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公開番号2025093322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2024217066
出願日2024-12-11
発明の名称加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類
出願人株式会社大進
代理人個人
主分類A41D 13/005 20060101AFI20250616BHJP(衣類)
要約【課題】加熱および冷蔵可能な半導体温度制御衣服で、半導体温度制御デバイスが衣類にしっかりと固定され、容易に分解可能とするものを提供する。
【解決手段】加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類であって、衣類(1)と、衣類上に組み立てられた少なくとも1つの半導体温度制御装置(2)を含み、衣類は、半導体温度制御装置を組み立てるための少なくとも1つの開口部(11)を有し、半導体温度制御装置は、温度制御体(21)と、その周壁にスリーブされたクランプリング(22)と、それを温度制御体(21)にロックできるクランプ歯(23)とを有し、温度制御体の周壁は、クランプリングを取り付けるための設置部(211)と、その端部に第1の延長壁(212)が形成され、それに近いクランプリングの一側は、第1の延長壁に対応して円周方向に外側に凸状になる第2の延長壁(221)を形成し、第1の延長壁と第2の延長壁との間に衣類の開口部周囲を挟み込むことを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類であって、衣類(1)と、前記衣類(1)上に組み立てられた少なくとも1つの半導体温度制御装置(2)を含み、
前記衣類(1)は、前記半導体温度制御装置(2)を組み立てるための少なくとも1つの開口部(11)を有し、
前記半導体温度制御装置(2)は、温度制御体(21)と、前記温度制御体(21)の周壁にスリーブされた組立調整固定クランプリング(22)と、前記組立調整固定クランプリング(22)を前記温度制御体(21)にロックできるクランプ歯(23)と、を有し、
前記温度制御体(21)の周壁は、前記組立調整固定クランプリング(22)を取り付けるための設置部(211)と、前記設置部(211)の端部に第１の延長壁(212)が形成され、
前記第１の延長壁(212)に近い前記組立調整固定クランプリング(22)の一側は、前記第１の延長壁(212)に対応して円周方向に外側に凸状になる第2の延長壁(221)を形成し、
前記第1の延長壁(212)と前記第2の延長壁(221)との間に前記衣類(1)の開口部周囲を挟み込むことを特徴とする加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記温度制御体(21)は、ハウジング(213)と、前記ハウジング(213)に組み立てられた温度制御アセンブリ(214)と、を有し、
前記組立調整固定クランプリング(22)は、前記ハウジング(213)の周壁にスリーブ状にスリーブされていることを特徴とする請求項１に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項３】
前記温度制御アセンブリ(214)は、半導体冷却シート(214-1)と、前記半導体冷却シート(214-1)の冷蔵端に密接に取り付けられた熱伝導性シリカゲルパッド(214-2)と、前記半導体冷却シート(214-1)の加熱端に密接に取り付けられたヒートシンク(214-3)と、前記半導体冷却シート(214-1)から離れた位置に配置された前記ヒートシンク(214-3)と、加熱冷却可能な半導体温度制御衣料片側に冷却ファン(214-5)とを有することを特徴とする請求項２に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項４】
前記熱伝導性シリカゲルパッド(214-2)に近い前記ハウジング(213)の一面に、金属熱伝導冷伝導シート(213-4)が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項５】
前記ハウジング(213)の外周壁は、第1の延長壁(212)の一方の側に前記設置部(211)を形成し、第1の延長壁(212)の他側に操作部(215)が形成されていることを特徴とする請求項２に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項６】
前記ハウジング(213)は、着脱可能な連結ボトムシェル(213-1)と上部カバー(213-2)とを備え、ボトムシェル(213-1)の外周壁には前記操作部(215)が形成され、上部カバー(213-2)の周壁には前記設置部(211)が形成され、また、前記ボトムシェル(213-1)と上部カバー(213-2)には放熱孔(213-3)を設けていることを特徴とする請求項５に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項７】
前記クランプ歯(23)は、前記温度制御体(21)に近接する片側に少なくとも1つの突起部(231)を含み、前記クランプ歯(23)に対応して前記温度制御体(21)の周壁には、突起部(231)と一致させることができる少なくとも1つの凹部(216)が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項８】
