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公開番号
2025086188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200088
出願日
2023-11-27
発明の名称
情報処理装置、変位観測システム、変位観測方法、及びプログラム
出願人
五洋建設株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
G01B
11/00 20060101AFI20250530BHJP(測定;試験)
要約
【課題】対象物における変位の観測を、ユーザにとって容易且つ明瞭に視認可能としつつ、利便性の高い改善された技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、対象物の画像を撮影する撮影手段から画像データを取得する第1取得手段と、前記対象物の表面上の複数の点までの距離を計測する計測手段から当該対象物の表面形状を点群として示す点群データを取得する第2取得手段と、異なる時刻に取得された複数の前記点群データをもとに、前記対象物の変位量を表す変位データを生成する生成手段と、前記対象物の画像に、前記変位量を示す第1画像オブジェクトが重畳された第1重畳画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段とを有する情報処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物の画像を撮影する撮影手段から画像データを取得する第1取得手段と、
前記対象物の表面上の複数の点までの距離を計測する計測手段から当該対象物の表面形状を点群として示す点群データを取得する第2取得手段と、
異なる時刻に取得された複数の前記点群データをもとに、前記対象物の変位量を表す変位データを生成する第1生成手段と、
前記対象物の画像に、前記変位量を示す画像オブジェクトが重畳された第1重畳画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段と
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1重畳画像において、前記対象物の画像と前記画像オブジェクトとの位置合わせを行う位置合わせ手段を有する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、それぞれ略リアルタイムで前記画像データ及び前記点群データを取得し、
前記第1表示制御手段は、前記重畳画像を前記略リアルタイムで前記表示手段に表示させる
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2取得手段において基準時刻及び指定時刻の指定を受け付ける第1受付手段を有し、
前記第1生成手段は、前記基準時刻から前記指定時刻までの前記対象物の前記変位量を示す前記変位データを生成する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1受付手段が、前記対象物の表面上の前記複数の点のうちの一部の点に対する前記指定を受け付け、
前記第1生成手段は、前記一部の点における前記変位量を示す前記変位データを生成する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1受付手段は、前記一部の点の座標を含む計測範囲の指定を受け付け、
前記第1生成手段は、前記計測範囲における前記変位量の統計値を示す前記変位データを生成する
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2取得手段は、第1時刻及び第2時刻を含む複数の時刻における前記点群データを取得し、
前記第1時刻及び前記第2時刻の少なくとも一方における前記点群データから得られる前記対象物の点群画像及び当該点群画像に対して指定された断面を示す第2画像オブジェクトを表示する第1表示領域、並びに、当該第1時刻における当該断面の点群と、当該第2時刻における当該断面の点群とが重畳された第2重畳画像を表示する第2表示領域を含む画面を前記表示手段に表示させる第2表示制御手段
を有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1表示領域において前記断面の指定を受け付ける第2受け付け手段を有する
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2受け付け手段が、前記第1表示領域において前記点群画像を回転させる指示を受け付け、
前記第2表示制御手段は、前記指示に従って回転させた前記点群画像を表示させる
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2受け付け手段が、前記第1時刻及び前記第2時刻の指定を受け付ける
請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対象物の変位を観測する技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
対象物の変位を測定し、表示する技術が知られている。例えば特許文献1は、3次元レーザースキャナと、3次元レーザースキャナにより得られた計測データを処理し、構造物例えば橋桁の変位を示す画像、及び、表面モデルにおける変位分布図を表示する技術を開示している。
【0003】
特許文献2は、カメラで撮影した画像から変位を検出し、検出した変位のベクトルを示す画像を撮影画像に重畳して表示する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許4114792号公報
特許6970893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明は、単にレーザーによる変位測定に留まるものであった。また、特許文献2の発明は、そもそもカメラ単体で変位を検出するものに過ぎなかった。
【0006】
上記の背景に鑑み、本発明は、対象物における変位の観測を、ユーザにとって容易且つ明瞭に視認可能としつつ、利便性の高い改善された技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、対象物の画像を撮影する撮影手段から画像データを取得する第1取得手段と、前記対象物の表面上の複数の点までの距離を計測する計測手段から当該対象物の表面形状を点群として示す点群データを取得する第2取得手段と、異なる時刻に取得された複数の前記点群データをもとに、前記対象物の変位量を表す変位データを生成する第1生成手段と、前記対象物の画像に、前記変位量を示す画像オブジェクトが重畳された第1重畳画像を表示手段に表示させる第1表示制御手段とを有する情報処理装置を提供する。
【0008】
前記第1重畳画像において、前記対象物の画像と前記画像オブジェクトとの位置合わせを行う位置合わせ手段を有してもよい。
【0009】
この情報処理装置は、前記第1取得手段及び前記第2取得手段は、それぞれ略リアルタイムで前記画像データ及び前記点群データを取得し、前記第1表示制御手段は、前記重畳画像を前記略リアルタイムで前記表示手段に表示させてもよい。
【0010】
この情報処理装置は、前記第2取得手段において基準時刻及び指定時刻の指定を受け付ける第1受付手段を有し、前記第1生成手段は、前記基準時刻から前記指定時刻までの前記対象物の前記変位量を示す前記変位データを生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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