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公開番号
2025098817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215201
出願日
2023-12-20
発明の名称
入力装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H01H
21/00 20060101AFI20250625BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】キー部を移動させるときの操作性を向上する。
【解決手段】キー部53が下方向Dに移動することによりタクタイルスイッチ72の出力値を切り替える切替部は、下方向Dに見たとき、キー部53の中心部から前方向Fに離間した位置に配置され、第1弾性部51は、電装基板70に支持され、前方向Fにおけるキー部53の下流側を支持し、キー部53が下方向Dに移動する際に弾性変形し、第2弾性部52は、電装基板70に支持され、前方向Fにおけるキー部53の上流側を支持し、キー部53が下方向Dに移動する際に弾性変形する。第1弾性部51は、下方向Dに見たとき、キー部53の中心部と切替部とを結んだ仮想線VLを中心に対称形状に設けられ、第2弾性部52は、下方向Dに見たとき、仮想線VLを中心に対称形状に設けられ、第2弾性部52の全体の剛性は、第1弾性部51の全体の剛性より大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
スイッチが実装された電装基板と、
キー部と、前記キー部を第1方向に移動可能に支持する第1弾性部及び第2弾性部と、前記キー部が前記第1方向に移動することにより前記スイッチの出力値を切り替える切替部と、を有するキーユニットと、を備え、
前記切替部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の中心部から前記第1方向に交差する第2方向に離間した位置に配置され、
前記第1弾性部は、前記電装基板に支持されると共に、前記第2方向における前記キー部の下流側を支持し、かつ、前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、
前記第2弾性部は、前記電装基板に支持されると共に、前記第2方向における前記キー部の上流側を支持し、かつ、前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、
前記第1弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の前記中心部と前記切替部とを結んだ仮想線を中心に対称形状に設けられ、
前記第2弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記仮想線を中心に対称形状に設けられ、
前記第2弾性部の全体の剛性は、前記第1弾性部の全体の剛性より大きい、
ことを特徴とする入力装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1弾性部は、前記仮想線を中心に互いに対称的に配置された第1脚部及び第2脚部を有し、
前記第1脚部は、前記電装基板に支持される第1端と、前記第2方向における前記キー部の下流側に接続される第2端と、前記第1端と前記第2端との間に設けられ前記第1方向において前記電装基板から離間した第1中間部と、を有し、
前記第2脚部は、前記電装基板に支持される第3端と、前記第2方向における前記キー部の下流側に接続される第4端と、前記第3端と前記第4端との間に設けられ前記第1方向において前記電装基板から離間した第2中間部と、を有し、
前記第2弾性部は、前記仮想線を中心に互いに対称的に配置された第3脚部及び第4脚部を有し、
前記第3脚部は、前記電装基板に支持される第5端と、前記第2方向における前記キー部の上流側に接続される第6端と、前記第5端と前記第6端との間に設けられ前記第1方向において前記電装基板から離間した第3中間部と、を有し、
前記第4脚部は、前記電装基板に支持される第7端と、前記第2方向における前記キー部の上流側に接続される第8端と、前記第7端と前記第8端との間に設けられ前記第1方向において前記電装基板から離間した第4中間部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記第1中間部は、先端に前記第1端が形成され前記第1方向に沿って延びる第1部分と、先端に前記第2端が形成され前記第2方向に沿って延びる第2部分と、を有し、
前記第2中間部は、先端に前記第3端が形成され前記第1方向に沿って延びる第3部分と、先端に前記第4端が形成され前記第2方向に沿って延びる第4部分と、を有し、
前記第3中間部は、先端に前記第5端が形成され前記第1方向に沿って延びる第5部分と、先端に前記第6端が形成され前記第2方向に沿って延びる第6部分と、を有し、
前記第4中間部は、先端に前記第7端が形成され前記第1方向に沿って延びる第7部分と、先端に前記第8端が形成され前記第2方向に沿って延びる第8部分と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記第1部分の前記第1方向の長さは、前記第2部分の前記第2方向の長さより短く、
前記第3部分の前記第1方向の長さは、前記第4部分の前記第2方向の長さより短く、
前記第5部分の前記第1方向の長さは、前記第6部分の前記第2方向の長さより短く、
前記第7部分の前記第1方向の長さは、前記第8部分の前記第2方向の長さより短い、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
【請求項5】
前記第2方向における前記第6部分の長さは、前記第2方向における前記第2部分の長さより短い、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
【請求項6】
前記第1方向における前記第6部分の厚さは、前記第1方向における前記第2部分の厚さより厚い、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
【請求項7】
前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向における前記第6部分の長さは、前記第3方向における前記第2部分の長さより長い、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
【請求項8】
前記第2弾性部は、前記第6部分と前記第8部分とを連結する連結部を有し、
前記第2部分と前記第4部分とは、連結されていない、
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
【請求項9】
前記キーユニットは、前記切替部によって前記スイッチの前記出力値が切り替わった後に前記電装基板に突き当たることにより前記キー部の前記第1方向における移動を規制する第1突当部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
【請求項10】
前記電装基板は、前記キー部を前記電装基板側から照射する発光素子を有し、
前記キー部は、前記発光素子から照射された光を透過する透光部を有し、
