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公開番号
2025088033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202454
出願日
2023-11-30
発明の名称
点灯装置及び照明システム
出願人
東芝ライテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
45/50 20220101AFI20250604BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】光源部の両端の電圧を適切に検出できる点灯装置及び照明システムを提供することを目的とする。
【解決手段】光源部の基準電位をスイッチング素子を介して共通電位に設定するとともに、入力された第1直流電力をスイッチング素子のスイッチングによって光源部に対応した第2直流電力に変換する変換回路と;変換回路の動作を制御する制御回路と;を備え、変換回路は、第1直流電力の電圧を検出するための入力電圧検出部と;第1直流電力の電圧と第2直流電力の電圧との差分の電圧を検出するための出力電圧検出部と;を有し、制御回路は、入力電圧検出部及び出力電圧検出部の検出結果を基に、第1直流電力の電圧から差分の電圧を減算することにより、第2直流電力の電圧を演算する演算回路を有する点灯装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源を有する光源部を点灯させるための点灯装置であって、
スイッチング素子を有し、前記光源部の基準電位を前記スイッチング素子を介して共通電位に設定するとともに、入力された第1直流電力を前記スイッチング素子のスイッチングによって前記光源部に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源部に供給することにより、前記光源部を点灯させる変換回路と;
前記変換回路の動作を制御する制御回路と;
を備え、
前記変換回路は、
前記第1直流電力の電圧を検出するための入力電圧検出部と;
前記第1直流電力の電圧と前記第2直流電力の電圧との差分の電圧を検出するための出力電圧検出部と;
を有し、
前記制御回路は、
前記入力電圧検出部の検出結果を基に、前記第1直流電力の電圧の大きさを判別し、前記出力電圧検出部の検出結果を基に、前記差分の電圧の大きさを判別し、判別した前記第1直流電力の電圧の大きさから前記差分の電圧の大きさを減算することにより、前記第2直流電力の電圧を演算する演算回路と;
前記第2直流電力の電圧の演算結果を基に、前記光源部の異常の検出を行う制御部と;
を有する点灯装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記変換回路は、前記第1直流電力の入力を受けるための第1入力端子及び第2入力端子を有し、
前記入力電圧検出部は、前記第1入力端子と前記第2入力端子との間に直列に接続された2つの抵抗素子を有し、前記2つの抵抗素子の分圧比により、前記第1直流電力の電圧に対応した大きさの電圧の検出を可能とする請求項1記載の点灯装置。
【請求項3】
前記変換回路は、
前記第1直流電力の入力を受けるための第1入力端子及び第2入力端子と、
前記光源部と接続される第1出力端子及び第2出力端子と、
を有し、
前記第2入力端子は、低電位側の入力端子であり、
前記第2出力端子は、低電位側の出力端子であり、
前記出力電圧検出部は、前記第2出力端子と前記第2入力端子との間に直列に接続された2つの抵抗素子を有し、前記2つの抵抗素子の分圧比により、前記第1直流電力の電圧と前記第2直流電力の電圧との差分の電圧に対応した大きさの電圧の検出を可能とする請求項1又は2に記載の点灯装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記演算回路から入力された前記第2直流電力の電圧が、下限値未満となった際に、前記変換回路の動作を停止させ、前記光源部への前記第2直流電力の供給を停止させる請求項3記載の点灯装置。
【請求項5】
前記光源部は、直列に接続された複数の前記光源を有し、
前記制御部は、前記第2直流電力の電圧の演算結果を基に、直列に接続された複数の前記光源のうちの所定数の前記光源の短絡故障の検出を行い、所定数の前記光源の故障時に、故障した前記光源の輝度分を補うように、前記光源部に供給する電流を大きくし、残りの前記光源から照射される光の輝度を高くすることにより、前記光源の故障数に応じた輝度調整を行う請求項3記載の点灯装置。
【請求項6】
光源を有する光源部と、前記光源部を点灯させるための点灯装置と、を有する複数の照明装置を備え、
前記複数の照明装置のそれぞれは、
スイッチング素子を有し、前記光源部の基準電位を前記スイッチング素子を介して共通電位に設定するとともに、入力された第1直流電力を前記スイッチング素子のスイッチングによって前記光源部に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源部に供給することにより、前記光源部を点灯させる変換回路と;
