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公開番号2025093376
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208989
出願日2023-12-12
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60T 7/12 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約【課題】停止保持の解除による2次被害の発生リスクを効果的に低減する。
【解決手段】自車両SVに制動力を付与して自車両SVを自動的に停止させる自動ブレーキ制御を実施する自動ブレーキ制御部110と、自動ブレーキ制御部110によって停止した状態にある自車両SVに制動力を付与することにより自車両SVを停止状態に保持する停止保持制御を実施する停止保持制御部120と、停止保持制御が実施されている場合に、所定の停止保持解除条件が成立したときに停止保持制御を終了させて自車両SVの停止保持状態を解除する停止保持解除制御部130と、を備える車両の制御装置において、自車両SVのドライバの状況であるドライバ状況を取得するドライバ状況取得部100を備え、停止保持解除制御部130は、ドライバ状況取得部100により取得されるドライバ状況に応じて停止保持解除条件を変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の自動停止条件が成立したと判定したときに自車両に制動力を付与して前記自車両を自動的に停止させる自動ブレーキ制御を実施する自動ブレーキ手段と、
前記自動ブレーキ手段によって停止した状態にある前記自車両が前進も後進もしないように前記自車両に制動力を付与することにより前記自車両を停止状態に保持する停止保持制御を実施する停止保持手段と、
前記停止保持手段によって前記停止保持制御が実施されている場合に、所定の停止保持解除条件が成立したときに前記停止保持制御を終了させて前記自車両の停止保持状態を解除する停止保持解除手段と、を備える車両の制御装置において、
前記自車両のドライバの状況であるドライバ状況を取得するドライバ状況取得手段を備え、
前記停止保持解除手段は、前記ドライバ状況取得手段により取得される前記ドライバ状況に応じて前記停止保持解除条件を変更する
車両の制御装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両の制御装置であって、
前記停止保持解除手段は、前記ドライバ状況取得手段により、前記ドライバが前記自車両を正常に運転できない異常状態にあることが取得された場合には、前記異常状態が取得されない場合に比して、前記停止保持解除条件を成立し難くする
車両の制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両の制御装置であって、
前記停止保持解除条件は、前記停止保持制御の実施されている継続時間が所定時間に達した場合に成立するものであり、
前記停止保持解除手段は、前記ドライバ状況取得手段により前記異常状態が取得された場合には、前記異常状態が取得されない場合に比して、前記所定時間を長くすることにより、前記停止保持解除条件を成立し難くする
車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、自動ブレーキによって車両を停止させ、停止した車両を停止状態に保持する停止保持制御を実施するとともに、停止保持制御の開始から所定時間が経過すると、停止保持制御を終了して車両の停止保持状態を解除するようにした装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-109504号公報
【発明の概要】
【0004】
停止保持制御の開始から所定時間が経過したことにより、停止保持制御を一律に終了すると、車両のドライバが周辺情報を適切に把握できていないような場合に、停止保持の解除により2次被害が発生する虞がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものである。即ち、本開示の目的の一つは、停止保持の解除による2次被害の発生リスクを効果的に低減することにある。
【0006】
本開示の車両の制御装置は、
所定の自動停止条件が成立したと判定したときに自車両に制動力を付与して前記自車両を自動的に停止させる自動ブレーキ制御を実施する自動ブレーキ手段と、
前記自動ブレーキ手段によって停止した状態にある前記自車両が前進も後進もしないように前記自車両に制動力を付与することにより前記自車両を停止状態に保持する停止保持制御を実施する停止保持手段と、
前記停止保持手段によって前記停止保持制御が実施されている場合に、所定の停止保持解除条件が成立したときに前記停止保持制御を終了させて前記自車両の停止保持状態を解除する停止保持解除手段と、を備える車両の制御装置において、
前記自車両のドライバの状況であるドライバ状況を取得するドライバ状況取得手段を備え、
前記停止保持解除手段は、前記ドライバ状況取得手段により取得される前記ドライバ状況に応じて前記停止保持解除条件を変更する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る車両のハードウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る制御装置のソフトウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る制御装置が実行する停止保持制御及び、停止保持制御の解除処理のルーチンを説明するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本実施形態に係る車両の制御装置を説明する。
【0009】
[ハードウェア構成]
図1は、本実施形態に係る車両SVのハードウェア構成を示す模式図である。以下では、車両SVは、他車両等と区別する必要がある場合、自車両と称する場合もある。
【0010】
車両SVは、ECU(Electronic Control Unit)10を有する。ECU10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13及び、インターフェース装置14等を備える。CPU11は、ROM12に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。ROM12は、不揮発性メモリであって、CPU11が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。RAM13は、揮発性メモリであって、各種プログラムがCPU11によって実行される際に展開される作業領域を提供する。インターフェース装置14は、外部装置と通信するための通信デバイスである。
(【0011】以降は省略されています)

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