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公開番号
2025093084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208592
出願日
2023-12-11
発明の名称
工作機械
出願人
DMG森精機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B23Q
5/28 20060101AFI20250616BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】リニアモータにおける熱減磁の発生を抑制するための技術を提供する。
【解決手段】工作機械は、リニアモータを備える。リニアモータは、磁石板と、複数のコイルが設けられているスライダとを含む。スライダは、複数のコイルに電流を印加することにより発生する磁場を磁石板に作用させることで、磁石板上をスライド可能に構成されている。工作機械は、さらに、スライダの位置を検出するための検出部と、工作機械を制御するための制御装置とを備える。制御装置は、電流に係る指令値に基づいて、リニアモータを駆動する処理と、スライダの可動領域を区分けした複数の区間の内で、スライダの位置が属する区間について指令値を積算する処理と、複数の区間のいずれかの区間で、所定時間内における指令値の積算値が所定閾値を超えたことに基づいて、所定の指令を出力する処理とを実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
リニアモータを備える工作機械であって、
前記リニアモータは、
磁石板と、
複数のコイルが設けられているスライダとを含み、
前記スライダは、前記複数のコイルに電流を印加することにより発生する磁場を前記磁石板に作用させることで、前記磁石板上をスライド可能に構成されており、
前記スライダの位置を検出するための検出部と、
前記工作機械を制御するための制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記電流に係る指令値に基づいて、前記リニアモータを駆動する処理と、
前記スライダの可動領域を区分けした複数の区間の内で、前記スライダの位置が属する区間について前記指令値を積算する処理と、
前記複数の区間のいずれかの区間で、所定時間内における前記指令値の積算値が所定閾値を超えたことに基づいて、所定の指令を出力する処理とを実行する、工作機械。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記積算する処理は、前記属する区間の隣接する区間について前記指令値を積算する処理を含み、
前記隣接する区間について積算される前記指令値は、前記属する区間について積算される前記指令値よりも小さい、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記所定の指令は、前記駆動する処理を停止するための指令を含む、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記所定の指令は、警告を報知するための指令を含む、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項5】
前記工作機械は、さらに、ワークまたは工具を回転可能に保持するための主軸を備え、
前記リニアモータは、前記主軸を駆動するために用いられている、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項6】
前記工作機械は、さらに、ワークを載置するためのテーブルを備え、
前記リニアモータは、前記テーブルを駆動するために用いられている、請求項1または2に記載の工作機械。
【請求項7】
前記工作機械は、さらに、部材を搬送するためのローダを備え、
前記リニアモータは、前記ローダを駆動するために用いられている、請求項1または2に記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2002-223587号公報(特許文献1)は、鉄道に利用されるリニアモータを開示している。当該リニアモータは、可動子と複数の固定子とからなる。各固定子にはコイルが設けられており、当該リニアモータは、各コイルに順次電流を流していくことで可動子を移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-223587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コイルが固定子側ではなく可動子側に設けられているリニアモータがある。当該リニアモータは、固定子として機能する磁石板と、可動子として機能するスライダとを備える。スライダには、複数のコイルが設けられている。スライダは、当該複数のコイルに電流を印加することにより発生する磁場を磁石板に作用させることで磁石板上をスライドする。
【0005】
スライダで発生した熱は、磁石板に伝わる。スライダが通過しやすい箇所においては、磁石板の温度が上昇し、熱減磁が発生する可能性がある。したがって、リニアモータにおける熱減磁の発生を抑制するための技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例では、リニアモータを備える工作機械が提供される。上記リニアモータは、磁石板と、複数のコイルが設けられているスライダとを含む。上記スライダは、上記複数のコイルに電流を印加することにより発生する磁場を上記磁石板に作用させることで、上記磁石板上をスライド可能に構成されている。上記工作機械は、さらに、上記スライダの位置を検出するための検出部と、上記工作機械を制御するための制御装置とを備える。上記制御装置は、上記電流に係る指令値に基づいて、上記リニアモータを駆動する処理と、上記スライダの可動領域を区分けした複数の区間の内で、上記スライダの位置が属する区間について上記指令値を積算する処理と、上記複数の区間のいずれかの区間で、所定時間内における上記指令値の積算値が所定閾値を超えたことに基づいて、所定の指令を出力する処理とを実行する。
【0007】
本開示の一例では、上記積算する処理は、上記属する区間の隣接する区間について上記指令値を積算する処理を含む。上記隣接する区間について積算される上記指令値は、上記属する区間について積算される上記指令値よりも小さい。
【0008】
本開示の一例では、上記所定の指令は、上記駆動する処理を停止するための指令を含む。
【0009】
本開示の一例では、上記所定の指令は、警告を報知するための指令を含む。
【0010】
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、ワークまたは工具を回転可能に保持するための主軸を備える。上記リニアモータは、上記主軸を駆動するために用いられている。
(【0011】以降は省略されています)
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