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公開番号2025093092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208611
出願日2023-12-11
発明の名称イオン発生装置
出願人WOTA株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類H01T 23/00 20060101AFI20250616BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】イオンの発生量と発生効率を高めることが可能なイオン発生装置を提供する。
【解決手段】イオン発生装置は、イオン発生面を有するイオン発生部と、気体の流入口及び流出口、並びに、流入口と流出口との間の領域に設けられた放電室を有するハウジングとを備え、流入口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有している。また、流出口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
イオン発生面を有するイオン発生部と、
気体の流入口及び流出口、並びに、前記流入口と前記流出口との間の領域に設けられた放電室を有するハウジングと
を備え、
前記流入口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有している
イオン発生装置。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
前記流出口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有している
請求項１に記載のイオン発生装置。
【請求項３】
前記ハウジングの前記流出口に接続された吸気手段を更に備える
請求項２に記載のイオン発生装置。
【請求項４】
前記ハウジング内に空気を送風する送風部を更に備える
請求項１～３のいずれか１項に記載のイオン発生装置。
【請求項５】
前記ハウジングに設けられた放熱部を更に備え、
前記送風部は、前記放熱部にも空気を送風するように構成されている
請求項４に記載のイオン発生装置。
【請求項６】
前記ハウジング及び前記放熱部を収容可能なケースを更に備え、
前記ケースは、前記放熱部を通過した空気を放出する放出口を有する
請求項５に記載のイオン発生装置。
【請求項７】
前記送風部は、前記ケースの流入口に配されている
請求項６に記載のイオン発生装置。
【請求項８】
前記イオン発生部は、少なくともオゾンを生成可能に構成されており、
生成されたオゾンを水中に供給するオゾン供給部を更に備える
請求項１又は２に記載のイオン発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、イオン発生装置に関する。
続きを表示（約 930 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、沿面放電が可能な板状の圧電トランスを用いたオゾン発生装置が知られている（特許文献１等）。特許文献１のオゾン発生装置は、圧電トランスの沿面放電により、周囲の空気中の酸素を放電界と接触させ、オゾンを発生させるよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平０７－１６５４０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１のオゾン発生装置は、板状の圧電トランスを用いることで小型化することが可能であるが、その反面、放電界と周囲の空気との接触面積が狭く、オゾンの発生効率が低いという問題がある。
【０００５】
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、イオンの発生量と発生効率を高めることが可能なイオン発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係るイオン発生装置は、イオン発生面を有するイオン発生部と、気体の流入口及び流出口、並びに、前記流入口と前記流出口との間の領域に設けられた放電室を有するハウジングとを備え、前記流入口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有している。
【０００７】
本発明に係るイオン発生装置において、前記流出口は、上流側の開口端の開口面積が下流側の開口端の開口面積よりも大きい形状を有していることが好ましい。
【０００８】
また、本発明に係るイオン発生装置は、前記ハウジングの前記流出口に接続された吸気手段を更に備えることが好ましい。
【０００９】
さらに、本発明に係るイオン発生装置は、前記ハウジング内に空気を送風する送風部を更に備えることが好ましい。
【００１０】
また、本発明に係るイオン発生装置は、前記ハウジングに設けられた放熱部を更に備え、前記送風部は、前記放熱部にも空気を送風するように構成されることが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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