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公開番号
2025085868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199541
出願日
2023-11-27
発明の名称
緑肥管理方法、緑肥管理システム、及び緑肥管理プログラム
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20250530BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】圃場における緑肥作物を栽培する栽培期間を提示する。
【解決手段】緑肥管理方法は、1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間520を抽出することを含む。また、緑肥管理方法は、抽出された空白期間520に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間530を決定することを含む。空白期間520を抽出することは、空白期間520の時期と、1つ以上の圃場の地域との少なくとも一方に基づき、最小期間を決定することと、1つ以上の圃場において、最小期間以上続けて、作物の栽培が行われていない期間を空白期間520として抽出することとを含んでもよい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、前記1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間を抽出することと、
抽出された前記空白期間に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間を決定することと、
を含む緑肥管理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記空白期間を抽出することは、
前記空白期間の時期と、前記1つ以上の圃場の地域との少なくとも一方に基づき、最小期間を決定することと、
前記1つ以上の圃場において、前記最小期間以上続けて、作物の栽培が行われていない期間を前記空白期間として抽出することと、
を含む請求項1に記載の緑肥管理方法。
【請求項3】
前記最小期間は、前記緑肥作物の播種からすき込みまでの栽培の期間以上の期間を表す
請求項2に記載の緑肥管理方法。
【請求項4】
前記緑肥栽培期間を決定することは、
前記緑肥作物の栽培において、前記1つ以上の圃場において作業を行う作業期間を決定すること
を含む請求項1に記載の緑肥管理方法。
【請求項5】
前記作業期間を決定することは、
前記1つ以上の圃場における前記栽培計画に沿って行われる作業の商用作業量と、前記空白期間に対応する対象圃場における前記緑肥作物の栽培で行われる作業の作業量とに基づき、前記作業期間における総作業量が閾値を超えないように、前記作業期間を決定すること
を含む請求項4に記載の緑肥管理方法。
【請求項6】
前記作業期間を決定することは、
前記総作業量が閾値を超えるとき、前記対象圃場において前記緑肥作物を栽培する優先順位の高い圃場を優先して前記作業期間を決定すること
を含む請求項5に記載の緑肥管理方法。
【請求項7】
前記優先順位を、前記対象圃場において栽培されている作物の種類に基づき決定すること
をさらに含む請求項6に記載の緑肥管理方法。
【請求項8】
前記緑肥栽培期間を決定することは、
前記空白期間の有する対象圃場において、緑肥により生じさせる土壌改善の効果に応じて、前記対象圃場において栽培する前記緑肥作物を決定すること
を含む請求項1から7のいずれか1項に記載の緑肥管理方法。
【請求項9】
前記緑肥作物の前記緑肥栽培期間を、前記緑肥作物を栽培する圃場と関連付けて表す表示画像を表示すること
をさらに含む請求項1から7のいずれか1項に記載の緑肥管理方法。
【請求項10】
1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、前記1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間を抽出する空白期間抽出部と、
抽出された前記空白期間に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間を決定する栽培期間決定部と、
を備える緑肥管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、緑肥管理方法、緑肥管理システム、及び緑肥管理プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
圃場において、緑肥を行う場合がある。具体的には、圃場において、商用の作物を栽培していない期間に、緑肥作物を栽培し、栽培した緑肥作物を肥料の一種として利用する場合がある。例えば、特許文献1には、緑肥作物の刈り取りとすき込みとを同時に行う作業機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-154524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、緑肥作物は、圃場の土壌改良に有効ではあるが、作物を栽培していない空白期間に栽培される。このため、作業者は、各圃場での空白期間を管理する必要がある。特に多数の圃場を有している場合、空白期間の管理は困難である。
【0005】
上記の状況に鑑み、本開示は、圃場における緑肥作物を栽培する栽培期間を提示することで、緑肥を支援することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
【0007】
上記目的を達成するための一実施の形態による緑肥管理方法は、1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間(520)を抽出することを含む。また、緑肥管理方法は、抽出された空白期間(520)に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間(530)を決定することを含む。
【0008】
上記目的を達成するための一実施の形態による緑肥管理システム(1000)は、空白期間抽出部(160)と、栽培期間決定部(170)とを備える。空白期間抽出部(160)は、1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間(520)を抽出する。栽培期間決定部(170)は、抽出された空白期間(520)に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間(530)を決定する。
【0009】
上記目的を達成するための一実施の形態による緑肥管理プログラム(420)は、1つ以上の圃場における栽培計画に基づき、1つ以上の圃場において作物の栽培が行われない空白期間(520)を抽出することを演算装置(120、220)に実行させる。また、緑肥管理プログラム(420)は、抽出された空白期間(520)に基づき、緑肥作物を栽培する緑肥栽培期間(530)を決定することを演算装置(120、220)に実行させる。
【発明の効果】
【0010】
上記の形態によれば、ユーザは、圃場における緑肥作物を栽培する栽培期間を確認して、緑肥を行うか否かを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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