TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025093872
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2024197767
出願日
2024-11-12
発明の名称
ゼロ電圧スイッチングを達成するための二次スイッチの制御
出願人
パワー・インテグレーションズ・インコーポレーテッド
代理人
個人
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20250617BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】フライバックコンバーターにおいて、二次スイッチのゼロ電圧スイッチングを可能にするための二次スイッチの使用に関する。
【解決手段】フライバックコンバーターの二次スイッチ(例えば、同期整流器)のゼロ電圧スイッチング(ZVS)についての方法であり、二次側制御装置が、一次スイッチのZVSを達成するために必要な二次スイッチ保持期間をスイッチング周期中に動的に計算することを可能にし、スイッチング周期中に充電期間および放電期間を測定することにより、一次側から二次側への通信を必要とせずに、必要な二次スイッチ保持期間を決定することができる。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
電力コンバーターにおける一次スイッチのスイッチングサイクル中に動的にスイッチングする方法であって、前記方法が、
前記一次スイッチを閉じることと、
前記一次スイッチがオンである間に充電期間を測定することと、
前記一次スイッチを開くことと、
二次巻線に流れる電流の放電期間を測定することと、
アイドルリンギング周期を決定することと、
前記充電期間、前記放電期間、および前記アイドルリンギング周期に関連して保持持続期間を計算することと、
前記保持持続期間にわたって二次スイッチを閉じることと、
を含む、方法。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記二次スイッチがオンである間に前記放電期間を測定するために、前記方法は、
前記二次スイッチを閉じることと、
前記二次スイッチを開くことと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記二次スイッチが、同期整流器であるか、または
前記二次スイッチが、補助的なNチャネル電界効果トランジスタ(NFET)または補助的なバイポーラ接合トランジスタ(BJT)である、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記電力コンバーターは、フライバックコンバーターである、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
比較器を使用して前記アイドルリンギング周期を決定することをさらに含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
前記アイドルリンギング周期に関連して開リンギング持続期間を決定することと、
前記開リンギング持続期間の後に前記スイッチングサイクルを完了することと、
をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記開リンギング持続期間は、前記アイドルリンギング周期の1/4に実質的に等しい、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記一次スイッチを閉じることは、
二次制御装置から一次制御装置に送信された信号に応答して前記一次スイッチを閉じることを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項9】
前記一次スイッチがオンである間に前記充電期間を測定することは、
充電タイマを使用して前記充電期間を測定することと、
前記二次制御装置から前記一次制御装置に送信された前記信号に応答して前記充電タイマを開始することと、
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記二次スイッチがオンである間に前記放電期間を測定することは、
放電タイマを使用して前記放電期間を測定することを含む、
請求項1または2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2023年12月8日に出願された米国仮出願第63/607,960号の利益を主張し、その全体が参照により組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
[0002]本発明は、二次スイッチによるゼロ電圧スイッチングに関し、より詳細には、フライバックコンバーターにおいてゼロ電圧スイッチングを可能にするための二次スイッチの使用に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]携帯電話、ラップトップなどのような多くの電子デバイスは、電源から得られる直流(DC)電力によって電力供給される。従来の壁コンセントは、一般に、消費者向け電子デバイスの電源として使用するために調節されたDC電力に変換する必要がある高電圧交流(AC)電力を供給する。スイッチング式電源(SMPS)とも呼ばれるスイッチング式電力コンバーターは、それらの高い効率、小さいサイズ、および軽量さを理由として一般的に使用されている。
