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公開番号2025093532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209241
出願日2023-12-12
発明の名称制御装置、インクジェット記録装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250617BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】複数の乾燥ユニットが乾燥を行って画像の記録を行う記録装置におけるキャリブレーションの精度の低下を抑制すること。
【解決手段】記録媒体を搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、前記記録媒体に液体を吐出する記録手段と、前記搬送方向と交差する幅方向に配置されている複数の乾燥ユニットで構成されており前記記録媒体に吐出された液体を乾燥するための乾燥手段と、を有する記録装置、を制御する制御装置は、前記複数の乾燥ユニットそれぞれが配置されている位置の情報に基づいて、キャリブレーション用の調整パターンが記録される前記記録媒体上の領域を設定する設定手段と、前記記録媒体に対し設定された前記領域に前記調整パターンを前記記録手段に記録させ、記録された前記調整パターンに基づき前記キャリブレーションを実行する実行手段と、を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、搬送された前記記録媒体に液体を吐出する記録手段と、前記搬送方向と交差する幅方向に配置されている複数の乾燥ユニットで構成されており前記記録媒体に吐出された液体を乾燥するための乾燥手段と、を有する記録装置、を制御する制御装置であって、
前記複数の乾燥ユニットそれぞれが配置されている位置の情報に基づいて、キャリブレーション用の調整パターンが記録される前記記録媒体上の領域を設定する設定手段と、
前記記録媒体に対し設定された前記領域に前記調整パターンを前記記録手段に記録させ、記録された前記調整パターンに基づき前記キャリブレーションを実行する実行手段と、
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記記録装置は、前記記録媒体における液体が吐出された領域を測定する測定手段をさらに有しており、
前記実行手段は、前記記録手段によって記録された前記調整パターンを前記測定手段が測定した結果に基づき前記キャリブレーションを実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記設定手段は、
前記複数の乾燥ユニットそれぞれの前記幅方向の端部の位置の情報を取得し、前記記録媒体上の前記端部の位置を跨がないように前記領域を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記乾燥手段は、複数の乾燥手段で構成されており、前記複数の乾燥手段それぞれは、前記幅方向に配置された複数の乾燥ユニットによって構成されており、
前記設定手段は、前記複数の乾燥手段ごとに前記複数の乾燥ユニットの前記幅方向の端部の位置の情報を取得し、取得された前記端部の位置のいずれも跨がないように前記領域を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記調整パターンは、記録デューティの値に対応する複数のパッチで構成されており、
前記設定手段は、
前記領域として、前記複数のパッチのうち閾値より小さい記録デューティに対応するパッチを記録するための第1の領域と、前記複数のパッチのうち前記閾値以上の記録デューティの値に対応するパッチを記録するための第2の領域と、を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記乾燥手段は、送風乾燥を行う第1の乾燥手段と、定着乾燥を行う第2の乾燥手段と、で構成されており、前記第1の乾燥手段は、前記幅方向に配置された複数の第1の乾燥ユニットによって構成されており、前記第2の乾燥手段は、前記幅方向に配置された複数の第2の乾燥ユニットによって構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記設定手段は、
前記複数の第1の乾燥ユニットそれぞれの前記幅方向の端部の位置である第1の位置の情報を取得し、前記記録媒体上における前記第1の位置を跨がないように前記第1の領域を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記設定手段は、
前記複数の第2の乾燥ユニットそれぞれの前記幅方向の端部の位置である第2の位置の情報を取得し、前記記録媒体上における前記第2の位置を跨がないように前記第2の領域を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項9】
前記乾燥手段は、前記記録媒体に吐出された液体を送風乾燥するための装置である
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記乾燥手段は、前記記録媒体に吐出された液体を定着乾燥するための装置である
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、記録媒体上に画像を記録する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置の記録ヘッドによって記録される色を補正する方法としてキャリブレーションが知られている。
【0003】
特許文献1には、キャリブレーションを実行する方法が記載されている。特許文献1では、記録媒体上に記録された複数のパッチを測定することで記録ヘッドによって記録された色の情報を取得し、取得された色の情報に基づいて色補正用パラメータを生成する。そして、特許文献1では、色補正用パラメータを用いて画像データを補正することでキャリブレーションを実行している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-77844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、非吸収性または低吸収性の記録媒体に画像を記録する記録装置として、乾燥装置を備えたインクジェット記録装置がある。非吸収性または低吸収性の記録媒体上に付与されたインクを乾燥装置によって乾燥させることにより記録媒体上に画像を形成することができる。
【0006】
インクジェット記録装置に搭載されている乾燥装置は、記録媒体の搬送方向と交差する方向に配置された複数の乾燥ユニットによって構成されていることがある。このような乾燥装置では、複数の乾燥ユニットそれぞれの乾燥性能にバラつきが生じていることがある。複数の乾燥ユニットそれぞれの乾燥性能にバラつきが生じていると、記録媒体上に形成された画像には濃度ムラが発生してしまうことがある。このため、特許文献1のようなキャリブレーションを行うために、複数の乾燥ユニットを有するインクジェット記録装置が複数のパッチを記録媒体上に記録すると、パッチの面内に濃度ムラによるバラつきが発生してしまうことがある。この場合、キャリブレーションの精度が低下する虞がある。
【0007】
本開示は、複数の乾燥ユニットが乾燥を行って画像の記録を行う記録装置におけるキャリブレーションの精度の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の制御装置は、記録媒体を搬送方向に沿って搬送する搬送手段と、搬送された前記記録媒体に液体を吐出する記録手段と、前記搬送方向と交差する幅方向に配置されている複数の乾燥ユニットで構成されており前記記録媒体に吐出された液体を乾燥するための乾燥手段と、を有する記録装置、を制御する制御装置であって、前記複数の乾燥ユニットそれぞれが配置されている位置の情報に基づいて、キャリブレーション用の調整パターンが記録される前記記録媒体上の領域を設定する設定手段と、前記記録媒体に対し設定された前記領域に前記調整パターンを前記記録手段に記録させ、記録された前記調整パターンに基づき前記キャリブレーションを実行する実行手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、複数の乾燥ユニットが乾燥を行って画像の記録を行う記録装置におけるキャリブレーションの精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
インクジェット記録装置の概略構成を示す側面図である。
光学センサの概略構成を示す図である。
記録ヘッドの吐出口面を示す図である。
インクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
マルチパス記録を説明するための図である。
調整パターンを説明するための模式図である。
送風乾燥によって発生する濃度ムラを説明するための図である。
定着乾燥によって発生する濃度ムラを説明するための図である。
キャリブレーションに係る処理を説明するための際のフローチャートである。
調整パターンの記録領域の一例を示す図である。
調整パターンの記録領域の一例を示す図である。
調整パターンの記録領域の一例を示す図である。
調整パターンの記録領域の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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