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公開番号
2025090852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025046489,2022157717
出願日
2025-03-21,2022-09-30
発明の名称
車両用表示装置、車両用表示方法及びプログラム
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20250610BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】異なる描画能力を有する複数の表示装置の間での描画を実現させることができる車両用表示装置等を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、転送先30へ画像情報を転送する車両用表示装置であって、画像情報、当該車両用表示装置である転送元20の描画能力、及び、転送先30の描画能力に基づいて、転送先30の描画能力に応じた画像情報の転送方式を決定する転送方式決定部25と、転送方式決定部25が変換を決定した転送方式によって画像情報を転送先30へ転送する転送処理部27とを備え、転送元20aから転送先30までの転送経路を決定する転送経路決定部26を備え、転送方式決定部25は、転送元20aが画像情報を転送先30へ直接的に転送できない場合、複数の表示装置のうちの候補となる中継器を選定し、選定した候補となる中継器が転送先30の描画能力に応じた転送方式によって画像情報を転送先30へ転送可能か否かを判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された表示装置である転送先へ画像情報を転送する車両用表示装置であって、
前記画像情報、当該車両用表示装置である転送元の描画能力、及び、前記転送先の描画能力に基づいて、前記転送先の描画能力に応じた前記画像情報の転送方式を決定する転送方式決定部と、
予め設定されている転送方式を、前記転送方式決定部が決定した前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送する転送処理部とを備え、
前記表示装置は、前記車両において複数設けられ、
前記転送元から前記転送先までの転送経路を決定する転送経路決定部を備え、
前記転送方式決定部は、前記転送元が前記画像情報を前記転送先へ直接的に転送できない場合、複数の前記表示装置のうちの候補となる中継器を選定し、選定した候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能か否かを判定する
車両用表示装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記転送経路決定部は、選定した前記候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能であることを判定した場合、前記候補となる中継器を前記転送経路に含めた中継器として決定し、前記転送元から決定した前記中継器を介した前記転送先までの前記転送経路を決定する
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記転送方式決定部は、前記画像情報、前記転送元の描画能力、及び、前記転送先の描画能力に基づいて、前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式を決定し、
前記転送経路決定部が決定した前記中継器は、予め設定されている転送方式を前記転送方式決定部が決定した前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送する
請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記転送経路決定部が決定した前記中継器は、
前記転送元から取得した前記画像情報に含まれる第1画像情報を表示する表示部を有し、
予め設定されている転送方式を前記転送方式決定部が決定した前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報に含まれる第2画像情報を前記転送先へ転送する
請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項5】
選定した前記候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能でないことを前記転送経路決定部が判定した場合、前記転送元は、前記転送方式を変換せずに、前記転送先へ前記画像情報を転送する
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項6】
前記転送先の性能を示す性能情報に基づいて前記転送先のフレームレートを推定する性能推定部を備え、
前記転送元は、前記転送先の前記フレームレートが所定の閾値よりも大きい場合に、前記転送先へ前記画像情報を転送する
請求項5に記載の車両用表示装置。
【請求項7】
前記転送元は、前記転送先の前記フレームレートが所定の前記閾値以下の場合に、前記転送先への前記画像情報の転送を中止し、前記画像情報の転送を中止した旨を出力する
請求項6に記載の車両用表示装置。
【請求項8】
選定した前記候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能でないことを前記転送経路決定部が判定した場合、前記転送元は、前記中継器が使用できない旨を出力する
請求項5に記載の車両用表示装置。
【請求項9】
選定した前記候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能でないことを前記転送経路決定部が判定した場合、前記転送元は、複数の前記表示装置のうちから新しい転送先の一覧を出力する
請求項5~8のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
【請求項10】
