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公開番号
2025097949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2024220072
出願日
2024-12-16
発明の名称
フロート、およびフロートの製造方法
出願人
株式会社西日本断熱
,
エフシ・ワーク株式会社
,
倉敷紡績株式会社
代理人
個人
主分類
A01K
75/04 20060101AFI20250624BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】耐用年数が長く、かつ、使用済みのフロートを再利用して製造することも可能な構造を有するフロートを提供する。
【解決手段】ポリスチレンフォームを含む芯部11と、前記芯部の周囲を覆い、硬質ポリウレタンフォームからなる外周部12と、前記外周部の表面を被覆する保護部13とを有するフロート10。好ましくは、前記保護部がポリウレア樹脂からなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリスチレンフォームを含む芯部と、
前記芯部の周囲を覆い、硬質ポリウレタンフォームからなる外周部と、
前記外周部の表面を被覆する保護部と、
を有するフロート。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記保護部がポリウレア樹脂からなる、
請求項1に記載のフロート。
【請求項3】
前記芯部が使用済みのフロートである、
請求項1または2に記載のフロート。
【請求項4】
前記外周部が注入硬質ポリウレタンフォームからなる、
請求項3に記載のフロート。
【請求項5】
前記芯部は、ポリスチレンフォームの破片または発泡ポリスチレンビーズを成形したものである、
請求項1または2に記載のフロート。
【請求項6】
硬質ポリウレタンフォームの破片を成形した芯部と、
前記芯部の周囲を覆い、硬質ポリウレタンフォームからなる外周部と、
前記外周部の表面を被覆する保護部と、
を有するフロート。
【請求項7】
前記保護部がポリウレア樹脂からなる、
請求項6に記載のフロート。
【請求項8】
使用済みフロートを発泡型内にセットする工程と、
前記発泡型内に硬質ポリウレタンフォーム原液を注入し、発泡、硬化させて、前記使用済みフロートの周囲を覆う外周部を形成する工程と、
前記使用済みフロートおよび前記外周部からなる成形体を脱型する工程と、
前記外周部の表面に保護部を設ける工程と、
を有するフロートの製造方法。
【請求項9】
ポリスチレンフォームからなる芯部の表面に硬質ポリウレタンフォーム原液を吹き付け、発泡、硬化させて、前記芯部の周囲を覆う外周部を形成する工程と、
前記外周部の表面に保護部を設ける工程と、
を有するフロートの製造方法。
【請求項10】
ポリスチレンフォームまたは硬質ポリウレタンフォームの破片を成形したものを発泡型内にセットする工程と、
前記発泡型内に硬質ポリウレタンフォーム原液を注入し、発泡、硬化させて、前記袋の周囲を覆う外周部を形成する工程と、
前記袋および前記外周部からなる成形体を脱型する工程と、
前記外周部の表面に保護部を設ける工程と、
を有するフロートの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、漁業で使用されるフロートに関し、特に牡蠣や養殖魚等の養殖用筏での使用に適したフロートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
牡蠣の養殖用筏等に使用されるフロート(浮き)には、主にポリスチレンフォーム製のものが使用されている。しかし、ポリスチレンフォーム製のフロートは、紫外線や海水によって劣化し、また筏の部材や船舶との接触によって損傷し、その破片の海洋への流出が懸念されている。また、耐用年数が短いため、大量に発生する使用済みフロートの処理も問題となっている。
【0003】
これらの問題に対して、特許文献1には、発泡ポリスチレン等からなる養殖ブイを、ポリオレフィン系フィルムを積層したクロスを袋状に成形した保護カバーで被包して保護することが記載されている。特許文献2には、発泡スチロールなどにポリウレアを塗布することにより強度を向上させたフロートが記載されている。
【0004】
使用済みフロートの処理に関して、特許文献3には、使用済みとなった発泡スチロール製の浮きを熱溶融あるいは焼却により処分するに当たり、ふじつぼ等の貝類や海草類が付着した表層部分を剥ぎ取る装置が記載されている。また、発泡スチロール製の使用済みフロートを減容して固形燃料化し、ボイラーの燃料として利用することや、その排熱を活用する試みが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4-040841号公報
特開2009-137513号公報
特開2001-121497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載された保護カバーを使用しても、付着したふじつぼ等の貝類がカバーを突き破ることがあり、その場合はポリスチレンフォームの破砕物が海洋に流出することとなる。また、特許文献2のフロートでは、ポリウレア樹脂を塗布することによって曲げ強度などの物性は向上すると考えられるが、ポリウレア樹脂膜では、船舶との接触などによる衝撃で内部の発泡スチロールが凹みまたは破損することは防止できない。使用済みフロートの処理については、固形燃料化等によって熱エネルギーの回収が可能であるとしても、再処理にかかる費用等の問題もあり、材料としての再利用が可能であればその方が望ましい。
【0007】
本発明は、上記を考慮してなされたものであり、耐用年数が長く、かつ、使用済みのフロートを再利用して製造することも可能な構造を有するフロートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のフロートは、ポリスチレンフォームを含む芯部と、前記芯部の周囲を覆い、硬質ポリウレタンフォームからなる外周部と、前記外周部の表面を被覆する保護部とを有する。
【0009】
ここで、硬質ポリウレタンフォームにはイソシアヌレートフォームを含む。
【0010】
この構成により、フロートの耐用年数を長くできる。また、この構成により、使用済みフロートを芯部として再利用することもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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