TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025094771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210516
出願日
2023-12-13
発明の名称
車載装置、プログラム、及び情報処理方法
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
8/658 20180101AFI20250618BHJP(計算;計数)
要約
【課題】外部サーバから取得した追加プログラムを車両に搭載される何れかのECUに適用するにあたり、ECUを効率的に特定する車載装置、プログラム、及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】車載システムSにおいて、車載装置2は、車外通信装置1から取得した車外の外部サーバSV1から送信される追加プログラムを取得し、車両Cに搭載される車載ECU3に追加プログラムを適用するための処理を行う制御部を備える。制御部は、車両に搭載される複数の車載ECUのうち、必要資源条件及び機能配置条件に関する判定結果に応じて特定される機能配置先ECUに関する情報を取得し、取得した情報に応じて、特定した機能配置先ECUに対し外部サーバから取得した追加プログラムを中継する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車外の外部サーバから送信される追加プログラムを取得し、車両に搭載される車載ECUに追加プログラムを適用するための処理を行う制御部を備える車載装置であって、
前記制御部は、
前記車両に搭載される複数の前記車載ECUのうち、必要資源条件及び機能配置条件に関する判定結果に応じて特定される機能配置先ECUに関する情報を取得し、
取得した前記情報に応じて特定した前記機能配置先ECUに対し、前記外部サーバから取得した前記追加プログラムを中継する
車載装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記必要資源条件及び前記機能配置条件に関する判定は、前記外部サーバにより実施され、
前記制御部は、
複数の前記車載ECUそれぞれの資源に関する情報を含む車両情報を前記外部サーバに出力し、
前記車両情報と前記追加プログラムにおける前記必要資源条件及び前記機能配置条件とに基づき前記外部サーバにて特定される前記機能配置先ECUに関する情報を、前記外部サーバから取得する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記追加プログラムを実行するにあたり前記車載ECU又は前記車両において必要とされる前記必要資源条件及び前記機能配置条件を、前記外部サーバから取得し、
複数の前記車載ECUのうち、前記必要資源条件を具備する1つ以上の前記車載ECUを、候補ECUとして抽出し、
抽出した前記候補ECUのうち、前記機能配置条件を具備する前記候補ECUを、前記機能配置先ECUとして特定する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項4】
前記必要資源条件は、前記車載ECUが備える記憶容量、CPU型式、及び動作周波数の少なくともいずれか1つを含む
請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記機能配置条件は、機能配置必要条件と、前記機能配置必要条件よりも限定された機能配置十分条件とを含み、
前記制御部は、
抽出した前記候補ECUにおいて、前記機能配置十分条件を具備する候補ECUが存在するか否かを判定し、
前記機能配置十分条件を具備する候補ECUが存在する場合、前記機能配置十分条件を具備する前記候補ECUを、前記機能配置先ECUとして特定し、
前記機能配置十分条件を具備する候補ECUが存在しない場合、前記機能配置必要条件を具備する候補ECUが存在するか否かを判定する
請求項4に記載の車載装置。
【請求項6】
前記制御部は、
抽出した前記候補ECUが複数である際、複数の前記候補ECUに対し、順次に前記機能配置十分条件を具備するか否かを判定し、
いずれかの候補ECUに対し、前記機能配置十分条件を具備すると判定した場合、
前記いずれかの候補ECUよりも以降の順位である未判定の候補ECUに対する判定処理を行うことなく、前記機能配置十分条件の判定処理を中断する
請求項5に記載の車載装置。
【請求項7】
前記機能配置条件は、複数の配置条件項目を含み、
前記制御部は、
前記機能配置必要条件を具備する候補ECUを、第2候補ECUとして抽出し、
前記第2候補ECUそれぞれにおける前記配置条件項目それぞれの充足率を算出し、
前記第2候補ECUそれぞれにおける充足率に基づき、前記機能配置先ECUを特定する
請求項6に記載の車載装置。
【請求項8】
前記配置条件項目それぞれには、重要度に応じた重み係数が関連付けられており、
前記制御部は、
前記配置条件項目それぞれの充足率に前記重み係数を乗算した値の合計値を、前記第2候補ECUそれぞれにおいて算出し、
前記合計値が最大となる第2候補ECUを、前記機能配置先ECUとして特定する
請求項7に記載の車載装置。
【請求項9】
前記機能配置条件は、前記車載ECUにおけるメモリ使用率、CPU使用率、許容遅延時間、最大起動時間、前記車両に搭載される車載ネットワークにおけるバス負荷率、及び中継遅延時間の少なくともいずれか1つを含む
請求項8に記載の車載装置。
【請求項10】
車外の外部サーバから送信される追加プログラムを取得し、車両に搭載される車載ECUに追加プログラムを適用するための処理を行うコンピュータに、
前記車両に搭載される複数の前記車載ECUのうち、必要資源条件及び機能配置条件に関する判定結果に応じて特定される機能配置先ECUに関する情報を取得し、
前記機能配置先ECUに対し、前記外部サーバから取得した前記追加プログラムを中継する
