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公開番号
2025090982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205907
出願日
2023-12-06
発明の名称
冷蔵方法
出願人
株式会社前川製作所
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A23G
3/34 20060101AFI20250611BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】あられ生地の表面に発生する皺を抑制しつつ、冷蔵時間の短縮化が可能な冷蔵方法を提供する。
【解決手段】
冷蔵方法は、あられ生地を冷蔵する冷蔵方法であって、あられ生地を急冷する急冷工程S01と、急冷工程で急冷されたあられ生地を低温高湿度環境下で硬化させる硬化工程S02と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
あられ生地を冷蔵する冷蔵方法であって、
前記あられ生地を急冷する急冷工程と、
前記急冷工程で急冷された前記あられ生地を低温高湿度環境下で硬化させる硬化工程と、を有する冷蔵方法。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記急冷工程において、-15℃以上-5℃以下の温度帯で、5分以上30分以下冷却する、請求項1に記載の冷蔵方法。
【請求項3】
前記硬化工程において、2℃以上10℃以下の温度帯で、かつ60%以上100%未満の湿度で、3時間以上4時間以下硬化させる、請求項1または2に記載の冷蔵方法。
【請求項4】
前記硬化工程において、前記あられ生地は、前記あられ生地よりも熱伝導率の高い材料からなる載置部に載置される、請求項1または2に記載の冷蔵方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、あられ生地の製造時における冷蔵方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的にあられ生地は、蒸米、練り・成型、冷蔵、切断、乾燥、焼き、味付け・乾燥の工程を経て製造される。
【0003】
冷蔵工程では、練り・成型後の高温生地を冷蔵庫にて目標温度まで長時間かけて冷却することで、硬化を促進させ、薄く切断しやすくする。あられ生地の冷却および硬化は大きな冷蔵設備にて行われており、あられ生地の冷却および硬化の完了に必要な時間は、8時間以上となっている(例えば下記の非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
新潟県農業総合研究所研究成果情報 分野別研究成果情報(食品加工)令和3年,[令和5年9月21日検索],インターネット<URL:https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/291091.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
冷蔵工程は、他の工程と比較して時間が長いため、冷蔵工程において仕掛品の滞留が起こりやすくなっている。例えば、冷蔵時間の短縮を図ってあられ生地を急冷した場合、あられ生地の表面に皺が発生して好ましくない。また、冷蔵時間が長いことからエネルギーロスが生じている。
【0006】
上記の課題を踏まえて、本発明者らは鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち本発明は、あられ生地の表面に発生する皺を抑制しつつ、冷蔵時間の短縮化が可能な冷蔵方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明に係る冷蔵方法は、あられ生地を冷蔵する冷蔵方法であって、前記あられ生地を急冷する急冷工程と、前記急冷工程で急冷された前記あられ生地を低温高湿度環境下で硬化させる硬化工程と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
上述の冷蔵装置によれば、急冷工程においてあられ生地に皺は発生するが、低温高湿度環境下で硬化させることによって、皺が低減することを本発明者らは見出した。以上から、あられ生地の表面に発生する皺を抑制しつつ、冷蔵時間の短縮化が可能な冷蔵方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る冷蔵装置を示す概略図である。
本実施形態に係る冷凍方法のフローチャートである。
実施例1における硬化工程におけるあられ生地の時間変化を示す写真である。
実施例1における硬化工程終了後の吊り試験の様子を示す写真である。
実施例2における硬化工程におけるあられ生地の時間変化を示す写真である。
実施例2における硬化工程終了後の吊り試験の様子を示す写真である。
比較例1における硬化工程におけるあられ生地の時間変化を示す写真である。
比較例1における硬化工程終了後の吊り試験の様子を示す写真である。
比較例2における硬化工程におけるあられ生地の時間変化を示す写真である。
比較例2における硬化工程終了後の吊り試験の様子を示す写真である。
比較例3における硬化工程におけるあられ生地の時間変化を示す写真である。
比較例3における硬化工程終了後の吊り試験の様子を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、図1、図2を参照しつつ説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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