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公開番号
2025096193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024213192
出願日
2024-12-06
発明の名称
光半導体装置、および光半導体装置の製造方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01S
5/22 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】位置ずれを抑制して実装を高精度に行うことができる光半導体装置、および光半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る光半導体装置は、第1接合面と、第1接合面に交差し光信号を出射可能な端面と、を有する第1半導体素子と、第1接合面に対向する第2接合面と、第2接合面に平行な方向に延在し光信号を伝送可能な光導波路と、を有する第2半導体素子と、を備える。第1接合面および第2接合面は、互いに親水化接合されており、第1半導体素子の端面と第2半導体素子の光導波路とが互いに光結合されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1接合面と、前記第1接合面に交差し光信号を出射可能な端面と、を有する第1半導体素子と、
前記第1接合面に対向する第2接合面と、前記第2接合面に平行な方向に延在し前記光信号を伝送可能な光導波路と、を有する第2半導体素子と、
を備え、
前記第1接合面および前記第2接合面は、互いに親水化接合されており、
前記第1半導体素子の前記端面と前記第2半導体素子の前記光導波路とが互いに光結合されている、
光半導体装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1接合面および前記第2接合面が互いに親水化接合されている部分である接合部に酸化膜が形成されている、
請求項1に記載の光半導体装置。
【請求項3】
前記第1半導体素子は、前記第1接合面と平行な第3接合面を有し、
前記第2半導体素子は、前記第3接合面に対向する第4接合面を有し、
前記光半導体装置は、前記第3接合面および前記第4接合面を接合部において互いに接合する接合剤層をさらに備え、
前記第3接合面に交差する方向である交差方向に沿って見た場合における前記接合剤層の面積が、前記交差方向に沿って見た場合における前記接合部の面積よりも大きい、
請求項1または請求項2に記載の光半導体装置。
【請求項4】
前記第2接合面は、前記第2接合面に平行な方向である第1方向に沿って互いに離隔した第1小接合面と第2小接合面とを有し、
前記第1半導体素子は、前記第1小接合面と前記第2小接合面との間に、前記第1接合面と平行であるとともに前記第1方向と交差する方向である第2方向に延在する第3接合面を有し、
前記第2半導体素子は、前記第3接合面に対向するとともに前記第1方向に延在する第4接合面を有し、
前記光半導体装置は、前記第3接合面および前記第4接合面を接合部において互いに接合する接合剤層をさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の光半導体装置。
【請求項5】
第1半導体素子の第1接合面を親水化する工程と、
前記第1接合面に第2半導体素子の第2接合面を相互に離隔した状態で対向させて、前記第1半導体素子の光信号を出射可能な端面と、前記第2半導体素子の前記光信号を伝送可能な光導波路と、を相互に光結合させるように位置合わせする工程と、
第1温度で前記第1接合面を前記第2接合面に接触させて前記第1半導体素子および前記第2半導体素子の少なくとも一方を押圧して相互に仮接合する工程と、
前記仮接合する工程の後に、前記第1半導体素子および前記第2半導体素子を加熱して前記第1温度より高い第2温度で前記第1接合面と前記第2接合面とを相互に本接合する工程と、
を含む、
光半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記親水化する工程では、大気暴露環境下において前記第1接合面に紫外線を照射することによって前記第1接合面を親水化する、
請求項5に記載の光半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記親水化する工程では、真空環境下において前記第1接合面を酸素プラズマに曝すことによって前記第1接合面を親水化する、
請求項5に記載の光半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記親水化する工程では、真空環境下において前記第1接合面を窒素プラズマに曝すことによって前記第1接合面を親水化する、
請求項5に記載の光半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記仮接合する工程の後における前記第1接合面および前記第2接合面が互いに接合されている部分である接合部の強度は、5MPa以上である、
請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の光半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記位置合わせする工程を行うときにおける前記第1接合面と前記第2接合面との間の距離は、1μm以上かつ100μm未満である、
請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の光半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光半導体装置、および光半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体発光素子とその製造方法が記載されている。半導体発光素子は、第1n側窒化物半導体層と、第1n側窒化物半導体層上に設けられた第1活性層と、第1活性層上に設けられた第1p側窒化物を少なくとも含む第1発光部と、第1発光部と直接接合する第2n側窒化物半導体層とを含む。第1発光部は第1接合面を有し、第2n側窒化物半導体層は第2接合面を有する。第1接合面は第2接合面に直接接合している。第1接合面は、樹脂または接着剤等を用いずに第2接合面に直接接触されている。直接接触として、表面活性化接合法、原子拡散接合法等により直接接して接合することが記載されている。
【0003】
特許文献2には、光モジュールが記載されている。光モジュールは、シリコン製の基板であるSiプラットフォームの上面に、LD素子、ドライバIC、光ファイバ、およびサブ基板が実装された集積化レーザモジュールである。LD素子には、半田実装によってドライバICが実装される。ドライバICが実装されたLD素子は、表面活性化接合によってSiプラットフォームの上面に実装される。Siプラットフォームは、サブ基板およびLD素子が接合される接合部を有する。サブ基板およびLD素子のそれぞれは、Siプラットフォームの接合部の上に表面活性化接合される。
【0004】
特許文献3には、光素子である波長変換素子がシリコン基板に搭載された光モジュールが記載されている。シリコン基板は、金によって構成されたマイクロバンプ構造である接合部を有する。波長変換素子は、接合部に表面活性化接合技術によって接合されている。
【0005】
特許文献4には、光導波路を有するシリコンフォトニクスチップの上にフリップチップ実装される光源を有するレーザチップが記載されている。シリコンフォトニクスチップおよびレーザチップのそれぞれは垂直ストッパを有する。シリコンフォトニクスチップに対するレーザチップの位置合わせは、2つの垂直ストッパを上下に相互に突き合わせることによって行われる。レーザチップはシリコンフォトニクスチップにソルダによって実装されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-132130号公報
国際公開第2015/146377号
特開2013-228691号公報
米国特許出願公開第2022/0123518号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述したようにシリコンフォトニクスチップにソルダによってレーザチップを実装する場合、シリコンフォトニクスチップに対するレーザチップの位置合わせを行った後にソルダを加熱する。この加熱が行われるときに、レーザチップの位置ずれが生じることがある。レーザチップの位置ずれが生じると、光結合の効率が低下する可能性がある。したがって、位置ずれを抑制して実装を高精度に行うことが求められうる。
【0008】
本開示は、位置ずれを抑制して実装を高精度に行うことができる光半導体装置、および光半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る光半導体装置は、第1接合面と、第1接合面に交差し光信号を出射可能な端面と、を有する第1半導体素子と、第1接合面に対向する第2接合面と、第2接合面に平行な方向に延在し光信号を伝送可能な光導波路と、を有する第2半導体素子と、を備える。第1接合面および第2接合面は、互いに親水化接合されており、第1半導体素子の端面と第2半導体素子の光導波路とが互いに光結合されている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、位置ずれを抑制して実装を高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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