処理を実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、エンジン制御等の駆動制御系、エアコン制御等のボディ系等の車載機器を制御するためのECU(Electronic Control Unit)が搭載されている。ECUは、MPU等の演算処理部、例えばEEPROM等の書き換え可能な不揮発性の記憶部、及び他のECUと通信するための通信部を含み、記憶部に記憶した制御プログラムを読み込んで実行することにより、車載機器の制御を行う。更に車両には、無線通信の機能を備えた通信機が実装されており、通信機を介して、車外のネットワークに接続されているプログラム提供装置と通信し、当該プログラム提供装置からECUの制御プログラムをダウンロード(受信)し、当該ECUの制御プログラムを更新することができる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-97851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の通信機(中継機)は、外部サーバから取得した追加プログラムを車両に搭載されるいずれかのECUに適用するにあたり、当該ECUを効率的に特定する点について、何ら考慮されていない。
【0005】
本開示の目的は、外部サーバから取得した追加プログラムを車両に搭載されるいずれかのECUに適用するにあたり、当該ECUを効率的に特定することができる車載装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車載装置は、車外の外部サーバから送信される追加プログラムを取得し、車両に搭載される車載ECUに追加プログラムを適用するための処理を行う制御部を備える車載装置であって、前記制御部は、前記車両に搭載される複数の前記車載ECUのうち、必要資源条件及び機能配置条件に関する判定結果に応じて特定される機能配置先ECUに関する情報を取得し、取得した前記情報に応じて、特定した前記機能配置先ECUに対し前記外部サーバから取得した前記追加プログラムを中継する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、外部サーバから取得した追加プログラムを車両に搭載されるいずれかのECUに適用するにあたり、当該ECUを効率的に特定する車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る車載装置を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の物理構成を例示するブロック図である。
車載装置の制御部の処理(メイン)を例示するフローチャートである。
車載装置の制御部の処理(機能配置決定)を例示するフローチャートである。
車載装置の制御部の処理(機能配置資源条件判定)を例示するフローチャートである。
車載装置の制御部の処理(機能配置先ECU決定)を例示するフローチャートである。
システム評価値に関する事項(システムクライテリア情報、重み係数等)を例示する説明図である。
対象機能の必要資源に関する事項を例示する説明図である。
候補ECUの資源情報に関する事項を例示する説明図である。
対象機能成立性評価値に関する事項を例示する説明図である。
評価用信号アクセス情報に関する事項を例示する説明図である。
評価用機能配置情報に関する事項を例示する説明図である。
車載ネットワーク構成情報に関する事項を例示する説明図である。
実施形態2(外部サーバがシミュレーション)に係る車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係る車載装置は、車外の外部サーバから送信される追加プログラムを取得し、車両に搭載される車載ECUに追加プログラムを適用するための処理を行う制御部を備える車載装置であって、前記制御部は、前記車両に搭載される複数の前記車載ECUのうち、必要資源条件及び機能配置条件に関する判定結果に応じて特定される機能配置先ECUに関する情報を取得し、取得した前記情報に応じて特定した前記機能配置先ECUに対し、前記外部サーバから取得した前記追加プログラムを中継する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
対話装置
15日前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
情報処理装置
15日前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
情報処理装置
11日前
個人
記入設定プラグイン
3日前
個人
プラグインホームページ
29日前
個人
情報入力装置
15日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
15日前
個人
マイホーム非電子入札システム
15日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社BONNOU
管理装置
8日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
18日前
サクサ株式会社
カードの制動構造
17日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社ライト
情報処理装置
8日前
村田機械株式会社
割当補助システム
21日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
10日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
24日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
29日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
1か月前
西日本電信電話株式会社
分析装置
1か月前
個人
株管理システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
荷物搬送システム
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
会計システム
1日前
続きを見る
他の特許を見る