が開示されている。上記アクチュエータは、モータの駆動力をシフト切替部材に伝達するための駆動力伝達機構と、モータが取り付けられた中蓋と、駆動力伝達機構および中蓋を外方から覆うハウジングとを含んでいる。駆動力伝達機構は、複数のギヤ部が設けられた中心軸を有している。駆動力伝達機構は、中心軸が中蓋とハウジングとの両方に跨る位置に配置されており、中蓋とハウジングとの両方に挟まれて中蓋とハウジングとの両方に接触する位置に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-196016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のシフト装置では、駆動力伝達機構を組み付ける際に、中心軸を中蓋とハウジングとの両方に跨る位置に配置して、駆動力伝達機構を中蓋とハウジングとの両方に挟まれて中蓋とハウジングとの両方に接触する位置に配置する必要がある。この場合、駆動力伝達機構を組み付ける際に、中蓋とハウジングとの相互の位置を考慮しなければならず、駆動力伝達機構を組み付けることが難しいため、駆動力伝達機構の組み付け性を向上することが求められている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、駆動力伝達機構の組み付け性を向上することが可能なシフト装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるシフト装置は、シフト切替部材を駆動するアクチュエータを備え、アクチュエータは、モータギヤが設けられたモータと、モータギヤの駆動力をアクチュエータの外部に出力する出力軸に伝達する複数の伝達ギヤと、伝達ギヤの中心軸とを有する駆動力伝達機構と、モータおよび駆動力伝達機構を収容する外部ハウジングと、外部ハウジングの内部に収容され、モータおよび駆動力伝達機構が取り付けられる中蓋とを含み、中心軸は、一端が中蓋に固定され、駆動力伝達機構は、外部ハウジングから離間している。
【0008】
この発明の一の局面におけるシフト装置では、上記のように、モータギヤの駆動力を出力軸に伝達する複数の伝達ギヤの中心軸を有する駆動力伝達機構と、外部ハウジングの内部に収容され、モータおよび駆動力伝達機構が取り付けられる中蓋とを含むアクチュエータを備え、中心軸は、一端が中蓋に固定され、駆動力伝達機構は、外部ハウジングから離間している。これによって、従来のような中心軸を中蓋と外部ハウジングとの両方に跨る位置に配置する場合とは異なり、中蓋と外部ハウジングとの相互の位置を考慮して駆動力伝達機構を中蓋と外部ハウジングとの両方に組み付ける必要性をなくすことができる。すなわち、駆動力伝達機構を外部ハウジングに組み付けることなく中蓋に組み付けられるように構成することができるので、駆動力伝達機構を組み付ける際に中蓋と外部ハウジングとの相互の位置を考慮する必要がなくなり、駆動力伝達機構の組み付け性を向上することができる。
【0009】
上記一の局面によるシフト装置において、好ましくは、中心軸は、互いに平行に配置される第1中心軸および第2中心軸を有し、駆動力伝達機構は、第1中心軸および第2中心軸の各々の他端同士を接続して、第1中心軸および第2中心軸から伝達ギヤが抜けることがないように、第1中心軸および第2中心軸に対する伝達ギヤの移動を規制する抜け止め部材を含む。
【0010】
このように構成すれば、抜け止め部材により第1中心軸および第2中心軸の各々の他端同士を接続することができるので、他端同士の間の距離を精度よく保持することができる。また、抜け止め部材により第1中心軸および第2中心軸の各々から伝達ギヤが抜けることを回避することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
電流センサ
3日前
株式会社アイシン
シフト装置
5日前
株式会社アイシン
車両制御装置
6日前
株式会社アイシン
重畳画像表示装置
2日前
株式会社アイシン
巻線界磁式回転電機
2日前
株式会社アイシン
二酸化炭素回収装置
6日前
株式会社デンソー
車両用制御装置
5日前
株式会社デンソー
車両用制御装置
5日前
個人
流路体
4か月前
個人
クラッチ装置
4か月前
個人
ホース保持具
1か月前
個人
トーションバー
2か月前
個人
免震留具
6か月前
個人
ボルトナットセット
2か月前
個人
固着具と成形品部材
4か月前
個人
回転式配管用支持具
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
24日前
株式会社オンダ製作所
継手
4か月前
株式会社アイシン
駆動装置
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
4か月前
個人
ベルトテンショナ
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社三協丸筒
枠体
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
6か月前
未来工業株式会社
固定体
6か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
2か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
1か月前
矢崎化工株式会社
連結具
5か月前
協和工業株式会社
空気弁
3か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
3か月前
続きを見る
他の特許を見る