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公開番号2025099564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216318
出願日2023-12-21
発明の名称動物用排尿処理材
出願人株式会社サンメイト
代理人個人
主分類A01K 1/015 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】消臭効果が高く使いやすい動物用排尿処理材を提供する
【解決手段】粉砕したわらと、ポリマーと、結合材とを有し、前記粉砕したわらの含有割合が重量割合で75～93%であり、前記ポリマーの含有割合が重量割合で5～20%であり、前記結合材の含有割合が重量割合で2～8%であるペレット状の動物用排尿処理材。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
粉砕したわらと、ポリマーと、結合材とを有し、
前記粉砕したわらの含有割合が重量割合で７５～９３％であり、
前記ポリマーの含有割合が重量割合で５～２０％であり、
前記結合材の含有割合が重量割合で２～８％であるペレット状の動物用排尿処理材。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
最も長い第１軸方向の長さと、前記第１軸方向に直交する第２軸方向の長さの比が、４：１～３０：１の細長い形状である請求項１に記載の動物用排尿処理材。
【請求項３】
前記結合材は、ＣＭＣであることを特徴とする請求項１に記載の動物用排尿処理材。
【請求項４】
前記粉砕したわらは、混合および成形前において、目開き３００μｍの篩（JIS Z-8801)による通過率が８０％以上である請求項１に記載の動物用排尿処理材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、猫用の猫砂などとして好適に用いられる動物用排尿処理材に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
ペット用トイレなどに敷く敷料などとして、優れた吸水性を有するパルプなどをペレット化したものが提案されている。また、ペレットに含有させる成分としては、木片などの植物片を用いることが提案されている（特許文献１等参照）。
【０００３】
一方、従来の植物片を用いる動物用排尿処理材は、ベンナイトなどを含む鉱物質な水膨潤性物質など、植物片以外の成分を多く含んでおり、密度が高くなる傾向があり、購入時や廃棄時などの運搬性や、取り扱い易さの点において課題がある。また、動物用排尿処理材に採用可能な植物片としては、様々なものが考え得るが、所定の植物片を採用した場合に最適な配合成分や比率などについては、ケナフなどの一部の植物についてのみしか提案されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第４６２９２１９号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、消臭効果が高く使いやすい動物用排尿処理材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る動物用排尿処理材は、
粉砕したわらと、ポリマーと、結合材とを有し、
前記粉砕したわらの含有割合が重量割合で７５～９３％であり、
前記ポリマーの含有割合が重量割合で５～２０％であり、
前記結合材の含有割合が重量割合で２～８％であるペレット状の動物用排尿処理材である。
【０００７】
本発明に係る動物用排尿処理材では、粉砕したわらを高い含有割合で含むことにより、ワラの優れた消臭効果を引き出すとともに、動物用排尿処理材を軽量化することにより、取り扱いやすく、また、運搬や廃棄なども効率よく行うことが可能である。また、粉砕したわらに対して、ポリマーおよび結合材を所定割合で含むことにより、高い吸水性を奏するとともに、排泄物の液体成分を効果的に吸収したのち膨潤して纏まることにより、軽量で取り扱い易い動物用排尿処理材を実現する。
【０００８】
また、たとえば、本発明に係る動物用排尿処理材は、最も長い第１軸方向の長さと、前記第１軸方向に直交する第２軸方向の長さの比が、４：１～３０：１の細長い形状であってもよい。
【０００９】
このような動物用排尿処理材は、従来のペレット状の排尿処理材より細長いため、排泄物の液体成分を吸収して膨潤した際に、容易に隣接するペレットと絡まり合ってまとまるため、汚れたものだけを容易に選択して廃棄することができる。また、細長くすることで、従来のものに比べて表面積比率が高くなり、優れた吸水効果と消臭効果を奏する。
【００１０】
また、たとえば、前記結合材は、ＣＭＣであってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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