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公開番号2025097275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2024148305
出願日2024-08-30
発明の名称コミュニケーションシステム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250623BHJP(計算;計数)
要約【課題】指定された範囲の言語情報に基づく情報を表示することで、参加者にとって有用な情報を参加者が容易に把握することができる技術を提供する。
【解決手段】本発明は、情報処理装置及び1つ以上の端末装置がネットワークを介して通信するコミュニケーションシステムであって、端末装置は、端末装置に対して入力された情報に基づく言語情報を端末装置の情報表示画面100の会話蓄積領域101(第一の領域)に時系列に表示する第一表示制御部を有し、情報処理装置は、端末装置に対して入力された情報に基づく言語情報のうち、指定された範囲の言語情報が解析された解析情報を取得する解析情報取得部を有し、端末装置は、情報処理装置が取得した解析情報を情報表示画面100のホワイトボード作業領域102(第二の領域)に表示する第二表示制御部、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置及び1つ以上の端末装置がネットワークを介して通信するコミュニケーションシステムであって、
前記端末装置は、
前記端末装置に対して入力された情報に基づく言語情報を前記端末装置の情報表示画面の第一の領域に時系列に表示する第一表示制御部を有し、
前記情報処理装置は、
前記端末装置に対して入力された情報に基づく前記言語情報のうち、指定された範囲の言語情報が解析された解析情報を取得する解析情報取得部を有し、
前記端末装置は、
前記情報処理装置が取得した前記解析情報を前記情報表示画面の第二の領域に表示する第二表示制御部、
を有するコミュニケーションシステム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記端末装置に対して入力された音声データに基づく音声情報を前記言語情報に変換する変換部を有し、
前記第一表示制御部は、前記変換部が変換した前記言語情報を前記第一の領域に表示する請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項3】
前記解析情報取得部は、予め設定されている解析内容で前記言語情報が解析された前記解析情報を取得する請求項1又は2に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項4】
前記予め設定されている解析内容は、前記言語情報を解析して、指定された範囲の前記言語情報の要約、トピック、又は議題の1つ以上を取得することである請求項3に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項5】
前記予め設定されている解析内容は、前記言語情報を解析して、指定された範囲の前記言語情報を発散させた情報、又は、収束させた情報を取得することである請求項3に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項6】
前記予め設定されている解析内容は、前記端末装置の参加者が自然言語で入力した、前記言語情報の解析内容を指定した情報である請求項3に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記解析内容の選択を受け付ける画面情報を前記端末装置に送信する通信部を有し、
前記端末装置から前記解析内容の設定を受け付ける請求項3に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項8】
前記指定された範囲の言語情報は、前記言語情報に対応付けられている時刻に対し、開始の時刻と終了の時刻により指定されている請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項9】
前記指定された範囲の言語情報は、一定の時間間隔の間に前記情報処理装置が前記端末装置から受信した前記言語情報である請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
【請求項10】
前記指定された範囲の言語情報は、前記情報処理装置が前記端末装置から受信した前記言語情報の文字数である請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コミュニケーションシステム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
会議などのコミュニケーションでは、参加者の発言を司会者がホワイトボードなどに記述し、言語情報を視覚化することで議論の内容を共有することがある。会議の参加者は、重要なキーワードを取り出して転記したり、枠で囲んだりする。また、ホワイトボードでの作業を支援するため、会議の参加者の発言を音声認識で言語情報に変換し、表示させる技術が知られている。
【0003】