【0004】
[0004]多くの電子デバイスは、複数の負荷を有し、動作するために1つより多いDC電源を必要とする。例えば、オーディオ電子デバイスは、5ボルトで動作するシステムコンポーネントと、12ボルトから20ボルトの間で動作するオーディオコンポーネントとを有することができる。これらの用途では、多出力電力コンバーターが、AC電力を複数のDC電力出力に変換して、調節されたDC電力を複数の負荷、すなわちシステムコンポーネントおよびオーディオコンポーネントの各々に提供する。いくつかの用途では、調節されたDC電力出力は、調節された定電流(CC)出力および/または調節された定電圧(CV)出力である。
【発明の概要】
【0005】
[0005]電力コンバーター、電力コンバーターシステム、多出力(複数出力)電力コンバーター、および多出力電力コンバーターシステムでは、スイッチング損失を低減することによって、効率を改善することができる。例えば、ゼロ電圧スイッチング(ZVS)スイッチングサイクルに従って一次スイッチをスイッチングすることによって、スイッチング損失を改善(すなわち、低減)することができる。
【0006】
[0006]ゼロ電圧スイッチング(ZVS)は、スイッチング中に一次スイッチの電圧を有利に低減することができる。理想的には、ZVSは、一次スイッチがオンになったときに一次スイッチにかかる電圧を実質的にゼロになるように(例えば、ゼロボルトに近づくように)制御することができる。例えば、一次スイッチが電力電界効果トランジスタ(FET)として実現される場合、ZVSは、FETがオンになったときにFETのドレイン対ソース電圧が実質的にゼロになるように制御することによって実施されてもよい。
【0007】
[0007]ZVSサイクルに従って一次側スイッチをスイッチングする試みは、一次側から二次側への通信を想定したシステムに限定されてきた。例えば、同期整流器(SR)電界効果トランジスタ(FET)は、一次スイッチに関する情報(例えば、状態条件、一次電圧、一次電流)に基づいて、スイッチングサイクル中に第2の時間で戦略的にスイッチングされて、一次スイッチのZVSを達成することができる。残念ながら、現行の技術水準の電力コンバーターおよび電力コンバーターシステムでは、一次側から二次側への通信が利用できない場合がある。
【0008】
[0008]したがって、一次側から二次側への通信を有するという制約なしに、電力コンバーターおよび電力コンバーターシステムにおいて一次スイッチZVSを利用する必要がある。
【0009】
[0009]一次スイッチのゼロ電圧スイッチングを達成するために二次スイッチ(例えば、同期整流器および/またはSR FET)を制御することを本明細書で説明する。本方法は、二次側制御装置が必要な二次スイッチ保持期間(すなわち、二次スイッチオン期間)を計算することを可能にする。一次スイッチが導通しているときにフォワードピン電圧を測定することによって、またはスイッチングサイクルの放電期間と充電期間との比を測定することによって、一次側から二次側への通信を必要とせずに、必要な二次スイッチ保持期間を決定することができる。
【0010】
[0010]ゼロ電圧スイッチングを達成するように二次スイッチを制御する非限定的かつ非網羅的な実施形態が、以下の図を参照して説明され、特に明記されない限り、同様の参照符号は様々な図を通して同様の部分を指す。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
恒久電源開発の装置
今日
ダイハツ工業株式会社
溶接装置
今日
トヨタ自動車株式会社
充電装置
2日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
今日
サンデン株式会社
モータ制御装置
今日
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
今日
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
今日
因幡電機産業株式会社
充電システム
今日
矢崎総業株式会社
電池切替装置
2日前
株式会社IJTT
オイル冷却装置
今日
三菱電機株式会社
束線器具
3日前
スズキ株式会社
車両用モータ構造
今日
ニチコン株式会社
電源回路
1日前
トヨタ自動車株式会社
積層鋼板の製造方法
今日
サンデン株式会社
電力変換装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
今日
三菱電機株式会社
電力変換装置
3日前
キヤノン株式会社
モータ制御装置
今日
株式会社ミツバ
ブラシレスモータ
今日
株式会社ミツバ
ブラシレスモータ
今日
株式会社アイシン
車両用駆動装置
今日
株式会社ミツバ
ブラシレスモータ
3日前
NECプラットフォームズ株式会社
電源装置
今日
株式会社明電舎
回転電機組立体
今日
愛知電機株式会社
地絡保護継電器の動作電圧自動整定装置
2日前
神崎産業株式会社
コンセント給電装置
今日
トヨタ自動車株式会社
ステータ
今日
多摩川精機株式会社
ステータ構造
3日前
株式会社デンソー
受電装置
1日前
河村電器産業株式会社
電力変換装置
2日前
河村電器産業株式会社
電力変換装置
今日
ローム株式会社
モータ制御装置
2日前
古河AS株式会社
電線保持部材
3日前
日本システムバンク株式会社
電気自動車用の合理的な急速充電装置
今日
株式会社日立製作所
電力変換装置
今日
矢崎総業株式会社
ワイヤーハーネス用外装部材
2日前
続きを見る
他の特許を見る