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公開番号
2025094337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209797
出願日
2023-12-13
発明の名称
バッテリーケース
出願人
ニチコン株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
H01M
50/24 20210101AFI20250618BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】PF管内に水が入り込んでもケース内部に水が浸入するのを抑制する。
【解決手段】バッテリーケース10は、上部ケース11および下部ケース21と、PF管92が接続される接続口54Aを有するPF管コネクタ54とを備えている。上部ケース11の下面15には、電線94を挿通する孔17が形成され、電線94はPF管92に内挿される。PF管コネクタ54は、上部ケース11と下部ケース21との間に固定配置され、孔17と分離配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
下部ケースの上に上部ケースが積み重ねられた、バッテリーモジュールを収容するためのバッテリーケースであって、
前記上部ケースの下面には、外部機器と電気的に接続するための電線を挿通する孔が形成され、
前記外部機器から引き出された前記電線はPF管に内挿され、
前記PF管は、接続口を有するとともに前記上部ケースと前記下部ケースの間に固定配置されたPF管コネクタの前記接続口に接続されることで、前記孔と分離配置されていることを特徴とするバッテリーケース。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記孔にはグロメットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーケース。
【請求項3】
前記上部ケースは、前方に向かって開口する開口部を有する上部ケース本体と、前記開口部を封止するためのフロントパネルであって前記上部ケース本体と着脱可能に構成されたフロントパネルとを有し、
前記孔は、前記上部ケース本体の下面において前後方向の中央よりも前方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のバッテリーケース。
【請求項4】
前記PF管コネクタは、前記接続口が前記上部ケースよりも後方に位置しつつ前記後方を向くように、配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のバッテリーケース。
【請求項5】
前記上部ケースと前記下部ケースとの間に配置され、両ケース間の空間を覆うカバーをさらに備えており、
前記PF管コネクタは、前記カバーに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーケースに関し、特に、各種モジュールを収容する下部ケースと上部ケースが積み重ねられた構造を有するバッテリーケースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、下部ケースと、下部ケース上に配置され下部ケースと連結された上部ケースとを含むバッテリーケースを用いた蓄電池システムについて記載されている。このバッテリーケースの上部ケースの背面には、貫通保護部材が設けられている。貫通保護部材には、動力線および信号線などの電線を収容する電線管が通され、上部ケース内のコンバータ回路と外部のパワーコンディショナとが接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6981567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の蓄電池システムにおいて、貫通保護部材にPF管コネクタを用い、上部ケースとパワーコンディショナとをPF管で接続し、そのPF管内に電線管を通した場合、PF管に何らかの外力が作用し、PF管がパワーコンディショナから外れることがある。この場合、パワーコンディショナから外れたPF管の開口が上方を向いていると、当該PF管内に雨水などが入り込むことがある。PF管は上部ケースの内部と連通しているため、PF管内に入り込んだ雨水が上部ケースへと流れて上部ケース内に入るおそれがある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、PF管内に水が入り込んでもケース内部に水が浸入するのを抑制することが可能なバッテリーケースを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のバッテリーケースは、下部ケースの上に上部ケースが積み重ねられた、バッテリーモジュールを収容するためのバッテリーケースであって、前記上部ケースの下面には、外部機器と電気的に接続するための電線を挿通する孔が形成され、前記外部機器から引き出された前記電線はPF管に内挿され、前記PF管は、接続口を有するとともに前記上部ケースと前記下部ケースの間に固定配置されたPF管コネクタの前記接続口に接続されることで、前記孔と分離配置されている。
【0007】
これによると、PF管コネクタは上部ケースと下部ケースとの間に固定配置されているため、接続口を介してPF管コネクタに接続されたPF管内に水が入り込んでも、水はPF管から上部ケースと下部ケースとの間の空間に排出される。PF管に内挿された電線を挿通された孔は上部ケースの下面に形成され、PF管と分離配置されている。この結果、PF管内に水が入り込んでもケース内部に水が浸入するのを抑制することが可能となる。
【0008】
本発明において、前記孔にはグロメットが配置されていることが好ましい。これにより、PF管に通されてきた電線を、グロメットを介して上部ケース内に通すことが可能となる。このため、孔から水が浸入するのを効果的に抑制することができる。
【0009】
また、本発明において、前記上部ケースは、前方に向かって開口する開口部を有する上部ケース本体と、前記開口部を封止するためのフロントパネルであって前記上部ケース本体と着脱可能に構成されたフロントパネルとを有し、前記孔は、前記上部ケース本体の下面において前後方向の中央よりも前方に配置されていることが好ましい。これにより、電線を上部ケース内の前方に通しやすくなる。そして、フロントパネルを上部ケース本体から取り外すことで、電線を配線しやすくなる。したがって、設置場所が狭小であっても、フロントパネルの取り外しのみで容易に配線することが可能となる。
【0010】
また、本発明において、前記PF管コネクタは、前記接続口が前記上部ケースよりも後方に位置しつつ前記後方を向くように、配置されていることが好ましい。これにより、PF管をバッテリーケースの後方から容易に接続することが可能となる。このため、PF管を前方から見えにくい、バッテリーケースの後方に配置することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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