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公開番号
2025092322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024016423,2023579703
出願日
2024-02-06,2023-12-07
発明の名称
身体温度調整装置の被服取付構造、及び身体温度調整被服
出願人
株式会社リブレ
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
A41D
13/005 20060101AFI20250612BHJP(衣類)
要約
【課題】身体温度調整装置を被服をなす生地への装着を簡単にするとともに、身体温度調整被服の使い易さの向上を図ることができる身体温度調整装置の被服取付構造、及びその構造で構成した身体温度調整被服を提供すること。
【解決手段】身体温度調整装置の被服取付構造は、複数の突起122を有するリング締結具120を備え、複数の突起122を構成する各々の突起を複数の間隙70を構成する各々の間隙に対して、本体部62の軸心方向Lに進入させて、内側フランジ63とリング締結具120とを相対的に回転させて、内側フランジ63とリング締結具120で生地を挟んだ状態で、複数の突起122を構成する各々の突起が第1規制部67a、または第1規制部67aよりも他方端66b側に設けられた第2規制部67bに係合することで身体温度調整装置の生地への装着を行う。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
温度調整ユニットにより、身体の温度を調整可能な身体温度調整装置を、被服をなす生地に形成される挿入孔に着脱自在で装着可能な身体温度調整被服では、
前記身体温度調整装置に、
空気を取り込む空気孔が形成された取込部を有する本体部と、
前記本体部の外周面において外側に張り出したフランジと、
前記本体部の外周面において、一方端と他方端との間を、前記本体部の外周面に沿って円弧状に延設された複数のガイドレールと、
前記複数のガイドレールと連結可能な複数の突起を有する環状の固着部材とを備え、
前記複数のガイドレールのそれぞれには、前記突起の移動動作を規制する複数の規制部が、前記一方端と前記他方端とを繋ぐ摺動面に、断続的に設けられ、
前記複数の規制部には、第1規制部と、前記第1規制部よりも前記他方端側に設けられた第2規制部とがあり、
前記複数のガイドレールの間に前記本体部の軸心方向に延設された複数の間隙を設け、
前記身体温度調整装置の前記生地への装着は、
前記複数の突起を構成する各々の突起を前記複数の間隙を構成する各々の間隙に対して前記本体部の軸心方向に進入させて、前記フランジと前記固着部材で前記生地を挟み、
前記フランジと前記固着部材とを相対的に回転させて、前記フランジと前記固着部材で前記生地を挟んだ状態で、前記複数の突起を構成する各々の突起が前記第1規制部、または前記第2規制部に係合することで行われる身体温度調整装置の被服取付構造。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の身体温度調整装置の被服取付構造において、
前記温度調整ユニットは、ペルチェ素子であり、
前記身体温度調整装置は、
冷却面と前記冷却面の反対側になる熱交換面とを有し、
通電下の前記ペルチェ素子により、吸熱下となった前記冷却面に呈する冷熱を、身体に伝熱可能に構成された身体温度調整装置の被服取付構造。
【請求項3】
請求項2に記載の身体温度調整装置の被服取付構造において、
前記空気孔から取り込んだ空気を放出させる放出部を備え、
前記熱交換面は、複数の冷却フィンを有し、
前記取込部は、前記空気孔が円周に形成されており、
前記冷却面と前記取込部が前記被服の身体側に取り付けられ、
前記フランジは、前記冷却面と平行な面に対して、前記放出部側に15度以上30度以下の傾斜面を有する身体温度調整装置の被服取付構造。
【請求項4】
請求項2に記載の前記身体温度調整装置の前記被服取付構造をなす前記身体温度調整装置を、前記被服に着脱可能に装着してなる身体温度調整被服。
【請求項5】
請求項1に記載の身体温度調整装置の被服取付構造において、
前記温度調整ユニットは、ファンであり、
前記身体温度調整装置は、
前記ファンの回転により、外気よりも低温状態下にある冷風、または外気より高温状態下にある温風のいずれかの風を、身体に送風可能に構成された身体温度調整装置の被服取付構造。
【請求項6】
請求項5に記載の前記身体温度調整装置の前記被服取付構造をなす前記身体温度調整装置を、前記被服に着脱可能に装着してなる身体温度調整被服。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば、上着、ベスト、ズボン等、身にまとう被服に身体温度調整装置を装着した身体温度調整被服を対象とした身体温度調整装置の被服取付構造、及びその構造で構成した身体温度調整被服に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
人にとって不快な猛暑日は近年、年間を通じて数多くあり、このような猛暑日には、熱中症の防止策として、小まめな水分補給をはじめ、適度な冷房装置の使用が、奨励されている。しかしながら、冷房装置の設備がない、または冷房の効きが十分でない等の理由により、猛暑下の屋外で働く作業者や、屋内の蒸し暑い環境下で働く作業者、炎天下でレクリエーションやスポーツ、観戦等を行っている人は、冷房装置で涼を取ることはできない。そこで、避暑を求める人向けに、身体温度調整ユニットを有した身体温度調整被服が近年、数多く開発されている。特許文献1には、その身体温度調整被服の一例である空調被服が、開示されている。
