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公開番号2025099345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215946
出願日2023-12-21
発明の名称店舗端末及び受付システム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】サービス券の利用に係る利便性を向上させることが可能な店舗端末及び受付システムを提供する。
【解決手段】実施形態の店舗端末は、施設を識別可能な施設識別情報と、前記施設を利用する利用者を識別可能な利用者識別情報と、前記施設の利用代金の導出に係る利用情報とを含む施設情報を施設毎に記憶する第1記憶部から、会計対象の利用者に係る施設情報を取得する第1取得手段と、各利用者の利用者識別情報と、当該利用者に配布された前記施設の利用に係るサービス情報を保持するサービス券とを関連付けて記憶する第2記憶部から、前記第1取得手段が取得した前記施設情報に含まれる利用者識別情報に対応するサービス券を取得する第2取得手段と、前記施設情報に含まれる利用情報と前記サービス券とに基づいて、前記施設の利用代金を算出する算出手段と、を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項１】
施設を識別可能な施設識別情報と、前記施設を利用する利用者を識別可能な利用者識別情報と、前記施設の利用代金の導出に係る利用情報とを含む施設情報を施設毎に記憶する第１記憶部から、会計対象の利用者に係る施設情報を取得する第１取得手段と、
各利用者の利用者識別情報と、当該利用者に配布された前記施設の利用に係るサービス情報を保持するサービス券とを関連付けて記憶する第２記憶部から、前記第１取得手段が取得した前記施設情報に含まれる利用者識別情報に対応するサービス券を取得する第２取得手段と、
前記施設情報に含まれる利用情報と前記サービス券とに基づいて、前記施設の利用代金を算出する算出手段と、
を備える店舗端末。
続きを表示（約 980 文字）【請求項２】
前記第１取得手段は、前記利用者が入場の際に利用を申請した施設の施設識別情報に基づき、当該施設識別情報に対応する施設情報を前記第１記憶部から取得する、
請求項１に記載の店舗端末。
【請求項３】
前記第１取得手段は、入場の際に入力された利用者の利用者識別情報に基づき、当該利用者識別情報に対応する施設情報を前記第１記憶部から取得する、
請求項１に記載の店舗端末。
【請求項４】
前記算出手段が算出した前記利用代金に基づいて会計処理を実行する会計手段を更に備える、
請求項１に記載の店舗端末。
【請求項５】
受付装置と会計装置とを有する受付システムであって、
前記受付装置は、
利用者を識別可能な利用者識別情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた利用者識別情報と、当該利用者識別情報の利用者が利用する施設を識別可能な施設識別情報と、前記施設の利用代金の導出に係る利用情報とを含む施設情報を第１記憶部に登録する登録手段と、
を備え、
前記会計装置は、
前記第１記憶部から、会計対象の利用者に係る施設情報を取得する第１取得手段と、
各利用者の利用者識別情報と、当該利用者に配布された前記施設の利用に係るサービス情報を保持するサービス券とを関連付けて記憶する第２記憶部から、前記第１取得手段が取得した前記施設情報に含まれる利用者識別情報に対応するサービス券を取得する第２取得手段と、
前記施設情報に含まれる利用情報と前記サービス券とに基づいて、前記施設の利用代金を算出する算出手段と、
を備える、受付システム。
【請求項６】
前記受付装置は、
前記受付手段が受け付けた前記利用者識別情報と、当該利用者識別情報の利用者が利用する施設の施設識別情報との何れか又は両方を含む受付伝票を発行する発行手段を更に備え、
前記会計装置は、
前記受付伝票に含まれた情報を読み取る読取手段を更に備え、
前記第１取得手段は、前記読取手段が読み取った情報に基づき、会計対象の利用者に係る施設情報を前記第１記憶部から取得する、
請求項５に記載の受付システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、店舗端末及び受付システムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、小売店や飲食店等の店舗では、消費者の囲い込み施策として会員サービスが提供されている。会員サービスでは、会員登録を行った消費者（以下、会員ともいう）に対し種々のサービスが提供される。
【０００３】
