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公開番号2025095667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211822
出願日2023-12-15
発明の名称車両用電力供給装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類H01R 13/46 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電力供給状態をオンにするための煩わしい操作をなくした車両用電力供給装置を提供する。
【解決手段】電気機器に電力を供給する車両用電力供給装置であって、電気機器のプラグが挿し込まれるコンセントと、コンセントに挿し込まれたプラグの導体刃によって押し下げられることで電力供給状態をオンに切り替え、導体刃によって押し下げられなければ電力供給状態をオフに切り替えるスイッチと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電気機器に電力を供給する車両用電力供給装置であって、
前記電気機器のプラグが挿し込まれるコンセントと、
前記コンセントに差し込まれた前記プラグの導体刃によって押し下げられることで電力供給状態をオンに切り替え、前記導体刃によって押し下げられなければ電力供給状態をオフに切り替えるスイッチと、を備える、車両用電力供給装置。
続きを表示（約 68 文字）【請求項２】
前記スイッチは、インバーターの動作をオン／オフさせるスイッチである、請求項１に記載の車両用電力供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電気機器に電力を供給する車両用電力供給装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に、煩雑な操作を不要にしてコンセントの待機電流の浪費を防止することができる車両用電力供給システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１０９２０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記特許文献１に記載された車両用電力供給システムでは、電力供給状態をオン／オフするスイッチ機能の役割を果たす閉塞部材を回転させてコンセントのプラグ差し込み口を露出させてから、電気機器のプラグをコンセントに挿し込む必要がある。しかしながら、この閉塞部材を回転させる操作は、使用者にとって煩わしさを与える。
【０００５】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、電力供給状態をオンにするための煩わしい操作をなくした車両用電力供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、電気機器に電力を供給する車両用電力供給装置であって、電気機器のプラグが挿し込まれるコンセントと、コンセントに挿し込まれたプラグの導体刃によって押し下げられることで電力供給状態をオンに切り替え、導体刃によって押し下げられなければ電力供給状態をオフに切り替えるスイッチと、を備える、車両用電力供給装置である。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の車両用電力供給装置によれば、コンセントのプラグ差し込み口に電気機器のプラグを挿し込むだけで電力供給状態がオンになるので、使用者にとって煩わしい操作がなくなる。よって、電気機器がコンセントに挿されないときの待機時に、電力が消費されてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係る車両用電力供給装置の構造を説明する正面図
図１に示す車両用電力供給装置のＡ－Ａ線断面図（コンセントへのプラグ非挿入時）
図１に示す車両用電力供給装置のＡ－Ａ線断面図（コンセントへのプラグ挿入時）
プラグ操作に対するインバーターの動作状態を説明する図
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示に係る車両用電力供給装置は、挿し込み口にプラグを挿入するとインバーター動作がオンとなり、挿し込み口にプラグが挿入されなければインバーター動作がオフとなるスイッチ機構を、コンセントに加える。この機構により、使用者にとって煩わしい操作を要求することなく、待機時における電力消費をなくすことができる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１０】
＜実施形態＞
［構造］
図１は、本開示の一実施形態に係る車両用電力供給装置１００の構造を説明するための正面図である。図２は、図１に例示する車両用電力供給装置１００のＡ－Ａ線断面と電気機器のプラグ２１０とを示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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