前記組立調整固定クランプリング(22)には、突起部(231)が通過するための開口部(222)が設けられていることを特徴とする請求項７に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項９】
前記クランプ歯(23)は、回転軸(223)を介して前記組立調整固定クランプリング(22)に回転自在に接続され、前記クランプ歯(23)は、回転軸(223)の両端に位置し、それぞれロックエンド(232)及び自由端(233)を備え、前記ロックエンド(232)と前記自由端(233)は、回転軸(223)に対して回転運動を行うことができることを特徴とする請求項８に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
【請求項１０】
前記自由端(233)と前記組立調整固定クランプリング(22)との間に弾性片(24)を配置し、前記弾性片(24)が前記自由端(233)に常に外側に移動する力を与えることができる、請求項９に記載の加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、半導体温度制御衣類の技術分野、特に加熱および冷蔵できる半導体温度制御衣類に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
地球の気温は一般的に上昇しており、特に屋外の労働者にとって夏の暑さは止められず、作業がさらに困難になる。人々の生活の質の継続的な改善に伴い、屋外作業の安全性と人間化にますます注意が必要である。「冷え衣、暖房衣」が人気となり、冷蔵・保温機能付きの冷房服が存在する。しかし、既存の冷蔵・加熱機器と衣類は一体で固定されているため、分解が面倒で、掃除が不便となるため問題であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第７４２２４４６号公報
【０００４】
特許文献１に記載の発明はペルチェ素子を衣類に取り付けるための機構であるが、シリコンゴムからなる凹凸を嵌め合わすためにめくり上げたりする必要があり、分解が容易とはいえず、必ずしも使い勝手のよいものではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そこで、技術的な問題は、加熱および冷蔵可能な半導体温度制御衣服を提供することであり、半導体温度制御デバイスが衣類にしっかりと固定され、容易に分解可能とするものを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
最初の延長壁と2番目の延長壁は、開口部の近くに衣類の周囲をしっかりと固定できるため、半導体温度制御デバイス全体が衣類にしっかりと固定される。固定リングと温度制御本体は、取り外し可能な接続部の組み立てと調整により、簡単に分解および組み立てることができる。同時に、クランプ歯の設定により、温度制御本体のアセンブリ調整固定スナップリングのクランプ力が外れにくく、半導体温度制御デバイスの衣類への固定性がさらに保証される。
【０００７】
本発明は、加熱および冷却可能な半導体温度制御衣類であり、衣類と、衣類に組み立てられた少なくとも1つの半導体温度制御装置を含み、衣類には半導体温度制御装置を組み立てるための少なくとも1つの開口部が設けられる。半導体温度制御装置は、温度制御体と、温度制御体の周壁にスリーブされた組立調整固定クランプリングと、温度制御体上の組立調整固定クランプリングをロックできるクランプ歯と、前記温度制御体の外周壁には、クランプリングの組立・調整・固定を行う設置部とが形成されており、この設置部の端部付近に外側に突出する周長部が第1の延長壁を形成している。これに対応して、第1の延長壁に近い組立調整固定クランプリングの片側は、円周方向に外側に凸状になり、第2の延長壁を形成する。開口部に近い衣服の周囲は、第1の延長壁と第2の延長壁との間に固定することができる。
【０００８】
具体的には、半導体温度制御装置を衣類に組み付けると、温度制御体の装着部が開口部を通過した後、組立調整固定クランプリングが温度制御体にロックされる。同時に、第1の延長壁と第2の延長壁の協力により、半導体温度制御装置を衣類に固定することがでる。つまり、開口部に近い衣類の周辺部分は、第1の延長壁と第2の延長壁との間に固定される。
【０００９】
このスキームを採用すると、第1の延長壁と第2の延長壁は、開口部の近くに衣類の周囲をしっかりと固定し、半導体温度制御装置全体を衣類にしっかりと固定することができ、固定リングと温度制御体は、取り外し可能な接続部の組み立てと調整により、簡単に分解および組み立てることができる。同時に、クランプ歯の設定により、温度制御体の組立調整固定クランプリングのクランプ力が外れにくく、半導体温度制御デバイスの衣類への固定性がさらに保証される。
【００１０】
また、いくつかの実施形態では、温度制御体は、ハウジングとハウジング内に組み立てられた温度制御アセンブリとを備える前記組立調整固定クランプリングは、ハウジングの外周壁にスリーブされている。
（【００１１】以降は省略されています）

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