TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025085973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199709
出願日
2023-11-27
発明の名称
立体配線を用いた電子ディスプレイ
出願人
日本放送協会
代理人
個人
主分類
G09F
9/30 20060101AFI20250530BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】基板裏面側に分割して配置された配線を電気的に接続することで、輝度ムラを抑制し、外部からの電圧印加が必要な箇所を削減する。
【解決手段】電子ディスプレイ1の基板裏面側において、電源線14’の所定箇所に、当該所定箇所を覆うように粘着層付き絶縁フィルム32を形成し、グランド線13’-1,13’-2の所定箇所及び粘着層付き絶縁フィルム32の所定箇所に、これらの所定箇所を覆うように導電性粘着層付き金属箔31を形成する。これにより、グランド線13’-1,13’-2は、導電性粘着層付き金属箔31により電気的に接続されることとなり、電源線14’とグランド線13’-1,13’-2とは、粘着層付き絶縁フィルム32により電気的に絶縁されることとなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
縦方向及び横方向のアレイ状に配置された複数の画素回路を備え、基板表面側に形成された前記画素回路のTFT及び発光素子を、基板裏面側に形成された信号線、走査線、グランド線及び電源線から貫通孔を通した立体配線を介して駆動する電子ディスプレイにおいて、
前記グランド線及び前記電源線のうちのいずれか一方の配線を第1の配線とし、他方の配線を第2の配線として、前記基板裏面側に、前記第2の配線が分割して配置されている場合に、
前記第1の配線の所定箇所には、当該所定箇所を覆うように接着層及び絶縁フィルムが形成され、
前記第2の配線の所定箇所及び前記絶縁フィルムの所定箇所には、これらの所定箇所を覆うように導電性接着層及び金属箔が形成されており、
分割して配置された全ての第2の配線が、前記導電性接着層及び前記金属箔により電気的に接続されると共に、前記第1の配線と前記全ての第2の配線とが、前記絶縁フィルムにより電気的に絶縁される、ことを特徴とする電子ディスプレイ。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電子ディスプレイにおいて、
前記導電性接着層及び前記金属箔を、導電性粘着層を有する金属箔とし、前記接着層及び前記絶縁フィルムを、粘着層を有する絶縁フィルムとし、
前記導電性粘着層に対して前記全ての第2の配線及び前記絶縁フィルムが接着し、前記粘着層に対して前記第1の配線が接着している、ことを特徴とする電子ディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体配線を用いた電子ディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のパネルユニットを並べることで構成されるタイリングディスプレイが知られている(例えば非特許文献1,2を参照)。タイリングディスプレイは、様々なサイズ、形状及びアスペクト比を実現可能な利点を有している。
【0003】
しかしながら、一般的なパネルユニットの場合、その周縁部に信号線等を形成する必要があり、周縁部に設ける額縁(ベゼル)を無くすことが困難である。そのため、パネルユニットを並べてタイリングし、タイリングディスプレイを構成した場合、ベゼルによりパネルユニット間の継ぎ目が目立ってしまうという問題がある。
【0004】
この問題を解決するために、貫通孔を通した立体配線を用いて、信号線等をパネルユニットの裏面側に取り出す構造が想定される。この構造により、パネルユニットの周縁部に信号線等を形成する必要がなくなり、ベゼルレスのパネルユニットを実現することができ、継ぎ目のない、目立たないタイリングが可能となる。
【0005】
このようなベゼルレスのパネルユニットを実現するための要素技術として、極薄ポリイミド(PI)フィルム基板を用い、フィルム基板の裏面側から貫通孔を通した立体配線により駆動可能なTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)(立体配線TFT)が開発されている(例えば非特許文献3を参照)。
【0006】
図8は、電子ディスプレイの基板表面側の概略構造例、及び画素回路を構成する各素子の配置例を示す図であり、フィルム基板上に形成される立体配線を用いた構造を、基板表面側から見た場合を示している。
【0007】
図8に示すように、この電子ディスプレイ100は、縦方向及び横方向のアレイ状に配置されたM×N個の画素回路99を備えて構成される。M,Nは2以上の整数である。
【0008】
画素回路99は、信号線(表面側信号線)11、走査線(表面側走査線)12、グランド線(表面側グランド線)13、電源線(表面側電源線)14、保持容量15、選択用TFT21、駆動用TFT22及び発光素子(LED等)23等を備えて構成される。画素回路99は、選択用TFT21及び駆動用TFT22を用いて、発光素子23を駆動するための回路である。尚、図8には、本発明に関連する構成部のみを示しており、本発明に直接関連しない構成部は省略してある。
【0009】
具体的には、画素回路99は、3個の発光素子23を備えており、3個の発光素子23のそれぞれに対応して、選択用TFT21、駆動用TFT22、保持容量15及び信号線11等が形成されている。また、3個の発光素子23に共通の走査線12、グランド線13及び電源線14等が形成されている。
【0010】
1個の画素回路99には、縦方向の3本の信号線11、横方向の1本の走査線12、横方向の1本のグランド線13、及び横方向の1本の電源線14が形成されている。つまり、M×N個の画素回路99を備えた電子ディスプレイ100には、縦方向の3×N本の信号線11、横方向のM本の走査線12、横方向のM本のグランド線13、及び横方向のM本の電源線14が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本放送協会
撮像装置
4か月前
日本放送協会
配線構造
20日前
日本放送協会
撮像装置
12か月前
日本放送協会
無線通信装置
2か月前
日本放送協会
マイクロホン
2か月前
日本放送協会
液晶表示装置
9か月前
日本放送協会
光学計測装置
3か月前
日本放送協会
磁性細線メモリ
1か月前
日本放送協会
光制御デバイス
9か月前
日本放送協会
無線伝送システム
4か月前
日本放送協会
映像伝送システム
26日前
日本放送協会
情報提示システム
12か月前
日本放送協会
有機光電変換素子
10か月前
日本放送協会
360度撮影装置
12か月前
日本放送協会
レンズアダプター
7か月前
日本放送協会
磁性細線デバイス
4か月前
日本放送協会
データ管理システム
4か月前
日本放送協会
3次元映像表示装置
1か月前
日本放送協会
垂直分離型撮像素子
8か月前
日本放送協会
LDM送信システム
11か月前
日本放送協会
撮像装置及び撮像方法
11か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
9か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
3か月前
日本放送協会
送出装置及び受信装置
10か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
4か月前
日本放送協会
受信装置及び送出装置
5か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
3か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
10か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
6か月前
日本放送協会
同軸切替器の着脱機構
8か月前
日本放送協会
衛星放送受信システム
6か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
7か月前
日本放送協会
撮像素子及び撮像装置
9か月前
日本放送協会
縮小装置及びプログラム
10か月前
日本放送協会
端末装置及びプログラム
5か月前
日本放送協会
受信装置及びプログラム
11か月前
続きを見る
他の特許を見る