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公開番号2025091535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206784
出願日2023-12-07
発明の名称操舵部連結構造
出願人アピュアン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A01D 34/90 20060101AFI20250612BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】機械部から発せられた振動を低減することのできる操舵部連結構造を提供する。
【解決手段】先端寄りコイルスプリング部材70と、基端寄りコイルスプリング部材60とによって圧接された挿通部31を備える操舵部30は、軸部10に伝播された振動や衝撃が吸収されることによって作業性能が格段に向上するとともに、支持部100と操舵部30との間には、回転抑制用コイルスプリング部110を配設したため、回転部21を操舵部30で適切に操舵することも可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源を有する本体部と、
前記本体部と連係している長尺状の軸部と、
前記軸部の先端に配されており、前記駆動源によって駆動することで振動する機械部と、
所定の振動抑制部を介して前記軸部と連結されており、当該軸部を操舵するための操舵部と、
前記操舵部が前記軸部の軸周りに回動することを抑制する回転抑制機構と、
を備え、
前記振動抑制部は、
前記操舵部に備えられ、前記軸部が軸方向に移動可能に挿通されてなる挿通部と、
前記挿通部を基準として前記軸部の先端寄りに配された先端寄りコイルスプリング部材と、
前記挿通部を基準として前記軸部の基端寄りに配された基端寄りコイルスプリング部材と、
前記軸部に備えられ、前記先端寄りコイルスプリング部材の先端部が圧接する軸部側先端寄り圧接部と、
前記軸部に備えられ、前記基端寄りコイルスプリング部材の基端部が圧接する軸部側基端寄り圧接部と、
を備えており、
前記機械部が駆動する駆動状態で、
前記先端寄りコイルスプリング部材は、前記軸部側先端寄り圧接部と前記挿通部の先端部分との間で、弾性変形範囲で伸縮自在な状態で配置されてなり、
前記基端寄りコイルスプリング部材は、前記軸部側基端寄り圧接部と前記挿通部の基端部分との間で、弾性変形範囲で伸縮自在な状態で配置されてなる
ことを特徴とする操舵部連結構造。
続きを表示(約 62 文字)【請求項2】
前記機械部が、草刈り用の回転刃を備える回転部である
請求項1に記載の操舵部連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺状の軸部を操舵するために当該軸部に連結される操舵部の連結構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば特許文献1に開示されている草刈り用の刈払機のように、先端に機械部としての回転刃を備えた長尺状の軸部を操舵するために当該軸部に連結される操舵部を備えたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-29114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような人が歩きながら手で操作する刈払機(刈取機)にあっては、機械部が取り付けられた軸部の先端部から発生した振動が、操舵のために軸部に取り付けられた操舵部にまで達して刈取機を操舵するものに大きな負荷を与えてしまう。こうした振動を長期間受け続けると人体に害が及ぶおそれが大きい。
【0005】
そこで本発明は、機械部から発せられた振動を低減することのできる操舵部連結構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、駆動源を有する本体部と、前記本体部と連係している長尺状の軸部と、前記軸部の先端に配されており、前記駆動源によって駆動することで振動する機械部と、所定の振動抑制部を介して前記軸部と連結されており、当該軸部を操舵するための操舵部と、前記操舵部が前記軸部の軸周りに回動することを抑制する回転抑制機構と、を備え、前記振動抑制部は、前記操舵部に備えられ、前記軸部が軸方向に移動可能に挿通されてなる挿通部と、前記挿通部を基準として前記軸部の先端寄りに配された先端寄りコイルスプリング部材と、前記挿通部を基準として前記軸部の基端寄りに配された基端寄りコイルスプリング部材と、前記軸部に備えられ、前記先端寄りコイルスプリング部材の先端部が圧接する軸部側先端寄り圧接部と、前記軸部に備えられ、前記基端寄りコイルスプリング部材の基端部が圧接する軸部側基端寄り圧接部と、を備えており、前記機械部が駆動する駆動状態で、前記先端寄りコイルスプリング部材は、前記軸部側先端寄り圧接部と前記挿通部の先端部分との間で、弾性変形範囲で伸縮自在な状態で配置されてなり、前記基端寄りコイルスプリング部材は、前記軸部側基端寄り圧接部と前記挿通部の基端部分との間で、弾性変形範囲で伸縮自在な状態で配置されてなることを特徴とする操舵部連結構造である。
【0007】
かかる構成にあっては、前記軸部と前記操舵部とが前記振動抑制部を介して連結されているため、振動抑制部によって軸部の振動が操舵部に達することを抑制することができる。また、上記構成にあっては、前記操舵部の挿通部に前記軸部が挿通されてなる構成であるから、前記軸部の軸回りに操舵部が回転してしまう構成であるところ、前記回転抑制機構を配設して、機械部の振動が操舵部に伝達することを抑制しつつ前記操舵部が前記軸部に対して軸回りに回転してしまうことを抑制し、もって操舵部で機械部を操舵可能としている。
【0008】
また、前記機械部が、草刈り用の回転刃を備える回転部である構成が提案される。
【0009】
かかる構成とすることにより、特に草刈り機(刈取機)が地面に生えている草を刈り取る際に発生する振動や衝撃を、前記振動抑制部によって好適に吸収することができ、しかも操舵部で回転部を所望位置に操舵することが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の操舵部連結構造は、機械部から発せられた振動を低減することができるとともに、操舵部で機械部を所望位置に操舵することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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