前記発光素子は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の前記中心部に重なる位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キー部の移動により出力値が切り替わる入力装置と、これを備えた画像形成装置とに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、キーユニットが、キー部と、キー部を支持する複数の弾性部と、弾性部を支持するベース部材と、を有し、複数の弾性部の剛性を異ならせて設けた入力装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-225280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された入力装置では、キー部を支持する弾性部は、キー部を押下方向に見たときキー部の中心部と切替部とを結んだ仮想線を中心に非対称形状に設けられている。このため、仮想線とキー部の押下方向とに直交する方向に関して、弾性部がキー部を支持する支持力が不均衡になるため、キー部を押下したときにキー部が傾斜しやすくなり、キー部の操作性が悪化するという課題があった。
【0005】
本発明は、キー部を移動させるときの操作性を向上できる入力装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、スイッチが実装された電装基板と、キー部と、前記キー部を第1方向に移動可能に支持する第1弾性部及び第2弾性部と、前記キー部が前記第1方向に移動することにより前記スイッチの出力値を切り替える切替部と、を有するキーユニットと、を備え、前記切替部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の中心部から前記第1方向に交差する第2方向に離間した位置に配置され、前記第1弾性部は、前記電装基板に支持されると共に、前記第2方向における前記キー部の下流側を支持し、かつ、前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、前記第2弾性部は、前記電装基板に支持されると共に、前記第2方向における前記キー部の上流側を支持し、かつ、前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、前記第1弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の前記中心部と前記切替部とを結んだ仮想線を中心に対称形状に設けられ、前記第2弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記仮想線を中心に対称形状に設けられ、前記第2弾性部の全体の剛性は、前記第1弾性部の全体の剛性より大きいことを特徴とする入力装置である。
【0007】
本発明の第2の態様は、スイッチが実装された電装基板と、キー部と、前記キー部を第1方向に移動可能に支持する第1弾性部及び第2弾性部と、前記キー部が前記第1方向に移動することにより前記スイッチの出力値を切り替える切替部と、を有するキーユニットと、を備え、前記切替部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の中心部から前記第1方向に交差する第2方向に離間した位置に配置され、前記第1弾性部は、前記電装基板に支持されると共に前記第2方向において前記キー部の下流側を支持し、かつ前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、前記第2弾性部は、前記電装基板に支持されると共に前記第2方向において前記キー部の上流側を支持し、かつ前記キー部が前記第1方向に移動する際に弾性変形し、前記第1弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記キー部の前記中心部と前記切替部とを結んだ仮想線を中心に対称形状に設けられ、前記第2弾性部は、前記第1方向に見たとき、前記仮想線を中心に対称形状に設けられ、前記キーユニットは、前記第2方向において前記キー部よりも上流に設けられる第2突当部であって、前記電装基板に突き当たることにより前記第2突当部と前記電装基板との接触部を中心とする前記キー部の前記第1方向への回動を許容する第2突当部を有することを特徴とする入力装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、キー部を移動させるときの操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る画像形成装置を示す図であり、(a)は概略断面図、(b)は斜視図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置に設けられた入力装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA-A線で切断した状態を示す断面図である。
(a)は第1の実施形態に係る入力装置を示す斜視図、(b)は電装基板を示す斜視図である。
第1の実施形態に係るキーユニットを示す図であり、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
第1の実施形態に係る入力装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB-B線で切断した状態を示す断面図である。
第1の実施形態に係る入力装置の動作を示す断面図であり、(a)はキー部が押下されていないとき、(b)はキー部の前方向側が押下されてタクタイルスイッチが切り替えられたとき、(c)は突当部が電装基板に突き当たったときを示す。
第1の実施形態に係る入力装置の動作を示す断面図であり、(a)はキー部が押下されていないとき、(b)はキー部の後方向側が押下されてタクタイルスイッチが切り替えられたとき、(c)は突当部が電装基板に突き当たったときを示す。
第2の実施形態に係る入力装置を示す図であり、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
第3の実施形態に係る入力装置を示す図であり、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
第4の実施形態に係る入力装置を示す図であり、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
第5の実施形態に係る入力装置を示す図であり、(a)は斜め上から見た斜視図、(b)は斜め下から見た斜視図である。
第5の実施形態に係る入力装置の動作を示す断面図であり、(a)はキー部が押下されていないとき、(b)はキー部の前方向側が押下されてタクタイルスイッチが切り替えられたとき、(c)は規制部が電装基板に突き当たったときを示す。
第5の実施形態に係る入力装置の動作を示す断面図であり、(a)はキー部が押下されていないとき、(b)はキー部の後方向側が押下されて規制部が電装基板に突き当たったとき、(c)はタクタイルスイッチが切り替えられたときを示す。(d)は規制部が電装基板に突き当たったときを示す。
比較例に係る入力装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。画像形成装置1は、4色カラーのトナー像を形成する電子写真方式のタンデム型のレーザビームプリンタであり、カラー画像を紙やOHP等のシート状の記録媒体(以下、シートSと称する)に形成可能である。図1(a)は、第1の実施形態に係る画像形成装置1を示す全体概略断面図であり、図1(b)はその斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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