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公開番号2025091628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206986
出願日2023-12-07
発明の名称放熱装置
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 1/20 20060101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】放熱装置の保守性の向上等を図る。
【解決手段】放熱装置は発熱部品が配設される第1面及び第1面と対向する平面状の第2面を有する放熱部材、及び、放熱部材が第2面側において放熱用グリスを介して配される平面状の載置面を有する基底部を備えた熱伝導性の筐体を含む。放熱部材は、その一端部の少なくとも一部分に、第2面から第1面へ向かう方向へ延伸するよう構成された突出部を有する。筐体は、放熱部材が筐体の載置面に放熱用グリスを介して配された状態において突出部に対向するよう設けられた側壁部を有する。放熱装置は、筐体の前記載置面に放熱用グリスを介して配された放熱部材が載置面上において平行移動するよう、載置面に対し平行な方向において突出部と側壁部を離間させる横移動機構を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発熱部品が配設される第1面及び前記第1面と対向する平面状の第2面を有する放熱部材、及び、
前記放熱部材が前記第2面側において放熱用グリスを介して配される平面状の載置面を有する基底部を備えた熱伝導性の筐体
を含む、放熱装置であって、
前記放熱部材は、その一端部の少なくとも一部分に、前記第2面から前記第1面へ向かう方向へ延伸するよう構成された突出部を有すること、
前記筐体は、前記放熱部材が前記筐体の前記載置面に放熱用グリスを介して配された状態において前記突出部に対向するよう設けられた側壁部を有すること、
前記放熱装置は、前記筐体の前記載置面に放熱用グリスを介して配された前記放熱部材が前記載置面上において平行移動するよう、前記載置面に対し平行な方向において前記突出部と前記側壁部を離間させる横移動機構を含むこと
を特徴とする、放熱装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記横移動機構は、
前記載置面に対し平行方向に形成された前記突出部の貫通孔、及び、
前記貫通孔に挿通可能に構成され、前記側壁部に当接する端部を有し、前記端部を介して前記側壁部を押圧可能に構成されたシャフト部材
を含むこと
を特徴とする、放熱装置。
【請求項3】
請求項2に記載の放熱装置において、
前記貫通孔は雌ネジを有すること、
前記シャフト部材は、前記雌ネジに螺合する雄ネジを有するボルトであること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項4】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記横移動機構は、
前記載置面に対し平行方向に形成された前記側壁部の貫通孔、及び、
前記貫通孔に挿通可能に構成され、前記突出部に当接する端部を有し、前記端部を介して前記突出部を押圧可能に構成されたシャフト部材
を含むこと
を特徴とする、放熱装置。
【請求項5】
請求項4に記載の放熱装置において、
前記貫通孔は雌ネジを有すること、
前記シャフト部材は、前記雌ネジに螺合する雄ネジを有するボルトであること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項6】
請求項3又は5に記載の放熱装置において、
前記雌ネジは、前記貫通孔に圧入されたナットの雌ネジであること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項7】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記突出部は、前記一端部の少なくとも一部分から延出する部分の屈曲立設によって形成されていること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項8】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記放熱部材は板状の部材であること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項9】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記放熱部材はベイパーチャンバであること
を特徴とする、放熱装置。
【請求項10】
請求項1に記載の放熱装置において、
前記筐体は、前記基底部の前記載置面に対向する側に少なくとも1つの冷却フィンを有すること
を特徴とする、放熱装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、放熱装置に関する。
続きを表示(約 860 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子機器は小型化の傾向があり、その内部は高密度化されている。そのような電子機器は、通常、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の高発熱部品を備える。発熱部品が発生する熱を放出するために、放熱装置が設けられる。
【0003】
そのような放熱装置の一例として、特許文献1に記載されたものがある。この放熱装置は、発熱部品が配設される放熱板と、該放熱板が放熱用グリスを介して配設される冷却用のケースとを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-173372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記先行技術文献は、引用により本書に繰り込み記載されているものとする。
【0006】
以下の分析は本発明者によってなされたものである。
【0007】
上記のような放熱板は、一度そのケースに取り付けられた後は、ケースから取り外されることはないが、保守性の向上等を図るためにケースから取り外されることが必要になることがある。
【0008】
放熱板をケースから取り外すために、特許文献1に記載された放熱装置は、放熱板とケースの接触面に対し直角をなす方向に放熱板とケースとを離間する取外機構を有する。
【0009】
しかしながら、放熱板とケースは、それらの間に配された放熱用グリスによって接着され容易に分離できないことがある。
【0010】
そのような場合に、上記の取外機構を用いると、放熱板は、放熱板とケースとの離間の際に、放熱用グリスの接着を引き剥がす負荷に耐えられず変形ないし破壊してしまい、結局、新品と交換せざるをえないことがある。
(【0011】以降は省略されています)

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