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公開番号2025095647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211788
出願日2023-12-15
発明の名称撮像状態確認装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250619BHJP(信号)
要約【課題】シート等の調整中であっても撮像画像中のドライバの顔の位置をドライバが適切に把握することができるようにする。
【解決手段】ドライバを撮像する撮像装置11による撮像状態を確認するための撮像状態確認装置は、任意の一時点において撮像装置によって撮像された画像におけるドライバの顔画像の位置を検出する位置検出部334と、表示装置21の任意の枠内に、画像における顔画像の位置に対応するようにアイコンFIを表示させるアイコン表示部336と、ドライバが着座するシートの状態の調整量又は撮像装置の状態の調整量に基づいて、表示装置の枠内におけるアイコンの位置を変更して表示させる位置変更表示部338と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ドライバを撮像する撮像装置による撮像状態を確認するための撮像状態確認装置であって、
任意の一時点において前記撮像装置によって撮像された画像における前記ドライバの顔画像の位置を検出する位置検出部と、
表示装置の任意の枠内に、前記画像における顔画像の位置に対応するようにアイコンを表示させるアイコン表示部と、
前記ドライバが着座するシートの状態の調整量又は前記撮像装置の状態の調整量に基づいて、前記表示装置の前記枠内における前記アイコンの位置を変更して表示させる位置変更表示部と、を備える、撮像状態確認装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記一時点において前記撮像装置によって撮像された画像における前記ドライバの顔画像の位置の適正位置又は適正範囲からのズレ量を算出するズレ量算出部と、
前記ドライバが着座するシートの状態の調整量又は前記撮像装置の状態の調整量に基づいて前記ズレ量を修正するズレ量修正部と、を更に備え、
前記アイコン表示部及び前記位置変更表示部は、前記ズレ量に基づいて前記アイコンの表示位置を決定する、請求項1に記載の撮像状態確認装置。
【請求項3】
前記アイコン表示部は、前記枠内に、前記一時点において前記撮像装置によって撮影された画像を表示させる、請求項1又は2に記載の撮像状態確認装置。
【請求項4】
前記一時点よりも前に、前記ドライバに着座姿勢に関する通知を行う撮像通知部を更に備える、請求項1又は2に記載の撮像状態確認装置。
【請求項5】
前記撮像装置から受信した画像にドライバの顔画像が所定の基準を満たすように含まれているか否かを判定する画像判定部と、
前記ドライバの顔画像が所定の基準を満たすように含まれていない場合に前記ドライバへ警告を通知させる警告通知部と、を更に備え、
前記撮像通知部は、前記警告通知部による警告の通知後又は該警告の通知と同時に、前記ドライバに車両運転のための着座姿勢になるように通知を行う、請求項4に記載の撮像状態確認装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像状態確認装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、カメラによって撮像されたドライバの顔画像に基づいて、ドライバの異常状態を判定する装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-072268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ドライバのシートへの着座状態によっては、ドライバの顔の位置がカメラの撮像範囲からズレてしまう場合がある。このような場合にはドライバの顔の位置を調整すべく、ドライバが着座するシートの位置又はカメラの向き等を変更することが必要になる。しかしながら、シートの位置又はカメラの向きを調整すべく調整操作を行うと、調整操作の間にドライバの顔の位置が動いてしまう可能性があり、この場合、シートの位置又はカメラの向きを適切に調整することが困難になる。
【0005】
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、シート等の調整中であっても撮像画像中のドライバの顔の位置をドライバが適切に把握することができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0007】
(1)ドライバを撮像する撮像装置による撮像状態を確認するための撮像状態確認装置であって、
任意の一時点において前記撮像装置によって撮像された画像における前記ドライバの顔画像の位置を検出する位置検出部と、
表示装置の任意の枠内に、前記画像における顔画像の位置に対応するようにアイコンを表示させるアイコン表示部と、
前記ドライバが着座するシートの状態の調整量又は前記撮像装置の状態の調整量に基づいて、前記表示装置の前記枠内における前記アイコンの位置を変更して表示させる位置変更表示部と、を備える、撮像状態確認装置。
(2)前記一時点において前記撮像装置によって撮像された画像における前記ドライバの顔画像の位置の適正位置又は適正範囲からのズレ量を算出するズレ量算出部と、
前記ドライバが着座するシートの状態の調整量又は前記撮像装置の状態の調整量に基づいて前記ズレ量を修正するズレ量修正部と、を更に備え、
前記アイコン表示部及び前記位置変更表示部は、前記ズレ量に基づいて前記アイコンの表示位置を決定する、上記(1)に記載の撮像状態確認装置。
(3)前記アイコン表示部は、前記枠内に、前記一時点において前記撮像装置によって撮影された画像を表示させる、上記(1)又は(2)に記載の撮像状態確認装置。
(4)前記一時点よりも前に、前記ドライバに着座姿勢に関する通知を行う撮像通知部を更に備える、上記(1)~(3)のいずれか1項に記載の撮像状態確認装置。
(5)前記撮像装置から受信した画像にドライバの顔画像が所定の基準を満たすように含まれているか否かを判定する画像判定部と、
前記ドライバの顔画像が所定の基準を満たすように含まれていない場合に前記ドライバへ警告を通知させる警告通知部と、を更に備え、
前記撮像通知部は、前記警告通知部による警告の通知後又は該警告の通知と同時に、前記ドライバに車両運転のための着座姿勢になるように通知を行う、上記(4)に記載の撮像状態確認装置。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、シート等の調整中であっても撮像画像中のドライバの顔の位置をドライバが適切に把握することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ドライバモニタシステムの構成を示す概略的なブロック図である。
図2は、ドライバモニタシステムを搭載した車両の内部を部分的に示す概略側面図である。
図3は、ECUのプロセッサの機能ブロック図である。
図4は、ディスプレイに表示される画像の例を示す図である。
図5は、撮像状態調整処理を開始するための調整開始処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、撮像状態を調整するための撮像状態調整処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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