このような音声認識された言語情報を活用する技術の一例として、特許文献1に記載の発明が提案されている。特許文献1には、参加者の発言をテキスト化した言語情報からキーワード抽出を行い、抽出したキーワードに基づいてデータを検索する検索処理を実行し、検索処理によって検索された言語情報と画像を含む検索結果をそれぞれ異なる表示領域に表示させる表示制御システムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、検索処理を実行する言語情報の対象範囲を指定することができなかったため、参加者の発言に基づいた検索結果が次々と表示され、検索結果の表示領域が煩雑になるおそれがあった。そのため、参加者にとって有用な情報が把握しづらいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、指定された範囲の言語情報に基づく情報を表示することで、参加者にとって有用な情報を参加者が容易に把握することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、情報処理装置及び1つ以上の端末装置がネットワークを介して通信するコミュニケーションシステムであって、前記端末装置は、前記端末装置に対して入力された情報に基づく言語情報を前記端末装置の情報表示画面の第一の領域に時系列に表示する第一表示制御部を有し、前記情報処理装置は、前記端末装置に対して入力された情報に基づく前記言語情報のうち、指定された範囲の言語情報が解析された解析情報を取得する解析情報取得部を有し、前記端末装置は、前記情報処理装置が取得した前記解析情報を前記情報表示画面の第二の領域に表示する第二表示制御部、を有する。
【発明の効果】
【0007】
指定された範囲の言語情報に基づく情報を表示することができるので、参加者にとって有用な情報を参加者が容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
端末装置が会議中に表示する情報表示画面の一例を示す図である。
コミュニケーションシステムのシステム構成を示すシステム構成図の一例である。
端末装置及び情報処理装置の一例のハードウェア構成図である。
コミュニケーションシステムの機能を情報処理装置及び端末装置1ごとにブロックに分けて示すブロック図の一例である。
会話内容テーブルを示す概念図の一例である。
コンテンツテーブルを示す概念図の一例である。
イラストテーブルを示す概念図の一例である。
会議管理テーブルを示す概念図の一例である。
配置情報テーブルを示す概念図の一例である。
配置情報テーブルを示す概念図の一例である。
コンテンツ表示時系列テーブルを示す概念図の一例である。
端末装置が表示する初期状態の情報表示画面の一例を示す図である。
生成AI設定ボタンが押下された場合に表示される第一設定画面と第二設定画面の一例を示す図である。
第一設定画面の一例を拡大して示す図である。
第二設定画面の一例を拡大して示す図である。
端末装置1aが音声データを情報処理装置に送信し、情報処理装置が音声データから変換した言語情報を他の端末装置1b、1cと共有する処理を説明するシーケンス図の一例である。
生成AIシステムが言語情報を解析して生成した解析情報を端末装置がホワイトボード作業領域に表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
端末装置が表示する解析情報の配置例を示す図である。
解析情報が配置される領域の一例を示す図である。
ホワイトボード作業領域において解析情報と共に表示された一例のイラストを示す図である。
機械学習を使用した配置情報出力部の機能ブロック図の一例である。
端末装置が会話蓄積領域の言語情報に基づいてイラストを表示する処理を模式的に説明する図である。
言語情報にしたがって決定されるイラストのサムネイルの表示の順番を説明する図である。
端末装置が会議中に表示する、一時領域を含む情報表示画面の一例を示す図である。
一時領域にイラストリストが表示された情報表示画面を示す図の一例である。
参加者による操作に応じて、端末装置が一時領域からホワイトボード作業領域へ解析情報をコピーする処理を説明するシーケンス図の一例である。
HMDのハードウェアブロック図の一例である。
コミュニケーションシステムの機能を情報処理装置及び端末装置ごとにブロックに分けて示すブロック図の一例である
AI分析結果記憶部に保持されているAI分析結果を模式的に示す図である。
AI分析領域の一部を示す図である。
AI分析領域に表示されるAI分析結果を説明する図である。
複数の大項目が表示されたAI分析領域を示す図の一例である。
大項目とキーセンテンスの具体例を示す図である。
配置ボタンの押下によりホワイトボード作業領域に表示された大項目とキーセンテンスの一例を示す図である。
複数の枠が表示されているホワイトボード作業領域の一例を示す図である。
大項目と1つ以上のキーセンテンスの組に応じて異なる態様で枠が表示されたホワイトボード作業領域の一例を示す図である。
コンテンツ配置テンプレートの選択画面を示す図の一例である。
ホワイトボード作業領域に表示されたコンテンツ配置テンプレートの一例を示す図である。
生成AIシステムが言語情報を解析して生成したAI分析結果を端末装置がAI分析領域に表示する処理を説明する一例のシーケンス図である。
端末装置がホワイトボード作業領域に大項目とキーセンテンスを表示させる処理の流れを説明する一例のシーケンス図である。
端末装置がコンテンツ配置テンプレートを表示させる処理の流れを説明する一例のシーケンス図である。
会議の終了後に、生成AIシステムが言語情報を解析して生成したAI分析結果を端末装置がAI分析領域に表示する処理を説明する一例のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、コミュニケーションシステムとコミュニケーションシステムが行う情報処理方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<動作の概略>
コミュニケーションの場面では、言語情報にイラストやアイコンなどの視覚情報が加わると効率的で正確な情報伝達が可能となることが知られている。例えば、新しい企画やアイデアを出すために行われる会議では、複数人の参加者の意思疎通のために視覚情報の活用が有効である。この視覚情報によるコミュニケーションを効率化するため、オンライン上で複数人の参加者による共同編集が可能なホワイトボードアプリケーションが知られている。
(【0011】以降は省略されています)

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