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公開番号
2025101347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218142
出願日
2023-12-25
発明の名称
スプリングコンプレッサ
出願人
株式会社前川製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25B
7/02 20060101AFI20250630BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】スペースの限られた狭い箇所に設けられたコイルスプリングであっても、容易にかつ確実に脱着作業を行うことができるスプリングコンプレッサを提供する。
【解決手段】一端2a,3aが回転軸線A回りに回転自在に連結された一対の持ち手部2,3と、各持ち手部2,3の一端2a,3a側からそれぞれ回転軸線Aと交差する方向で、かつ持ち手部2,3とは反対側に延出され、一対の持ち手部2,3の回動に伴って接近、離間する一対のアーム部4,5と、各アーム部4,5に設けられ、コイルスプリングに径方向外側から差し込まれるベースプレート11を有する把持部6,7と、を備える。ベースプレート11は、コイルスプリングへの差し込み方向の先端部11aに形成され、コイルスプリングを受け入れる凹部12を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
螺旋状のコイルスプリングを圧縮するスプリングコンプレッサであって、
一端が回転軸線回りに回転自在に連結された一対の持ち手部と、
各前記持ち手部の前記一端側からそれぞれ前記回転軸線と交差する方向で、かつ前記持ち手部とは反対側に延出され、前記一対の持ち手部の回動に伴って接近、離間する一対のアーム部と、
各前記アーム部に設けられ、前記コイルスプリングに径方向外側から差し込まれるベースプレートを有する把持部と、
を備え、
前記ベースプレートは、前記コイルスプリングへの差し込み方向の先端部に形成され、前記コイルスプリングを受け入れる凹部を有する、
ことを特徴とするスプリングコンプレッサ。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記ベースプレートは、前記差し込み方向と直交する幅方向の側辺から立ち上がる一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部の間に前記コイルスプリングが配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のスプリングコンプレッサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スプリングコンプレッサに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、装置にコイルスプリングを脱着させるために、コイルスプリングを圧縮させるスプリングコンプレッサが知られている。スプリングコンプレッサの中には、ボルト軸に二又状のブラケットを螺合させたものがある。このものは、コイルスプリングに径方向外側からブラケットを差し込んだ後、ボルト軸を回転させる。すると、ブラケットがボルト軸に沿って移動し、コイルスプリングが圧縮される。ボルト軸は、ボックスレンチ、ラチェットレンチ、エアーインパクトレンチ等の工具を用いて回転させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭58-47488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、スペースの限られた狭い箇所のコイルスプリングを脱着させる場合、スプリングコンプレッサを入り込ませることができない。仮にスプリングコンプレッサを入り込ませることができたとしても工具を回転させるだけのスペースが必要になってしまう。このため、コイルスプリングの周囲に十分なスペースを確保しないとスプリングコンプレッサを使用できないという課題があった。
スペースの限られた狭い箇所のコイルスプリングを脱着させる場合、装置を分解する必要がある。このため、コイルスプリングの脱着作業が煩わしいという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、スペースの限られた狭い箇所に設けられたコイルスプリングであっても、容易にかつ確実に脱着作業を行うことができるスプリングコンプレッサを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係るスプリングコンプレッサは、螺旋状のコイルスプリングを圧縮するスプリングコンプレッサであって、一端が回転軸線回りに回転自在に連結された一対の持ち手部と、各前記持ち手部の前記一端側からそれぞれ前記回転軸線と交差する方向で、かつ前記持ち手部とは反対側に延出され、前記一対の持ち手部の回動に伴って接近、離間する一対のアーム部と、各前記アーム部に設けられ、前記コイルスプリングに径方向外側から差し込まれるベースプレートを有する把持部と、を備え、前記ベースプレートは、前記コイルスプリングへの差し込み方向の先端部に形成され、前記コイルスプリングを受け入れる凹部を有する。
【0007】
このように構成することで、例えばプライヤーのように、作業者が一対の持ち手部を接近させるように握るだけでコイルスプリングを圧縮させることができる。このため、スペースの限られた狭い箇所でもスプリングコンプレッサを使用できる。
把持部のベースプレートには、コイルスプリングを受け入れる凹部が形成されているので、コイルスプリングの径方向外側から奥まで把持部を差し込むことができる。コイルスプリングに奥まで差し込まれたベースプレートの全体でコイルスプリングの軸方向両側を挟持しつつ圧縮できる。このため、把持部にかかる面圧を低減しつつ、確実にコイルスプリングを圧縮できる。よって、容易にかつ確実にコイルスプリングの脱着作業を行うことができる。
【0008】
上記構成において、前記ベースプレートは、前記差し込み方向と直交する幅方向の側辺から立ち上がる一対の側壁部を有し、前記一対の側壁部の間に前記コイルスプリングが配置されてもよい。
【0009】
このように構成することで、一対の側壁部によって、ベースプレート上のコイルスプリングがベースプレートから滑り落ちるのを防止できる。このため、把持部によってコイルスプリングを確実に把持できるので、より確実にコイルスプリングの脱着作業を行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、スペースの限られた狭い箇所に設けられたコイルスプリングであっても、容易にかつ確実に脱着作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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