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公開番号2025097410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213589
出願日2023-12-19
発明の名称発光装置の製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10H 20/82 20250101AFI20250624BHJP()
要約【課題】光取り出し効率を向上することができる発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】発光装置の製造方法は、第1面と、前記第1面と反対側に位置する第2面と、を有する波長変換部材と、前記第1面側に配置された複数の発光部と、前記第2面側に配置され、前記第2面に対向する第3面と、前記第3面と反対側に位置する第4面とを有する透光部材と、を有する第1構造体を準備する工程と、前記第4面に垂直な平面視で隣り合う前記発光部の間に位置する前記透光部材の第1領域に前記第4面側からレーザ光を照射し、前記第1領域に第1改質部を形成する工程と、前記第1改質部を形成する工程の後、前記透光部材の前記第4面を粗面化する工程と、前記第4面を粗面化する工程の後、前記平面視で前記第1領域と重なる前記波長変換部材の第2領域に前記第1面側からレーザ光を照射し、前記第2領域に第2改質部を形成する工程と、前記第1改質部および前記第2改質部に沿って前記第1構造体を割断する工程と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面と反対側に位置する第2面と、を有する波長変換部材と、前記第1面側に配置された複数の発光部と、前記第2面側に配置され、前記第2面に対向する第3面と、前記第3面と反対側に位置する第4面とを有する透光部材と、を有する第1構造体を準備する工程と、
前記第4面に垂直な平面視で隣り合う前記発光部の間に位置する前記透光部材の第1領域に前記第4面側からレーザ光を照射し、前記第1領域に第1改質部を形成する工程と、
前記第1改質部を形成する工程の後、前記透光部材の前記第4面を粗面化する工程と、
前記第4面を粗面化する工程の後、前記平面視で前記第1領域と重なる前記波長変換部材の第2領域に前記第1面側からレーザ光を照射し、前記第2領域に第2改質部を形成する工程と、
前記第1改質部および前記第2改質部に沿って前記第1構造体を割断する工程と、
を有する、発光装置の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1構造体を準備する工程は、
第1基板と、前記第1基板上に配列し、前記第1基板に対向する第5面と、前記第5面と反対側に位置する第6面と、を有する前記複数の発光部と、を有する第2構造体を準備する工程と、
前記複数の発光部の前記第6面を粗面化する工程と、
前記第6面を粗面化する工程の後、前記複数の発光部の前記第6面を覆う誘電体膜を形成する工程と、
前記誘電体膜に前記波長変換部材を接合する工程と、
を有する、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記誘電体膜を形成する工程は、前記第6面上に前記発光部の屈折率よりも低く、前記波長変換部材の屈折率よりも高い第1膜を形成する工程を有する、請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記誘電体膜を形成する工程は、前記第1膜を形成する工程の後、前記第1膜上に酸化アルミニウムからなる第2膜を形成する工程をさらに有し、
前記誘電体膜に前記透光部材を接合する工程において、前記第2膜と前記透光部材とを直接接合する、請求項3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
粗面化された前記第4面の算術平均粗さは、粗面化された前記第6面の算術平均粗さよりも大きい、請求項2又は3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記第1構造体を準備する工程は、前記波長変換部材と前記透光部材とを接合し、前記波長変換部材と前記透光部材とを有する第3構造体を形成する工程を有し、
前記誘電体膜に前記波長変換部材を接合する工程において、前記誘電体膜と、前記第3構造体の前記波長変換部材と、を接合する、請求項2又は3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記波長変換部材の厚さは、前記透光部材の厚さよりも厚い、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
粗面化された前記第4面は複数の凹部を有し、
前記平面視において、前記第4面のうち前記第1領域と重なる第1部分の前記凹部の間隔は、前記第4面のうち前記第1部分に囲まれる第2部分の前記凹部の間隔よりも小さい、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2改質部を形成する工程において、レーザ光の集光位置は、前記波長変換部材の厚さ方向の中心よりも前記第1面側に位置する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、発光装置の製造方法として、発光部が設けられた透明基板の発光部とは反対側の面に蛍光体含有層およびクリア層を形成し、その後に透明基板、蛍光体含有層およびクリア層の割断を行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-174909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、光取り出し効率を向上することができる発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術の一態様によれば、発光装置の製造方法は、第1面と、前記第1面と反対側に位置する第2面と、を有する波長変換部材と、前記第1面側に配置された複数の発光部と、前記第2面側に配置され、前記第2面に対向する第3面と、前記第3面と反対側に位置する第4面とを有する透光部材と、を有する第1構造体を準備する工程と、前記第4面に垂直な平面視で隣り合う前記発光部の間に位置する前記透光部材の第1領域に前記第4面側からレーザ光を照射し、前記第1領域に第1改質部を形成する工程と、前記第1改質部を形成する工程の後、前記透光部材の前記第4面を粗面化する工程と、前記第4面を粗面化する工程の後、前記平面視で前記第1領域と重なる前記波長変換部材の第2領域に前記第1面側からレーザ光を照射し、前記第2領域に第2改質部を形成する工程と、前記第1改質部および前記第2改質部に沿って前記第1構造体を割断する工程と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、輝度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する平面図である。
第1変形例に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
第2変形例に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
第3変形例に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
第3変形例に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
第3変形例に係る発光装置の製造方法を例示する平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本開示を実施するための実施形態を説明する。以下の説明は、本開示の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示を以下の記載に限定するものではない。
【0009】
各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態に分けて示す場合があるが、異なる実施形態や実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。後に示す実施形態では、先に示した実施形態との異なる事項について主に説明し、先に示した実施形態と共通の事柄について重複する説明を省略することがある。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合がある。図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりする場合がある。
【0010】
本実施形態は発光装置の製造方法に関する。図1~図14は、実施形態に係る発光装置の製造方法を例示する断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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