例えば、会員に対し、値引きや割引等に利用することが可能なサービス券を電子的に配布することが行われている。また、例えば、店舗の利用回数や店舗での購入金額に応じて複数段階のランクに会員を区分し、ランクに応じたサービス券を電子的に配布するようなことも行われている。サービス券の配布を受けた会員は、店舗においてサービス券の利用を申請することで、サービス券に応じた値割引等のサービスを享受することができる。
【０００４】
また、店舗又は店舗が有する施設の形態によっては、入場時に受付を行い、退場時に会計を行う取引形態が存在する。例えば、カラオケボックス店舗、ダーツバー、マンガ喫茶等のレジャー施設、あるいはスポーツジム、ゴルフ場、ボーリング場等の運動施設等では、店舗又は施設への入場時に受付を行い、退場時に施設の利用料、飲食した商品の代金等の会計が行われる。例えば、従来、利用者が占有して使用可能な占有区画を提供するための区画サービス提供システムが提案されている。
【０００５】
ところで、上述した取引形態では、消費者は受付を行う際にサービス券の利用を授業員等に申請することが可能であるが、施設内に比較的長時滞在することになるため、消費者自身が会計時にサービス券の利用を忘れてしまうことがある。また、店舗側においても、受付と会計とを同じ従業員が対応するとは限らず、伝達漏れ等の理由により、サービス券が利用されないまま会計が行われてしまうことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明が解決しようとする課題は、サービス券の利用に係る利便性を向上させることが可能な店舗端末及び受付システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
実施形態の店舗端末は、施設を識別可能な施設識別情報と、前記施設を利用する利用者を識別可能な利用者識別情報と、前記施設の利用代金の導出に係る利用情報とを含む施設情報を施設毎に記憶する第１記憶部から、会計対象の利用者に係る施設情報を取得する第１取得手段と、各利用者の利用者識別情報と、当該利用者に配布された前記施設の利用に係るサービス情報を保持するサービス券とを関連付けて記憶する第２記憶部から、前記第１取得手段が取得した前記施設情報に含まれる利用者識別情報に対応するサービス券を取得する第２取得手段と、前記施設情報に含まれる利用情報と前記サービス券とに基づいて、前記施設の利用代金を算出する算出手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る受付システムの一例を示す模式図である。
図２は、実施形態に係る受付端末の要部回路構成の一例を示すブロック図である。
図３は、実施形態に係る受付サーバの要部回路構成の一例を示すブロック図である。
図４は、実施形態に係るボックス別ファイルのデータ項目の一例を示す模式図である。
図５は、実施形態に係る会員サービスサーバの要部回路構成の一例を示すブロック図である。
図６は、実施形態に係る受付サーバ、会員サービスサーバ及び店舗端末の機能構成の一例を示す図である。
図７は、実施形態の店舗端末が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図８は、実施形態の店舗端末が表示するトップ画面の一表示例である
図９は、実施形態の受付サーバと店舗端末との間で行われる入場処理の動作例を示すシーケンス図である。
図１０は、実施形態の店舗端末が表示する利用人数入力画面の一表示例である。
図１１は、実施形態の受付サーバと会員サービスサーバと店舗端末との間で行われる退場処理の動作例を示すシーケンス図である。
図１２は、実施形態の店舗端末が表示する伝票読込み画面の一表示例である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、実施形態に係る受付装置、会計装置及び取引管理システムについて、図面を参照して説明する。以下に示す実施形態では、カラオケボックス店舗に適用した例について説明するが、この実施形態に限定されるものではない。
【００１０】
本実施形態において、カラオケボックス店舗とは、カラオケを楽しむための施設、いわゆるカラオケボックスを１つ以上備えた店舗である。カラオケボックスには、それぞれ固有のボックス番号が設定されている。ボックス番号は、カラオケボックスを個々に識別するために設定された一連の番号である。ボックス番号は、部屋番号等と言い換えることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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