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公開番号
2025094972
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210687
出願日
2023-12-14
発明の名称
湯かけ調理粥状食品
出願人
日清食品ホールディングス株式会社
代理人
主分類
A23L
7/10 20160101AFI20250619BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】湯かけによって復元可能であり、しかも食感に幅を持たせた粥状食品を提供することを目的とする。特に、電子レンジのない環境、例えば、山や海、被災時においても手軽に粥状食品を喫食できることを目的とする。
【解決手段】湯かけ調理粥状食品であって、粒径が3.0~5.5mmの膨化乾燥米と、でん粉を水で混練した後に膨化させた、粒径が1200~2300μmのでん粉パフと、増粘剤と、からなることを特徴とする。また、増粘剤がでん粉、デキストリン又はジェランガムの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
粒径が3.0~5.5mmの膨化乾燥米と、
でん粉を水で混練した後に膨化させた、粒径が1200~2300μmのでん粉パフと、
増粘剤と、
からなる、湯かけ調理粥状食品。
続きを表示(約 68 文字)
【請求項2】
増粘剤がでん粉、デキストリン又はジェランガムの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の湯かけ調理粥状食品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は即席湯かけ調理食品に関する。より詳しくは、注湯により喫食可能な膨化乾燥米を用いた湯かけ調理粥状食品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、即時に提供できる即席食品の需要が高まっている。即席食品の一例としては、膨化乾燥米を用いた即席食品が挙げられる。膨化乾燥米とは、澱粉をα化させた後、高温で乾燥して組織を膨化させたものである。膨化乾燥米を喫食するには、水を加えて加熱調理して復元させるか、熱湯を注加して復元させることが一般的である。
【0003】
膨化乾燥米を用いた即席食品は多種多様あり、例えば、濃厚でとろみのあるソースと共に喫食するカレーやハヤシライスなどがある。また、膨化乾燥米を用いたお粥なども存在する。
【0004】
お粥は一般的に、米、麦、粟、ソバなどの穀類(その中でも特にお米)を、多めの水で煮崩れるまで煮た料理として認識されている。膨化乾燥米を用いてお粥を再現する場合、米から溶け出したでん粉によるとろみと、煮崩れた感を再現する必要がある。特許文献1では、アルファ化米を砕粒することで煮崩れ感を、でんぷん粉によってとろみをそれぞれ再現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-46702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のアルファ化米は膨化乾燥米ではない。そのため、喫食可能な状態にまで復元するためには、電子レンジ調理加熱が必須となり、電子レンジがない状況下では調理が難しいという問題がある。一方で、特許文献1のアルファ化米を膨化乾燥米に置き換えて製造した場合、膨化度合いによっては注湯によって復元できるものの、米粒全体が膨化しているため、米粒の大きさによる食感の差はあれ、米粒自体の食感に幅を持たせることが難しいという問題があった。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、湯かけによって復元可能であり、しかも食感に幅を持たせた粥状食品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、湯かけ調理によって復元可能な粥状食品について鋭意検討を行った。そして、特定の膨化具合および粒度の膨化乾燥米と増粘多糖類に加え、所定の粒径の膨化させたでん粉粒状物を組み合わせることで、見た目と食感に幅を持たせた粥状食品を再現できることを新たに見出し、本発明完成するに至った。
【0009】
上記課題解決のため、本発明は、粒径が3.0~5.5mmの膨化乾燥米と、でん粉を水で混練した後に膨化させた、粒径が1200~2300μmのでん粉パフと、増粘剤と、からなる、湯かけ調理粥状食品を提供する。
【0010】
かかる構成によれば、膨化乾燥米とでん粉パフを用いることで、お粥の見た目と食感を再現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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