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公開番号2025096003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212436
出願日2023-12-15
発明の名称電気自動車用の合理的な急速充電装置
出願人日本システムバンク株式会社
代理人
主分類H02J 7/02 20160101AFI20250619BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】
EVの普及とともに必然的に大規模な急速充電ステーションの設置が必要になる。この際、従来のように、単体の急速充電装置を増設していく方法では、充電していない充電装置があっても、止めた場所によって、充電を待機するような事態が発生する。
【解決手段】
急速充電装置の増設にあたって、出力を一旦母線に出力し、該母線から多数の車室のEVを充電できるようにした。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の急速充電装置を設置した急速充電ステーションにおいて、各々の急速充電装置は、充電出力を一旦自己の出力母線に出力し、該母線から前記急速充電ステーションに設けた複数の充電用車室のいずれにおいてもEV(以下電気自動車と略す)の充電ができるような選択スイッチを設けたことを特徴とする急速充電ステーション。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1の急速充電ステーションにおいて、各急速充電装置に接続された母線から任意の充電用車室へ充電電力を供給する選択スイッチの開閉制御を行うために、給電管理装置を設け、該給電管理装置は充電用車室に入ったEVの入庫時刻あるいは充電ケーブルの接続時刻をもとに、充電順位を定め、該充電順位に基づき、車室に入ったEVの充電を行うよう前記選択スイッチを作動させることを特徴とする急速充電ステーション。
【請求項3】
請求項2の急速充電ステーションにおいて、給電管理装置は特急充電モードを設定することができるようにして、該モードを選択して充電を希望するEVに対しては、充電順位をEVの到着順やケーブルの接続順にかかわらず、上位に設定できるようにしたことを特徴とする急速充電ステーション
【請求項4】
請求項1および2の急速充電ステーションにおいて、急速充電装置から一旦母線に接続する出力は、充電電力を供給する電力線と、急速充電装置がEVと通信し充電電流を決定するための通信線を併せて持たせ、充電電流の制御は、選択された急速充電装置が行うことを持つことを特徴とする急速充電ステーション。
【請求項5】
請求項1および2の急速充電ステーションにおいて、各急速充電装置からの出力は充電電流の供給を行うものとし、充電電流の制御は、前記給電管理装置から選択された急速充電装置への通信により、別途設けた有線または無線の通信線により、EVと急速充電装置が直接制御することを特徴とする急速充電ステーション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気を動力とする電気自動車(EVおよびPHV)の急速充電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
燃費が安価で、環境にも優しい電気自動車は、急速に普及し始めている。バッテリーの容量は年々増加し、通常のEV の使用ではいわゆる電池切れで困ることは少ない。しかし、遠距離の走行を考えると、目的地までの走行の途中で充電が必要になるので、幹線道路沿いには複数の急速充電装置を設置した急速充電ステーションが必要になってくる。
【0003】
このような急速充電ステーションは、複数の急速充電装置を設置し、効率よく、充電を行うことが望まれる。この点に関しては、すでに多くの特許文献が見られる。中でも有用なのは、利用者が、自車両のバッテリーの残量に係る情報を急速充電予約サイトに提供し、該予約サイトから、行程のどの場所で充電するかをあらかじめ提案してもらう方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-090378
特開2018-97825
特開2018-27013
【0005】
上記のような急速充電の予約法は、特許文献1に開示されているが、まことに合理的ではある。しかし、実際に予約した充電ステーションに到着した場合には、先に一定量の充電を完了したにもかかわらず、速やかに充電装置から車両の充電プラグを取り外して、退出しない車両があることである。
【0006】
特許文献2には、充電後に退出しない車両に対しては、別途過大な充電料金を加算することによって、充電場所から退出させる案が開示されている。しかし、本質的には、1台の急速充電装置が、一本の充電ケーブルしか持たない点が問題である。
【0007】
別の特許文献3では、複数の充電できる車室を設け、急速充電装置がそれぞれの車室で充電できる出力ケーブル設けて、別途設けた充電コントロール装置によって、充電ケーブルの接続順にあらかじめ登録設定した充電時間に達したかどうかをチェックし、予定の充電時間を超えたら、接続順が次の車両に充電できるように該急速充電装置の出力を、次の車両の出力ケーブルに切り替える方法が開示されている。
【0008】
この方法では、予定量の充電が終わった車両が、充電ケーブルを外さなくても、該急速充電装置は次の車両を充電できるので、急速充電装置は有効に使用される。
【0009】
また、2台の車両に対して、一台のみを充電する場合は、該急速充電装置のフルの出力で充電し、同時に2台が接続された場合は、二分の一の出力で各車両に充電する製品も開発された。この場合は、2台までの車両を一台の急速充電装置が同時充電できるので、利用者は先に充電を始めた車両が終わるまで充電ができないといった欠点を解消できる特徴がある。
【0010】
しかし、このような急速充電装置を複数台設置するような大きな充電ステーションでは、一台の急速充電装置は、カバーする車室に駐車した2台の車両の同時充電を可能にするが、増設した2台目の充電装置とは独立しているので、2台目の車室での充電が終わってしまった場合、該急速充電装置は活用されないといった欠点がある。そして、このような欠点は、急速充電装置の数が多くなるほど顕著になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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