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公開番号2025091678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207078
出願日2023-12-07
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60L 58/12 20190101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の走行中にバッテリの充電残量が不足することを抑制する。
【解決手段】車両に要求される走行距離である第一距離に関する情報を取得することと、車両のリモート空調を作動する要求があり、且つ車両のバッテリの充電残量が、第一距離を走行可能なバッテリの充電残量である第一残量よりも多いことに応じて、リモート空調を作動させることと、リモート空調の作動中に、バッテリの充電残量が第一残量以下になることに応じて、リモート空調を停止させることと、を実行するように構成された制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に要求される走行距離である第一距離に関する情報を取得することと、
前記車両のリモート空調を作動する要求があり、且つ前記車両のバッテリの充電残量が、前記第一距離を走行可能な前記バッテリの充電残量である第一残量よりも多いことに応じて、前記リモート空調を作動させることと、
前記リモート空調の作動中に、前記バッテリの充電残量が前記第一残量以下になることに応じて、前記リモート空調を停止させることと、
を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車両のユーザの端末から前記第一距離に関する情報を取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両の目的地までのルートに関する情報を、前記第一距離に関する情報として取得し、
前記車両が前記ルートを走行する場合に必要な前記バッテリの充電残量を、前記第一残量として算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記バッテリの充電中には、前記バッテリの充電残量が前記第一残量よりも多いか否かにかかわらず、前記リモート空調を作動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記車両の外部の温度と前記第一残量の補正係数との関係を記憶する記憶部を更に備え、
前記制御部は、
前記車両の外部の温度を取得することと、
前記車両の外部の温度と前記第一残量の補正係数との関係に応じて、前記第一残量を補正することと、
を更に実行するように構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
バッテリ残量を考慮してリモート空調を開始する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。リモート空調開始後、温度とバッテリ残量をユーザに示して、空調継続可否をユーザが判断することが知られている(例えば、特許文献2を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-235807号公報
国際公開第2013/124990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両の走行中にバッテリの充電残量が不足することを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、車両に要求される走行距離である第一距離に関する情報を取得することと、前記車両のリモート空調を作動する要求があり、且つ前記車両のバッテリの充電残量が、前記第一距離を走行可能な前記バッテリの充電残量である第一残量よりも多いことに応じて、前記リモート空調を作動させることと、前記リモート空調の作動中に、前記バッテリの充電残量が前記第一残量以下になることに応じて、前記リモート空調を停止させることと、を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置である。
【0006】
本開示は、上記情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法として捉えることもできる。また、本開示は、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム又は該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の走行中にバッテリの充電残量が不足することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシステムの概略を示す図である。
実施形態に係る車両情報DBのテーブル構成を例示した図である。
実施形態に係るサーバにおける処理を示したフローチャートである。
実施形態に係るリモート空調の作動中にサーバにおいて実行される処理を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の態様の1つである情報処理装置は、リモートで車両の空調を作動させるリクエストを受信した場合に、ユーザが要求する距離を走行可能なバッテリの充電残量を確保できることを条件として、リモート空調を作動させる。なお、リモート空調は、例えば、ユーザが車両の外部から遠隔操作により行う空調であり、ユーザが車両の外部からユーザ端末を用いて空調を行うリクエストを送信することにより行われる。
【0010】
そのため、情報処理装置が備える制御部は、車両に要求される走行距離である第一距離に関する情報を取得する。第一距離は、例えば現在地から目的地までの距離であり、ユーザが車両に求める走行距離である。第一距離は、ユーザが指定した距離であってもよく、例えばナビゲーションシステムで設定された目的地までの距離であってもよい。また、制御部が車両のルートを推測し、そのルートに応じた距離を第一距離として算出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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