前記変換回路の動作を制御する制御回路と;
を有し、
前記変換回路は、
前記第1直流電力の電圧を検出するための入力電圧検出部と;
前記第1直流電力の電圧と前記第2直流電力の電圧との差分の電圧を検出するための出力電圧検出部と;
を有し、
前記制御回路は、
前記入力電圧検出部の検出結果を基に、前記第1直流電力の電圧の大きさを判別し、前記出力電圧検出部の検出結果を基に、前記差分の電圧の大きさを判別し、判別した前記第1直流電力の電圧の大きさから前記差分の電圧の大きさを減算することにより、前記第2直流電力の電圧を演算する演算回路と;
前記第2直流電力の電圧の演算結果を基に、前記光源部の異常の検出を行う制御部と;
を有し、
前記制御部は、前記光源部の異常を検出した際に、前記光源部の異常の検出を他の点灯装置の制御部に送信するとともに、前記他の点灯装置の制御部から前記光源部の異常の検出を受信した場合に、前記他の点灯装置の前記光源部の異常に対応する動作を行う照明システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、点灯装置及び照明システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
光源を有する光源部と、光源部を点灯させるための点灯装置と、を備えた照明装置がある。また、複数の照明装置を備えた照明システムがある。点灯装置は、入力された直流電力を光源部に対応した別の直流電力に変換し、変換後の直流電力を光源部に供給することによって光源部を点灯させる変換回路を有する。変換回路は、スイッチング素子を有し、スイッチング素子のスイッチングによって、直流電力の変換を行う。
【0003】
また、点灯装置は、光源部の両端の電圧を検出し、光源部の両端の電圧を基に、光源部の異常を検出する。点灯装置は、光源部の異常を検出した場合には、変換回路から光源部への直流電力の供給の停止などを行う。
【0004】
こうした点灯装置の変換回路において、負荷である光源部が、スイッチング素子に対してハイサイド側に位置するローサイドスイッチ型の回路が用いられる場合がある。ローサイドスイッチ型の回路では、光源部の基準電位が、変換回路の共通電位(グラウンド電位)に対して直接的に接続されないため、光源部の両端の電圧を適切に検出できない可能性がある。例えば、入力電圧が変動した際に、光源部の両端の電圧の検出値も変動してしまい、光源部の異常による電圧の変動なのか、入力電圧の変動にともなう電圧の変動なのかを判別することができない可能性がある。
【0005】
このため、点灯装置及び照明システムでは、光源部の基準電位が共通電位に対して直接的に接続されない変換回路においても、光源部の両端の電圧を適切に検出できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-100666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、光源部の両端の電圧を適切に検出できる点灯装置及び照明システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態によれば、光源を有する光源部を点灯させるための点灯装置であって、スイッチング素子を有し、前記光源部の基準電位を前記スイッチング素子を介して共通電位に設定するとともに、入力された第1直流電力を前記スイッチング素子のスイッチングによって前記光源部に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源部に供給することにより、前記光源部を点灯させる変換回路と;前記変換回路の動作を制御する制御回路と;を備え、前記変換回路は、前記第1直流電力の電圧を検出するための入力電圧検出部と;前記第1直流電力の電圧と前記第2直流電力の電圧との差分の電圧を検出するための出力電圧検出部と;を有し、前記制御回路は、前記入力電圧検出部の検出結果を基に、前記第1直流電力の電圧の大きさを判別し、前記出力電圧検出部の検出結果を基に、前記差分の電圧の大きさを判別し、判別した前記第1直流電力の電圧の大きさから前記差分の電圧の大きさを減算することにより、前記第2直流電力の電圧を演算する演算回路と;前記第2直流電力の電圧の演算結果を基に、前記光源部の異常の検出を行う制御部と;を有する点灯装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、光源部の両端の電圧を適切に検出できる点灯装置及び照明システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
実施形態に係る第2変換回路及び制御回路を模式的に表すブロック図である。
実施形態に係る照明システムを模式的に表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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