TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025092669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025058229,2024072247
出願日2025-03-31,2022-08-31
発明の名称飛翔体、指向制御システムおよび観測方法
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類B64G 1/66 20060101AFI20250612BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】観測対象に照射される水平偏波の電場ベクトルの変動方向を特定平面に対して直角に固定できるようにする。
【解決手段】空中線201のアジマス方向Azが特定平面の法線方向と一致するように、且つ、空中線201のボアサイト方向Boaが観測対象102を指向する方向から逸らし角度に応じて逸れた方向を指向するように、空中線201の指向方向を調整する。前記特定平面は、観測対象102に対する空中線201の相対方向と、観測対象102の位置での地表面の法線方向と、が形成する平面を、観測対象102の位置での地表面の法線方向回りに面回転角度に応じて回転した平面である。前記面回転角度は、前記地表面の法線方向回りの角度として設定される。前記逸らし角度は、空中線201のエレベーション方向における角度である。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
ビームを照射し、地表面に位置する観測対象に反射したビームを受信するための空中線と、
前記空中線のアジマス方向が特定平面の法線方向と一致するように、且つ、前記空中線のボアサイト方向が前記観測対象を指向する方向から逸らし角度に応じて逸れた方向を指向するように、前記空中線の指向方向を調整する空中線制御装置と、
電子走査によって、前記空中線の前記指向方向から前記逸らし角度に応じて逸らした方向へビームを照射するビーム制御装置と、
前記空中線を使って、前記観測対象に反射したビームを受信する受信装置と、
を備える飛翔体であり、
前記特定平面は、前記観測対象に対する前記空中線の相対方向と、前記観測対象の位置での前記地表面の法線方向と、が形成する平面を、前記観測対象の位置での前記地表面の法線方向回りに面回転角度に応じて回転した平面であり、
前記面回転角度は、前記地表面の法線方向回りの角度として設定され、
前記逸らし角度は、前記空中線のエレベーション方向における角度である
飛翔体。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記空中線は、前記観測対象より遠い指向対象を指向し、
前記ビームは、前記指向対象より近い前記観測対象を指向する
請求項1に記載の飛翔体。
【請求項3】
前記空中線は、前記観測対象より近い指向対象を指向し、
前記ビームは、前記指向対象より遠い前記観測対象を指向する
請求項1に記載の飛翔体。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の飛翔体に搭載される指向制御システムであり、
前記空中線制御装置と、
前記ビーム制御装置と、
を備える指向制御システム。
【請求項5】
空中線のアジマス方向が特定平面の法線方向と一致するように、且つ、前記空中線のボアサイト方向が観測対象を指向する方向から逸らし角度に応じて逸れた方向を指向するように、前記空中線の指向方向を調整し、
電子走査によって、前記空中線の前記指向方向から前記逸らし角度に応じて逸らした方向へビームを照射し、
前記空中線を使って、前記観測対象に反射したビームを受信する
観測方法であり、
前記特定平面は、前記観測対象に対する前記空中線の相対方向と、前記観測対象の位置での地表面の法線方向と、が形成する平面を、前記観測対象の位置での前記地表面の法線方向回りに面回転角度に応じて回転した平面であり、
前記面回転角度は、前記地表面の法線方向回りの角度として設定される
観測方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、観測対象の観測を行うためのビーム指向制御に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、宇宙機を使った観測が行われている。
非特許文献1は、ビームが観測対象を指向するようにビームを回転制御することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-95226号公報
米国特許出願公開第2021/0018613号明細書
特開2009-74918号公報
【非特許文献】
【0004】
A tomographic formulation of spotlight-mode synthetic apertureradar,Proc IEEE,vol.71,pp.917-925
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
非特許文献1では、ビーム方向(ベクトル)を観測対象の方向に合わせるが、ビーム方向回りの回転について定義されていない。
そのため、観測対象に照射される電磁波の電場ベクトルの変動方向を意図した方向に制御できず、希望する電場ベクトル入射条件で観測対象を観測することができない。
【0006】
本開示は、観測対象に照射される水平偏波の電場ベクトルの変動方向を観測対象が位置する平面の法線方向に対して直角に固定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の飛翔体は、
ビームを照射し、地表面に位置する観測対象に反射したビームを受信するための空中線と、
前記空中線のアジマス方向が特定平面の法線方向と一致するように、且つ、前記空中線のボアサイト方向が前記観測対象を指向する方向から逸らし角度に応じて逸れた方向を指向するように、前記空中線の指向方向を調整する空中線制御装置と、
電子走査によって、前記空中線の前記指向方向から前記逸らし角度に応じて逸らした方向へビームを照射するビーム制御装置と、
前記空中線を使って、前記観測対象に反射したビームを受信する受信装置と、
を備える飛翔体であり、
前記特定平面は、前記観測対象に対する前記空中線の相対方向と、前記観測対象の位置での前記地表面の法線方向と、が形成する平面を、前記観測対象の位置での前記地表面の法線方向回りに面回転角度に応じて回転した平面であり、
前記面回転角度は、前記地表面の法線方向回りの角度として設定され、
前記逸らし角度は、前記空中線のエレベーション方向における角度である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、観測対象に照射される水平偏波の電場ベクトルの変動方向を観測対象が位置する平面の法線方向に対して直角に固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における衛星観測システム100の構成図。
実施の形態1における観測衛星200の構成図。
実施の形態1における観測方法の概要図。
実施の形態1における観測方法のフローチャート。
従来の観測方法の概要図。
実施の形態1における第1実施例の概要図。
実施の形態1における第2実施例の概要図。
実施の形態1における第3実施例の概要図。
実施の形態1における第4実施例の概要図。
実施の形態2における観測方法の概要図。
実施の形態3における観測方法の概要図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態および図面において、同じ要素または対応する要素には同じ符号を付している。説明した要素と同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。図中の矢印は信号、データ又は処理の流れを主に示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱電機株式会社
吸音体
1か月前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
21日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
7日前
三菱電機株式会社
梱包装置
18日前
三菱電機株式会社
照明器具
7日前
三菱電機株式会社
束線器具
1日前
三菱電機株式会社
照明器具
1日前
三菱電機株式会社
送風装置
1か月前
三菱電機株式会社
照明装置
26日前
三菱電機株式会社
電子機器
22日前
三菱電機株式会社
照明装置
22日前
三菱電機株式会社
送風装置
7日前
三菱電機株式会社
遠心送風機
1か月前
三菱電機株式会社
半導体装置
25日前
三菱電機株式会社
半導体装置
14日前
三菱電機株式会社
飛しょう体
1か月前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1日前
三菱電機株式会社
照明システム
26日前
三菱電機株式会社
給湯システム
19日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
19日前
三菱電機株式会社
制御システム
21日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
25日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
25日前
三菱電機株式会社
空調システム
6日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
29日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
1日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
5日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
13日前
三菱電機株式会社
ゲート駆動装置
5日前
三菱電機株式会社
電磁ピンセット
21日前
三菱電機株式会社
誘導加熱調理器
1か月前
三菱電機株式会社
回転電機制御装置
28日前
三菱電機株式会社
照明制御システム
13日前
三菱電機株式会社
物体位置算出装置
5日前
三菱電機株式会社
無線通信システム
14日前
続きを見る