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公開番号
2025093146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208704
出願日
2023-12-11
発明の名称
計画作成装置、計画作成方法、およびプログラム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/08 20240101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約
【課題】特定のエリアや荷役機器に負荷が偏らないように、入出庫作業を各エリアに効率的に割り当てた割当計画を作成することができる計画作成装置を提供する。
【解決手段】計画作成装置は、複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成する割当計画作成部と、前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算する評価部と、前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新する計画更新部と、予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力する出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成する割当計画作成部と、
前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算する評価部と、
前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新する計画更新部と、
予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力する出力部と、
を備える計画作成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記評価部は、複数の前記入出庫作業から選択された一の入出庫作業を、前記エリアそれぞれに割り当てた場合に、前記エリアそれぞれへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、エリア毎の割当評価値をさらに計算し、
前記割当計画作成部は、前記割当評価値が最も小さいエリアを、選択された前記入出庫作業に割り当てる、
請求項1に記載の計画作成装置。
【請求項3】
前記計画更新部は、前記暫定計画から同じ時間枠に実施される2つの入出庫作業を選択し、選択した入出庫作業に割り当てたエリアを入れ替えた前記計画案を作成する、
請求項1に記載の計画作成装置。
【請求項4】
前記計画更新部は、選択した入出庫作業に割り当てたエリアを入れ替えた場合に、他の入出庫作業と重複する場合に、重複した他の入出庫作業のエリアの割り当てをさらに変更する、
請求項3に記載の計画作成装置。
【請求項5】
前記割当計画に基づいて、前記エリアで入出庫作業を行う前記対象物それぞれについて、当該エリア内における配置場所を割り当てる配置計画作成部をさらに備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の計画作成装置。
【請求項6】
複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成するステップと、
前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算するステップと、
前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新するステップと、
予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力するステップと、
を有する計画作成方法。
【請求項7】
複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成するステップと、
前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算するステップと、
前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新するステップと、
予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力するステップと、
を計画作成装置に実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、計画作成装置、計画作成方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
物流倉庫やコンテナターミナルなど荷物を保管する拠点では、効率的な入出庫を実現できるよう荷物の配置場所を決めることが求められている。たとえば、複数の荷役機器を導入して入出庫を行うシステムにおいて、複数の荷役機器の担当エリア(棚、または複数の棚の集合)が重複すると、荷役機器の移動タイミングが重なったときなどにデッドロックが発生する場合があるため、これを回避するために複雑な制御が必要となる。したがって、荷役機器同士の制御の容易性や、搬送効率性などの観点から、エリアごとに1台の荷役機器を割り当てる場合がある。このとき、ある1つのエリアに入出庫が連続で行われる荷物が集中して置かれると、このエリアを担当する荷役機器に負荷が集中し、入出庫が停滞する可能性がある。負荷の集中を抑制する技術として、特許文献1には、コンテナターミナルにおいて、コンテナの搬送作業が発生した都度、コンテナの配置場所での段数の情報と、コンテナを船積み・陸揚げする本船の情報、およびコンテナの搬送機器の稼働状況を考慮してコンテナの配置場所を決定する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4410515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たとえば特許文献1に記載の従来技術では、陸側の搬送作業が予測どおりに行われないこと、すなわち将来の入出庫作業が不明瞭であることを想定して、搬送作業が発生する都度、現状の荷役機器の負荷が均等となるようにコンテナの配置計画を作成しなおす必要がある。しかしながら、従来技術のように搬送作業が発生する度に配置計画を作成しなおす方法では、将来の入出庫作業が分かっている場合には、かえって全体における入出庫作業の効率性が低下する可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、特定のエリアや荷役機器に負荷が偏らないように、入出庫作業を各エリアに効率的に割り当てた割当計画を作成することができる計画作成装置、計画作成方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、計画作成装置は、複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成する割当計画作成部と、前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算する評価部と、前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新する計画更新部と、予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力する出力部と、を備える。
【0007】
本開示の一態様によれば、計画作成方法は、複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成するステップと、前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算するステップと、前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新するステップと、予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力するステップと、を有する。
【0008】
本開示の一態様によれば、プログラムは、複数の対象物それぞれの入出庫作業の作業開始日時を含む入出庫作業情報に基づいて、前記対象物の入出庫作業を複数のエリアのいずれかに割り当てる暫定計画を作成するステップと、前記暫定計画において、前記エリアへの負荷の偏りが大きくなるほど値が大きくなるように、前記暫定計画の全体評価値を計算するステップと、前記暫定計画のうち一部の入出庫作業のエリアの割り当てを変更した計画案を作成し、前記暫定計画よりも前記計画案の全体評価値が小さい場合に、前記暫定計画を前記計画案で更新するステップと、予め定めた基準を満たした場合に、前記暫定計画を前記入出庫作業の割当計画として出力するステップと、を計画作成装置に実行させる。
【発明の効果】
【0009】
上記態様によれば、特定のエリアや荷役機器に負荷が集中して入出庫が停滞することを抑制可能な入出庫作業の割当計画を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係るピッキングシステムの全体構成を示す概略図である。
第1の実施形態に係るピッキングシステムの作業の流れを説明するための図である。
第1の実施形態に係る計画作成装置の機能構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成処理の一例を示す第1のフローチャートである。
第1の実施形態に係る入出庫作業情報の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成処理の一例を示す第2のフローチャートである。
第1の実施形態に係る割当計画作成部の機能を説明するための第1の図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成部の機能を説明するための第2の図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成部の機能を説明するための第3の図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成部の機能を説明するための第4の図である。
第1の実施形態に係る評価項目の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る割当計画作成処理の一例を示す第3のフローチャートである。
第1の実施形態に係る計画更新部の機能を説明するための第1の図である。
第1の実施形態に係る計画更新部の機能を説明するための第2の図である。
第1の実施形態に係る計画更新部の機能を説明するための第3の図である。
第1の実施形態に係る計画更新部の機能を説明するための第4の図である。
第2の実施形態に係る計画作成装置の機能構成を示すブロック図である。
第2の実施形態に係る配置計画作成処理の一例を示す第1のフローチャートである。
第2の実施形態に係る配置計画作成処理の一例を示す第2のフローチャートである。
第2の実施形態に係る配置計画作成部の機能を説明するための第1の図である。
第2の実施形態に係る配置計画作成部の機能を説明するための第2の図である。
第2の実施形態に係る配置計画作成部の機能を説明するための第3の図である。
第2の実施形態に係る配置計画作成処理の一例を示す第3のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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