車両に搭載された複数の表示装置である転送先へ転送元が画像情報を転送する車両用表示方法であって、
前記画像情報、前記転送元の描画能力、及び、前記転送先の描画能力に基づいて、前記転送先の描画能力に応じた前記画像情報の転送方式を決定することと、
予め設定されている転送方式を、当該決定した前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送することと、
前記転送元から前記転送先までの転送経路を決定することと、
前記転送元が前記画像情報を前記転送先へ直接的に転送できない場合、前記複数の表示装置のうちの候補となる中継器を選定し、選定した候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能か否かを判定することを含む
車両用表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置、車両用表示方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、複数の表示装置で構成された表示制御システムにおいて、どの表示装置でも同時に描画を実現することが求められている。例えば、特許文献1では、複数の表示装置への情報画像の表示を制御する第1制御部及び第2制御部の間において、第1制御部は、情報画像を前記第2制御部に転送するときの転送方式を、転送元で描画処理が必要な第1転送方式と、転送先で描画処理が必要な第2転送方式との何れか一方の転送方式に切り替える。これにより、表示制御システムでは、情報画像の転送中に遅延が発生することを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-140133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の表示制御システムでは、制御部におけるハードウェア構成に関する提示はなされておらず、備えているハードウェア構成によっては転送内容の処理に失敗してしまう可能性があるという課題がある。
【0005】
そこで、本開示では、異なる描画能力を有する複数の表示装置の間での描画を実現させることができる車両用表示装置、車両用表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車両用表示装置は、車両に搭載された表示装置である転送先へ画像情報を転送する車両用表示装置であって、前記画像情報、当該車両用表示装置である転送元の描画能力、及び、前記転送先の描画能力に基づいて、前記転送先の描画能力に応じた前記画像情報の転送方式を決定する転送方式決定部と、予め設定されている転送方式を、前記転送方式決定部が決定した前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送する転送処理部とを備え、前記表示装置は、前記車両において複数設けられ、前記転送元から前記転送先までの転送経路を決定する転送経路決定部を備え、前記転送方式決定部は、前記転送元が前記画像情報を前記転送先へ直接的に転送できない場合、複数の前記表示装置のうちの候補となる中継器を選定し、選定した候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能か否かを判定する。
【0007】
また、本開示の一態様に係る車両用表示方法は、車両に搭載された複数の表示装置である転送先へ転送元が画像情報を転送する車両用表示方法であって、前記画像情報、前記転送元の描画能力、及び、前記転送先の描画能力に基づいて、前記転送先の描画能力に応じた前記画像情報の転送方式を決定することと、予め設定されている転送方式を、当該決定した前記転送方式に変換し、変換した前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送することと、前記転送元から前記転送先までの転送経路を決定することと、前記転送元が前記画像情報を前記転送先へ直接的に転送できない場合、前記複数の表示装置のうちの候補となる中継器を選定し、選定した候補となる中継器が前記転送先の描画能力に応じた前記転送方式によって前記画像情報を前記転送先へ転送可能か否かを判定することを含む。
【0008】
また、本開示の一態様に係るプログラムは、車両用表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示の車両用表示装置等によれば、異なる描画能力を有する複数の表示装置の間での描画を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、車両に搭載された実施の形態の表示システムを示す模式図である。
図2は、実施の形態に係る表示システムを示すブロック図である。
図3は、実施の形態に係る転送元の処理動作を示すフローチャートである。
図4は、実施の形態に係る転送先の処理動作を示すフローチャートである。
図5は、転送元から転送先へ描画データを転送したときに、描画に失敗する場合と成功する場合とを例示した図である。
図6は、実施の形態の変形例1に係る表示システムを示すブロック図である。
図7は、実施の形態の変形例1に係る転送元の処理動作を示すフローチャートである。
図8は、実施の形態の変形例1に係る中継器の処理動作を示すフローチャートである。
図9は、転送元から転送先へ描画データを転送したときに、描画に失敗する場合と成功する場合とを例示した別の図である。
図10は、実施の形態の変形例2に係る表示システムを示すブロック図である。
図11は、実施の形態の変形例3に係る表示システムを示すブロック図である。
図12は、実施の形態の変形例4に係る表示システムを示すブロック図である。
図13は、実施の形態の変形例4に係る転送元の処理動作を示すフローチャートである。
図14は、転送元から転送先へ描画データを転送したときに、描画に成功する場合を例示したさらに別の図である。
図15は、その他変形例に係る表示システムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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