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公開番号
2025099721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216607
出願日
2023-12-22
発明の名称
通信装置、制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
16/26 20090101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】親ノードとの間の無線リンクが切断されるような電波が届きにくいエリアに移動又は存在するMBSRも、安定した通信サービスを継続的に受けることができる仕組みを提供する。
【解決手段】MBSR(Mobile BaseStation Relay)の動作機能を有する通信装置であって、自ノードと親ノードとの間の無線リンクが切断された場合に、MBSRの動作機能を有する他の通信装置に対して、自ノードと親ノードとの間で他の通信装置を介して通信が行われるように、中継要求を送信する中継要求手段を有することを特徴とする、通信装置が開示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
MBSR(Mobile BaseStation Relay)の動作機能を有する通信装置であって、
自ノードと親ノードとの間の無線リンクが切断された場合に、MBSRの動作機能を有する他の通信装置に対して、自ノードと親ノードとの間で前記他の通信装置を介して通信が行われるように、中継要求を送信する中継要求手段を有することを特徴とする、通信装置。
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【請求項2】
前記中継要求手段は、自ノードと親ノードとの間の無線リンクの切断を検出する検出イベントをトリガーとして、前記中継要求を送信することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
自ノードと親ノードとの間の無線リンクが切断される前又は後に受信した報知信号に基づいて、前記中継要求の送信先の前記他の通信装置を決定する送信先決定手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記送信先決定手段は、前記報知信号の送信元が複数存在する場合に、複数の送信元のうちの、通信品質が最も高い送信元を、前記中継要求の送信先の前記他の通信装置として決定することを特徴とする、請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記中継要求手段は、SSB(Synchronization Signal Block)メッセージ又はRRC(Radio Resource Control)メッセージを用いて、前記中継要求を送信することを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記他の通信装置から中継専用で接続の応答があった場合に、前記他の通信装置への接続を決定する接続決定手段を更に有することを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナーとして機能する通信装置であって、
子ノードとして接続中の第一のMBSRとの無線リンクが切断された場合に、配下の第二のMBSRに対して、切断された第一のMBSRの中継を行うように中継要求を送信する送信手段を有することを特徴とする、通信装置。
【請求項8】
前記第一のMBSRが接続可能な対象ノードであって、IABドナー又はIABノードとして機能する対象ノードが配下に存在するか否かを判定する判定手段を更に有し、
前記送信手段は、前記判定手段により前記対象ノードが存在しないと判定された場合に、前記第二のMBSRに対して前記中継要求を送信することを特徴とする、請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記判定手段は、配下の一つ以上のノードの位置情報に基づいて、前記一つ以上のノードの中で前記対象ノードの有無を判断することを特徴とする、請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記送信手段は、前記第一のMBSRとの無線リンクの切断を検出する検出イベントをトリガーとして、前記第二のMBSRに対して前記中継要求を送信することを特徴とする、請求項7に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))においてセルラ通信規格が策定されている。3GPPにおけるセルラ通信規格(以下では「3GPP規格」と呼ぶ。)においてアクセス回線とバックホール回線とを統合したIntegrated Access and Backhaul(IAB)の規格化が進行している(特許文献1参照)。
【0003】
IABでは、基地局(gNB)とユーザ端末(UE、User Equipment)との間のアクセス回線に用いられる無線リソースが、バックホール回線においても使用される。例えば、IABにおいて、28GHz帯等のミリ波帯の無線リソースが使用されうる。IABを用いることにより、中継装置(IABノード)が基地局装置(IABドナー)と端末装置との間の通信を無線回線によって中継することができ、光ファイバ等の有線回線を用いる場合と比較して、安価にエリアカバレッジを拡大することができる。
【0004】
これまで3GPPの標準化フェーズとなるRelease17までに固定基地局(移動を伴わないIABノード)について仕様策定を実施してきた。
【0005】
現在の3GPPではRelease18のフェーズに進んでいる。そこでは、ユースケースとなる車載リレー(Vehicle Mounted Relay)の議論が積極的に行われている。また、そのユースケースを実現するためのアーキテクチャやプロトコルの仕様策定としてモバイルIABまたはMobile BaseStation Relay(MBSR)の議論が積極的に行われている。ミリ波を用いるIABにおいて遮蔽物等の影響によりIABノードからの電波が届きにくい場所(ビル街等)では、MBSRはIABドナー及びIABノードへの接続(通信サービスのカバレッジ)を継続することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2019-534625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
3GPPのRelease18では、IABトポロジにシンプルにMBSRを参加させるべく、MBSRの配下に更にIABノードが接続されないよう制限する方向で規格策定が進んでいる。つまり、MBSRはシングルホップのみに対応している。一方、MBSRの配下に更に他のMBSRを接続するマルチホップ構成を構築できるようにすると、パスの柔軟性を高めることができる。この場合、セルカバレッジエリアを柔軟に拡大にすることが可能となると想定される。
【0008】
本発明の1つの側面としては、親ノードとの間の無線リンクが切断されるような電波が届きにくいエリアに移動又は存在するMBSRも、安定した通信サービスを継続的に受けることができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1つの側面としての通信装置は、MBSR(Mobile BaseStation Relay)の動作機能を有する通信装置であって、
自ノードと親ノードとの間の無線リンクが切断された場合に、MBSRの動作機能を有する他の通信装置に対して、自ノードと親ノードとの間で前記他の通信装置を介して通信が行われるように、中継要求を送信する中継要求手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の1つの側面によれば、親ノードとの間の無線リンクが切断されるような電波が届きにくいエリアに移動又は存在するMBSRも、安定した通信サービスを継続的に受けることができる仕組みを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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