【0003】
特許文献1は、被服の服地に空調被服用送風ユニットを装着した空調被服である。空調被服用送風ユニットは、送風を行うプロペラと共に、その回転を制御する駆動部の周囲を通気可能に覆うケーシングに対し、その端部にフランジと、外周部に雄ネジ部をそれぞれ形成した本体と、内周部に雌ネジ部を形成した環状の押圧部材とを備えている。特許文献1では、空調被服の服地の外側から本体のケーシングが服地の開口に挿通され、服地の開口の外周縁部に本体のフランジを当接させた状態の下、押圧部材が、服地の内側から本体のケーシングに向けて配置される。そして、本体のケーシングの雄ネジ部と、押圧部材の雌ネジ部との螺合で、本体と押圧部材とを固着することにより、空調被服用送風ユニットは、本体のフランジと押圧部材との間に空調被服の服地を挟み込んだ状態で、装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3213564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような空調被服では、空調被服用送風ユニット(身体温度調整装置)の本体と、この本体と別体となっている押圧部材との間に空調被服をなす生地を挟み込み、本体側と押圧部材側を螺合して固着させる構造となっている。そのため、特許文献1の技術には、以下の問題がある。
その問題とは、空調被服用送風ユニットの本体と押圧部材と螺合する際に、押圧部材の締め付け不良や緩みが生じると、空調被服から空調被服用送風ユニットが脱落したり、押圧部材だけが紛失してしまうことがあるため、作業者にとって使い勝手が悪いことである。
【0006】
本開示は、上記問題点を解決するためになされたものであり、身体温度調整装置を被服をなす生地への装着を簡単にするとともに、身体温度調整被服の使い易さの向上を図ることができる身体温度調整装置の被服取付構造、及びその構造で構成した身体温度調整被服を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた本開示の一態様における温度調整ユニットにより、身体の温度を調整可能な身体温度調整装置を、被服をなす生地に形成される挿入孔に着脱自在で装着可能な身体温度調整被服では、前記身体温度調整装置に、空気を取り込む空気孔が形成された取込部を有する本体部と、前記本体部の外周面において外側に張り出したフランジと、前記本体部の外周面において、一方端と他方端との間を、前記本体部の外周面に沿って円弧状に延設された複数のガイドレールと、前記複数のガイドレールと連結可能な複数の突起を有する環状の固着部材とを備え、前記複数のガイドレールのそれぞれには、前記突起の移動動作を規制する複数の規制部が、前記一方端と前記他方端とを繋ぐ摺動面に、断続的に設けられ、前記複数の規制部には、第1規制部と、前記第1規制部よりも前記他方端側に設けられた第2規制部とがあり、前記複数のガイドレールの間に前記本体部の軸心方向に延設された複数の間隙を設け、前記身体温度調整装置の前記生地への装着は、前記複数の突起を構成する各々の突起を前記複数の間隙を構成する各々の間隙に対して前記本体部の軸心方向に進入させて、前記フランジと前記固着部材で前記生地を挟み、前記フランジと前記固着部材とを相対的に回転させて、前記フランジと前記固着部材で前記生地を挟んだ状態で、前記複数の突起を構成する各々の突起が前記第1規制部、または前記第2規制部に係合することで行われる。
【0008】
この態様によれば、人が、身体温度調整装置の被服をなす生地への装着は、複数の突起を構成する各々の突起が複数の間隙を構成する各々の間隔に対して本体部の軸心方向に進入させて、先ずフランジと固着部材で生地を挟む。続いて、人が、本体部と固着部材とを相対的に回転させて、フランジと固着部材で生地を挟んだ状態で、固着部材が有する複数の突起のそれぞれが複数の規制部のそれぞれを乗り越えると、規制部によって移動動作が規制されるとともに、規制部と突起が係合する。これにより、人は、身体温度調整装置を被服をなす生地に節度感のあるワンタッチ操作で装着することができる。そのため、固着部材の締め付け不良や緩みが生じないため、身体温度調整装置が被服から脱落したり、固着部材だけが紛失してしまうこと回避することができる。したがって、身体温度調整装置を被服をなす生地への装着を簡単にするとともに、身体温度調整被服の使い易さの向上を図ることができる身体温度調整装置の被服取付構造、及びその構造で構成した身体温度調整被服を提供する。
【0009】
なお、本開示に係る被服とは、(a)ジャケット、ジャンパー、スーツ、ベスト等に挙げられる上着類、(b)パンツ、ズボン等に挙げられ下着類、(c)靴下、フットウォーマ等に挙げられる足や脚部に着用するソックス類と大別される中、(a)(b)(c)の各概念を含めた概念の総称である。
【0010】
上記の態様において、前記複数のガイドレールはそれぞれ、前記一方端と前記他方端との間で、前記本体部の軸心方向に高低差を付けた傾斜態様で形成されていること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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