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公開番号2025098685
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214999
出願日2023-12-20
発明の名称ワイヤハーネス組付体
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】防音性を向上することができるワイヤハーネス組付体を提供する。
【解決手段】電線7と、電線7の端末部に電気的に接続されたコネクタ9とを有するワイヤハーネス3と、ベース材11と、ベース材11の一面側に一体に設けられるカバー材13とを有し、ベース材11とカバー材13との間にワイヤハーネス3が配置される防音部材5とを備えたワイヤハーネス組付体1において、ベース材11とカバー材13とのうち少なくともいずれか一方に、複数の貫通孔15を設け、複数の貫通孔15が、単位面積当たりの開口率が異なる複数の開口領域17を有した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線と、前記電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスと、
ベース材と、前記ベース材の一面側に一体に設けられるカバー材とを有し、前記ベース材と前記カバー材との間に前記ワイヤハーネスが配置される防音部材と、
を備え、
前記ベース材と前記カバー材とのうち少なくともいずれか一方には、複数の貫通孔が設けられ、
複数の前記貫通孔は、単位面積当たりの開口率が異なる複数の開口領域を有するワイヤハーネス組付体。
続きを表示(約 87 文字)【請求項2】
複数の前記開口領域は、前記貫通孔の形状と、隣り合う前記貫通孔の間隔とのうち少なくともいずれか一方が異なる請求項1に記載のワイヤハーネス組付体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス組付体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネス組付体としては、電線と、電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスを備えている。また、ベース材としての多孔質体と、多孔質体の一面側に一体に設けられるカバー材としてのシート状体とを有し、多孔質体とシート状体との間にワイヤハーネスが配置される防音部材を備えたものが知られている(特許文献1参照)。このワイヤハーネス組付体では、シート状体に、複数の貫通孔が設けられている。シート状体に複数の貫通孔を設けることにより、貫通孔を設けていないシート状体に比較して、幅広い周波数領域で吸音することができ、防音性を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-67085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなワイヤハーネス組付体では、防音部材の全面に対して、複数の貫通孔が、均一に設けられている。複数の貫通孔が均一であると、防音部材のどの位置においても、吸音できる周波数領域が同じである。このため、従来の防音部材では、吸音できる周波数領域に限界があり、さらなる防音性の向上が望まれていた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、防音性を向上することができるワイヤハーネス組付体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体は、電線と、前記電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスと、ベース材と、前記ベース材の一面側に一体に設けられるカバー材とを有し、前記ベース材と前記カバー材との間に前記ワイヤハーネスが配置される防音部材と、を備え、前記ベース材と前記カバー材とのうち少なくともいずれか一方には、複数の貫通孔が設けられ、複数の前記貫通孔は、単位面積当たりの開口率が異なる複数の開口領域を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、防音性を向上することができるワイヤハーネス組付体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体の斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体の分解斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体のカバー材の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るワイヤハーネス組付体について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス組付体1は、例えば、車両に搭載された電源と機器との間、或いは機器と機器との間など、電気部品(不図示)の間を電気的に接続するワイヤハーネス3に適用される。ワイヤハーネス3は、一体に組付けられる防音部材5の内部に、所定の形状で配置される。ワイヤハーネス組付体1は、例えば、車両のドアトリムなどの対象部材(不図示)に組付けられる。対象部材に組付けられた防音部材5は、例えば、外部から車室内へ伝播される音を吸収し、車室内の静粛性を保持する。
(【0011】以降は省略されています)

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