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公開番号
2025092201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207936
出願日
2023-12-08
発明の名称
導電シート、樹脂成形品およびその製造方法
出願人
NISSHA株式会社
代理人
主分類
H05B
3/20 20060101AFI20250612BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】射出成形時の断線を防ぎ、良好な成形性および機能性を得ることができる導電シート、樹脂成形品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】導電シート(1)は、機能領域(A1)と、延伸領域(A2)とを含む基材シート(2)と、機能領域に形成される導電性パターン(3)と、導電性パターンの少なくとも一部と当接または近接して設けられ、延伸領域に形成される引回し配線(4)と、導電性パターンと引回し配線とを電気的に接続する導電材(5)とを備える。引回し配線の抵抗値は、導電性パターンの抵抗値よりも低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機能領域と、延伸領域とを含む基材シートと、
前記機能領域に形成される導電性パターンと、
前記導電性パターンの少なくとも一部と当接または近接して設けられ、前記延伸領域に形成される引回し配線と、
前記導電性パターンと前記引回し配線とを電気的に接続する導電材とを備え、
前記引回し配線の抵抗値は、前記導電性パターンの抵抗値よりも低い、導電シート。
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【請求項2】
前記基材シートは、前記引回し配線が所定角度折り曲げられた屈曲部を有する立体形状である、請求項1に記載の導電シート。
【請求項3】
前記導電性パターンは、前記引回し配線と重複する重複部を有しており、
前記導電材は前記重複部に配置される、請求項1に記載の導電シート。
【請求項4】
前記導電材は、前記導電性パターンよりも低い抵抗値を有している、請求項1に記載の導電シート。
【請求項5】
請求項2に記載の導電シートにおいて、前記引回し配線を屈曲させたプレフォーム体と、
前記プレフォーム体の表面および/または裏面に積層された樹脂成形体とを備える、樹脂成形品。
【請求項6】
機能領域と、延伸領域とを含む基材シートを準備する工程と、
前記基材シートの上において、前記延伸領域に引回し配線を形成する工程と、
前記基材シートの上において、前記機能領域に前記引回し配線の抵抗値よりも高い抵抗値の導電性パターンを形成する工程と、
前記導電性パターンと前記引回し配線とを電気的に接続する導電材を設ける工程とを備える、導電シートの製造方法。
【請求項7】
前記基材シートのうち、前記引回し配線を折り曲げる工程をさらに備える、請求項6に記載の導電シートの製造方法。
【請求項8】
固定型と、前記固定型との間にキャビティを形成する可動型とを有する射出成形用金型を準備する工程と、
前記金型のいずれかのキャビティ面に、請求項1に記載の導電シートを配置する工程と、
前記射出成形用金型を型締めする工程と、
前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して樹脂成形体を成形すると同時に、前記樹脂成形体の表面に前記導電シートを固着させる工程と、
前記射出成形用金型を型開きして、前記導電シートが固着した前記樹脂成形体を取り出す工程とを備える、樹脂成形品の製造方法。
【請求項9】
請求項1に記載の導電シートのうち前記引回し配線を折り曲げたプレフォーム体を準備する工程と、
前記プレフォーム体の形状に対応する形状を有する樹脂成形体を準備する工程と、
前記プレフォーム体の表面および/または裏面に、前記樹脂成形体を固着させる工程とを備える、樹脂成形品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導電シートに関し、特に車両用ヒータに用いられる導電シートに関する。
続きを表示(約 860 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-169417号公報(特許文献1)は、シート上に銅線などで形成された導電性パターンを備えるフィルムヒータを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-169417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のフィルムヒータは、シート全体に延伸性の低い銅線が埋め込まれているため、射出成形時に銅線が断線してしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、良好な成形性および機能性を備える導電シート、樹脂成形品およびその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る導電シートは、機能領域と、延伸領域とを含む基材シートと、機能領域に形成される導電性パターンと、導電性パターンの少なくとも一部と当接または近接して設けられ、延伸領域に形成される引回し配線と、導電性パターンと引回し配線とを電気的に接続する導電材とを備え、引回し配線の抵抗値は、導電性パターンの抵抗値よりも低い。
【0007】
好ましくは、基材シートは、引回し配線が所定角度折り曲げられた屈曲部を有する立体形状である。
【0008】
好ましくは、導電性パターンは、引回し配線と重複する重複部を有しており、導電材は重複部に配置される。
【0009】
好ましくは、導電材は、導電性パターンよりも低い抵抗値を有している。
【0010】
本発明の他の態様に係る樹脂成形品は、本発明の一態様に係る導電シートの引回し配線を屈曲させたプレフォーム体と、プレフォーム体の表面および/または裏面に積層された樹脂成形体とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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