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公開番号
2025098621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214873
出願日
2023-12-20
発明の名称
農作業機
出願人
小橋工業株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
A01B
49/04 20060101AFI20250625BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】走行機体と農作業機との前後重心バランスを改善すること。
【解決手段】農作業機は、複数の耕耘爪を有し、前記複数の耕耘爪が第1回転軸を中心に回転し、耕耘作業を行うロータリ作業部と、前記ロータリ作業部の後側に設けられ、第2回転軸を中心に回転するローラー部と、前記第1回転軸から地面に向かう第1垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第2垂線との間の第1距離が、前記耕耘爪の回転軌跡の下端と前記ローラーの下端とを結ぶ接線が水平のときの前記第1回転軸から地面に向かう第3垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第4垂線との間の第2距離以下となるように、前記ローラー部の位置を調整可能な位置調整機構と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の耕耘爪を有し、前記複数の耕耘爪が第1回転軸を中心に回転し、耕耘作業を行うロータリ作業部と、
前記ロータリ作業部の後側に設けられ、第2回転軸を中心に回転するローラー部と、
前記第1回転軸から地面に向かう第1垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第2垂線との間の第1距離が、前記耕耘爪の回転軌跡の下端と前記ローラー部の下端とを結ぶ接線が水平のときの前記第1回転軸から地面に向かう第3垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第4垂線との間の第2距離以下となるように、前記ローラー部の位置を調整可能な位置調整機構と、を含む、
農作業機。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記位置調整機構は、前記ローラー部の下端が前記ロータリ作業部の上端よりも上側に位置するように、前記ローラー部の位置を調整する、
請求項1に記載の農作業機。
【請求項3】
前記位置調整機構は、前記ローラー部を支持するアーム部を含み、前記アーム部を回動させて前記ローラー部の位置を調整する、
請求項1に記載の農作業機。
【請求項4】
前記位置調整機構は、アクチュエータを含み、
前記アクチュエータを駆動させることにより前記ローラー部の位置を調整する、
請求項1に記載の農作業機。
【請求項5】
前記位置調整機構は、伸縮式のネジを含み、
前記ネジを伸縮させることにより前記ローラー部の位置を調整する、
請求項1に記載の農作業機。
【請求項6】
前記ロータリ作業部の後側に設けられ、整地処理を行う整地部を含み、
前記第2回転軸が前記整地部の後端部から前記地面に向かう第3垂線よりも前記第1垂線の近くにあるように、前記位置調整機構は、前記ローラー部の位置を調整する、
請求項1に記載の農作業機。
【請求項7】
前記ロータリ作業部の前側に配置され、回転可能に支持されたディスクを有する、
請求項1に記載の農作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は農作業機に関する。特に、走行機体の後方に耕耘作業ロータ(「ロータリ作業部」ともいう)を備えた耕耘作業部および鎮圧作業部が装着され、走行機体(トラクタ)の前進走行に伴って進行しながら、圃場の土を耕耘および鎮圧する農作業機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、圃場の土を鎮圧する作業部材として、鎮圧ローラー(転圧輪)が用いられている。鎮圧ローラーは、支持部材とともに作業部材を有する。作業部材の形状としては一般的に円柱状のもの(作業棒という場合がある)が広く用いられる。特許文献1には、鎮圧ローラーを備えた農作業機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-93984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、農作業機に鎮圧ローラーが装着されると、重量の大きい構造物が走行機体から離れた位置に存在することになる。この場合、走行機体の後方にかかる荷重が大きくなるため、農作業機と農作業機が装着された走行機体との前後重心バランス(マッチングバランス)が悪化する。農作業機と走行機体とのマッチングバランスが悪化すると、トラクタの操縦性が悪くなり、走行機体を安定して走行させることができない虞がある。
【0005】
また、農作業機に鎮圧ローラーが装着されると、耕耘作業ロータを圃場の端部まで移動させることができず、圃場端部の耕耘を行うことができない。
【0006】
さらに、鎮圧ローラーが装着された農作業機、鎮圧ローラーが装着された農作業機が装着された走行機体をトラック等で運搬しようとした場合、鎮圧ローラーがトラックの荷台から後方にはみ出ししてしまい、安全に運搬することの妨げになる虞もあった。
【0007】
そこで、本発明は、走行機体と農作業機との前後重心バランスを改善することを目的の一つとする。また、本発明は、鎮圧ローラーを有して圃場の端部から耕耘作業を行うことができる農作業機を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、複数の耕耘爪を有し、前記複数の耕耘爪が第1回転軸を中心に回転し、耕耘作業を行うロータリ作業部と、前記ロータリ作業部の後側に設けられ、第2回転軸を中心に回転するローラー部と、前記第1回転軸から地面に向かう第1垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第2垂線との間の第1距離が、前記耕耘爪の回転軌跡の下端と前記ローラーの下端とを結ぶ接線が水平のときの前記第1回転軸から地面に向かう第3垂線と前記第2回転軸から前記地面に向かう第4垂線との間の第2距離以下となるように、前記ローラー部の位置を調整可能な位置調整機構と、を含む、農作業機が、提供される。
【0009】
上記農作業機において、前記位置調整機構は、前記ローラー部の下端が前記ロータリ作業部の上端よりも上側に位置するように、前記ローラー部の位置を調整してもよい。
【0010】
上記農作業機において、前記位置調整機構は、前記ローラー部を支持するアーム部を含み、前記アーム部を回動させて前記ローラー部の位置を調整してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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